黒嶽649.6mと悪四郎山781.6m、を十丈峠周回
2011/02/08
単独


コースタイム
立田P08:32-尾根09:10-悪四郎山09:35-林道11:31-悪四郎山12:00〜12:25アルバイト時間35分ー十丈峠13:30-
十丈又林道13:58-立田P15:00
総時間6時間28分
悪四郎山、いかにも悪人が住んでいそうな山だが、熊野古道 中辺路にある山だ
名前の由来は、この山に住んでいた強力でとんちに長けていた人の事で、悪人ではなく勇猛な人と言う意味らしい
伝説上の人ではなく、実在していたらしい。山頂下に畑跡が感じ取れた
で、ショウタンは悪四郎山に登りたく長年暖めていた山の一つです
熊野古道が中腹を通っているがここからでは余りにも簡単と反対側の南から周回ルートを組んだ
同じ行くなら一度登った事のある 黒嶽をも踏んでみたかった
黒岳と東の鷹の巣山の周回の話は聞くが悪四郎山と黒嶽の周回は余り聞かない
面白そうだとコースを組んだが、林道の、のり面下りが手持ちのロープで足りず懸垂下降が出来ず急遽コースを変更した
和歌山市から高速道路を南下して田辺市に、田辺市からR311に入り滝尻で富田川を渡り、R371に入り中辺路町大川内から立田の尾根先に向かう。いつものようにマピオンの力をお借りしたい
狙い通り立田の尾根先はうまく下山できる地形だ。鳥インフルエンザ問題が出て鶏舎横に駐車できるか心配したが問題は無さそうだ
地図にある建物は鶏舎だが、作業音はするが鳥の鳴き声は聞こえない
テレビで見る石灰が道に撒かれていた。とにかく尾根先に路駐した
  
地図にある一軒家奥から入る
地元民に聞、ここに古道がある事を知っていた
コースは2コース、谷沿いと尾根道、距離の近い谷道を選んだが踏み跡は薄い
一軒家は廃屋で、家の裏直ぐ左手に尾根道、真っ直ぐが谷道、どちらもハッキリしなかった
タダ、道からの入り口にはテープが打たれていた
道横の雑木にテープがあったがソノ後は見あたらない
薄い踏み跡を谷に入り小さな尾根に登り尾根先を巻くように小道が谷上に伸びるが一部は小さく抜ける所がある
ショウタン的にはルンルンだが時たま立ち止まりルートを読んだ
途中に小さな炭焼き窯跡が有るが、その下を谷に沿って登って行く
尾根に出る手前は急登だった
  
尾根上の大きな木にテープが巻かれていたが、下山時には尾根から道はわかりづらいだろう
少し黒嶽山頂側に広い棚がある。これが一つの目印か、又は尾根にヤヤ大きな石が2〜3有った
 
山頂への登りはけっこうな急登、西側を巻登るようにテープがあったが、直登で汗を流す
山頂は以前よりヤヤ見晴らしが良くなっていた。木をアザケタようだ
四等点が鎮座する。
嶽山が見晴らせた
 
四等三角点黒岳
北緯
東経
標高(m)

休憩もソコソコに、尾根を北に熊野古道に向い縦走する
前回はほとんど見なかったテープが七夕様顔負け状態だ
P617登り手前に標識があり、尾根から登るとここに出るようだ
尾根に向かってテープが賑やかだ
617ピーク越えはシンドイだろうと、小さな踏み跡を見つけ巻き巻きコースを歩いてみたが、距離が有りすぎる
途中で尾根に登り返した。巻き巻きは失敗だ。素直に尾根を越そう
尾根に出た所は広尾根だったが踏み跡がある。とにかくコンパスで方向を探る
この付近になるとややブッシュだが、小さくテープが打たれている
 
測量点505は林道になっている。ここからさらに尾根を登りP711に向かう
  
最初はヤヤ雑木がジャマをするが自然林になると尾根は美しい
雑木と植林境界になるとこれは急登だが、登るに楽しい

白いテープが巻かれていた ワーヲ、好き者はいる。ルート取りが一緒だろう
   
P711の山頂にも巻かれていた
モウ一種類のテープも、地図を読んでいれば見えてくるルートは皆同じなんだろうな
林道に向かってコンパスを取る
広尾根だ少し慎重に取った
尾根に乗り、林道に出る。尾根は林道に削られているが登りは心配ない
林道に出るルートが必ずあるが、尾根から下る時に林道ののり面下りが出来ない時がある
今回も下りにそれが出た
  
削られた登り側に階段が作られていたが、少し林道を歩き上写真の所から熊野古道に出た
この距離が一番近いからだ。階段もあり道が有った
熊野古道に出ると標識や看板が賑やかで道は超ルンルン
地形から悪四郎山に取付く

熊野古道                      悪四郎山尾根取り付き           悪四郎山へ
  
悪四郎山へは最初は踏み跡が濃いがダンダン薄くなる
山頂に出ると三角点が鎮座していた                            
  
基準点コード
ICタグ(ucode)
等級種別
冠字選点番号
基準点名
測地系
北緯
東経
標高(m)

山頂でユックリして昼食だ
世界遺産に成る前だったのだろうが、ここに三角錐が作られ点の測量櫓が有ったのだろう
私はこの測量櫓を見たのは笠塔山に登った時だった。モットシッカリした写真を取っておけば良かった
                                    小さいが後の櫓が持平山の三角錐↓
 
お昼も済ませ、サア下山だ。
コンパスを取り下山尾根に向かう。アラ 先ほどから見かける目印が同じ尾根に下って行く
好き者は多いな
少し真剣にコンパスを取り、下り尾根に乗る ルンルン 花木を採るなと小さな看板が、道が有るのだろうと読む
と下に白い物が ウン 林道か デターーー
登りに横切った林道がこの下まで伸びている 
広い林道だ。広ければ広いほど山側ののり面は高く削られている
ワーオ 下れない、見通し範囲内は10m程度、手持ちのロープは20m、少し足りない
ロープを残置するには10000円はチト痛い。回収をしなければ降りられるが、
考えている間に引き返せ、悪四郎山に引き返し、別ルートを読む
少し距離があるが、十丈峠を下ろう。決断は早い
熊野古道に下り、十丈峠に下る
流石、熊野古道 悪四郎山の謂れ、小判地蔵、十丈王子、道標 トイレと賑やかだ
  
コンパスより地形で歩く
十丈峠らしい所に出た
地図と道が違う。少し慎重に成るがここだろう
下り道は踏まれていないが、少し下るとハッキリと道が出て少し手が入っていた
十丈又への下りは少しは荒れているがルンルン 途中に姿の良い地蔵が出た
分岐もあるが主道は分かるだろう。ルンルンと下り、十丈又から国道に出て立田に向かう
車道も田舎のハイキングととらえれば景色がよい
最後に少し古道が残っている部分を地形から探り、小さくパスをして、車に帰り着いた
                                                       十丈又
  

最後のパス道
        
パス道を登りきった所に変った地蔵様??が祀られていた。
  
鶏舎で作業の音がする
田辺市の車が私を追い抜き鶏舎に入っていった
鳥インフルエンザ対策に忙しそうだった
戻る
「このページの地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平21業使、第652号
)」