赤井谷滝川沿いを登り南奥駈に下山は嫁越峠から
2009/03/16

「この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号号)」
歩行データーを失いました
全コースタイム8時間でした
地図青い波線は最初の予定コース
釈迦ヶ岳の峠の登山口から太尾を登りP1434から赤井谷に下り大日岳に登るルートで家を出た所が、旭の発電所を過ぎしばらく行くと車が道の真ん中に止めている。ナナ何と非常識なと怒り心頭で車を降りるとその向こうは土砂崩壊アララララ、これは困ったドウしよう。そこが今回の同行者四人、N夫婦とシマヤン、速コース変更 じゃ、ほんみち教から入ろうと笹の滝の有る林道内原線に向かうが、ほんみち教のゲートは固く閉じられ奥にはいるルートが分からない下調ベガ無いからだ、困った。 と N女、昔この上から下った事がある。と言いだしたそれじゃここから登ろうと右手の山肌に取付いた。
ゲート手前にケープル設備がありこの下にトイレがあった。車は路駐、一台がやっと、沢山なら笹の滝に置く事が出来る
直ぐに綺麗な発電室小屋、その上に巨石取り出し場、その上に道が走っている。直に登る踏み跡と左手に捲き道、
もちろん捲き道を進む、がナナ何とほとんどが橋状のトラバス道、橋が山肌に引っ付いた感じだ
おまけに古い古すぎる。体重のあるショウタンが乗ると見事に板を踏み抜いた ウー、怖いと言ってられない
根だ木に足を乗せそろりそろり、50分近く時間を掛けほんみち教の施設に着いた。

 

教会の職員がいた、釈迦ヶ岳の釈迦像修復時にお会いした方がいた。通行を願い出た。
快くOKだ、おまけに注意点まで教えてくれた
この施設に来る道はケーブル設備の直ぐ上の左手、滝川を渡って旧道を歩いてくると聞いた。
時間は係ったが私たちの通ったコースは山家さんとしては面白度100%だが危険度も相当高かった

正しい道はこの看板の横から滝川に下って行く
 
教会内の青い橋を渡り右岸出でる。帰りはこの橋の東側の掘割りを下って行くのが旧道だ

            

右岸沿いを登って行く、道は最高の整備状態です。やがて地図上で嫁越峠の分岐(ドウノ谷分岐に出る
左手の小道にと登って行く この付近から見事にマークが打たれている。この山域の太尾、釈迦ヶ岳、大日山、太古の辻、南奥駈道とほんみち教の所有地で山をほんみち教が守ってきたと聞く、この自然はほんみち教が無ければ今は植林内だっただろう
このマークが無いと歩けないほんみち教の子供のために打ってあると聞いた。理解がいるマークだ

                     ドウノ谷分岐付近
            
綺麗な谷だ、道とマーク通りに登ればいい、この谷歩きは初心者に最高のルートだろう
途中で沢を左岸に渡り小休止したがもともと時間に無理がある。短時間で周回となると南奥駈道に突き上げ、嫁越峠下山が最短だ
            
上手くすれば太古の辻にトラーバースで行けるかも知れないとの期待もあったがこれは谷が思ったより深く時間が係るだろうとやはり南奥駈け道に突き上げた。天狗山に近い一つ手前のコルだ。何とこのルートにテープが打ってあった。これは登山者だろう
突き上げて行くと最後の標高差100mは急傾斜の胸突き八丁だった
尾根に出ると風が強い、風を避け昼食休憩とした
                                南奥駈に続く尾根の様子
            

           昼食も素早くすまし奥駈け道を嫁越し峠にと向かう
                                      天狗山と奥守岳
            
天狗山には三等三角点がある            三等三角点、天狗岳三角点の記
点名 天狗岳 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−釈迦ヶ岳 
測地系 世界測地系 
緯度 34°05′28.8633 
経度 135°54′04.5903 
標高 1536.81 m
基準点現況 状態良し
所在地 奈良県吉野郡下北山村大字前鬼字四ノ谷222−2
埋標 明治36年6月23日
奥守岳1510m15分下ると嫁越し峠だ
この峠には道標があり悪路とある。何度も通って悪路の表示は知ってはいた。悪路とは道が悪いが道があると言う事だろう
自信満々にここから赤井谷に下る事にした。所が

            
踏み跡くらいは在るだろうと地図を読みだいたいその通り下って行くがそんな物は見つからない
アレーだ、ますます慎重に地図を読むが無い、何度読んでも位置は間違いがない
ここは悪路ではなく、道が無くなっていたのだ。山が抜け道が消えてしまったのだろう
奥守岳から滝川に派生する尾根に道があったのだろうがその有ったであろう位置は山抜けが著しい
奥守岳から派生する尾根に登り返す事ができない山抜けの位置だった。谷下りを決定した
今日のメンバーは少々のルートはOKだ、ロープ準備もある
 

                    
支谷からドウノ谷に下り込む、ドウノ谷は綺麗な谷だ、石は大きいが歩きよい,
慎重に下る、
  
最後にドウノ谷と滝谷出会いの沢越えで苦労した。吊り橋が無くなり上手く渡るルート探しに時間が係った
滝川を超え、ほんみち教の施設のある前の橋を右手に掘割りを越えると旧道があった
旧道終点は行き止まり、ソノ手前2〜300mに川に下り込む整備された細い階段がある
そこを下り込み滝川を渡り登り返すと、林道に出る。丁度私たちが登りはじめた反対側だ
知らないとはこうゆう事か、
滝川は綺麗な川、ましてこの滝川を流れる赤井谷は私の知る限りでは信州の上高地に勝るとも劣らない綺麗な谷だった
秋の紅葉、春の新緑、夏の渓流、冬の樹氷とオールシーズンで楽しめる所と確信した

滝川渡渉と 掘割りにある旧道の看板
            
                            旧道入り口にある看板と滝川に架かる橋
            

この谷に入るにはほんみち教に連絡が要ります。電話のみで快く許可が出ます。旧道入り口の道標  
                             
                                ほんみち教連絡のTEL07463-5-7654
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