モジキ谷からバリゴヤの頭 下山は大川口 2010/05/22 2人 |
赤は今回の軌跡 青い軌跡は2010/04/18日に下った軌跡 |
ここのところバリゴヤの頭に縁がある。 金剛山で有名な奈良の爺々さんが単独で登ると聞き、単独は危険と押しかけ同行を願った コースは2010/04/18に下った尾根の北側の南谷を挟んだ尾根だ 最後の部分は目で見て知っている。おそらく岩稜だろうと、岩登攀の装備で登った 所が行ってみなければ分からない物だ。ルートは見事に開け一番安全なコースだった 時間と体力と技術が伴わなければ危険だった各コース、 今回登ったコースが確立されれば比較的バリコヤの頭は近くなるだろう(ショウタン的) とにかくこの山に登った時の代表ルートをリンクしておこう 2008/10/11 2008/06/24 2004/08/06 |
とにかく急な話だ、 今回のコース尾根を登った人は少ないだろう。 大川口から登ってもこれを下りに利用する方は少ないだろうと、臍曲がり2人はそんなコースでバリゴヤの頭のルートを組んだ 一台を大川口にデポ モジキ谷の山の神様が祀られた前の細道からモジキ谷奥にと入って行く 道は良い 一つ目の谷は南谷で発電用の取水口があるのだろう南谷沿いに小道が入る これを無視して尾根先から登ればいいが、少し奥に様子見に入ると南谷と書かれた看板があり、水路道がある ここから取り付き、適当に尾根に登った |
尾根を登ると小道が出た。マサカ上まで続いている訳もないが、様子見にこの道を歩いたがどうやら上には登っていないようだ 適当に又尾根に入り目標尾根を目指すが、前方に緩やかそうに見える尾根があった その尾根を登るのが一番楽沈だろうと見たがもう遅い ポイントP895を目指して登り目的尾根に修正した この橋は腐り危険と見た |
広尾根を適当に登り目標に向かって行く 標高1000m付近でテープが出た 比較的新しいテープだ、今年の物だろうと見た。その他はテープは無い 標高1000m付近から自然林に変わる。目標を標高1350mのフラットな地点に決め本当にユックリと登る ↓1350m付近 左手に樹間から大日岳や稲村ヶ岳が美しい それよりもこの尾根の石楠花は満開で今年見た中で最高だった |
とにかく1200m付近から傾斜が出だすが危険度は何もない。 1230m付近は痩せ尾根だが問題はなく、この上から1400m付近までゴロ石が出る 落石に注意が要るが登りよい広尾根で標高1450mで岩稜が出た 下から見ると一抹の不安があったが、鹿が道をこしらえていた どうやら岩稜帯も道があると見て鹿道を登ると見事に道があり岩稜を巻き込んで行く 下から見て中央の大岩?の右手を登ると岩の割れ目に上手くルートがあった 書けば簡単だが、傾斜が有り体力はいる 爺々さんは尾根に準じ、ショウタンは少し下を巻きながら登ったがどちらも同じレベル 尾根は痩せているが問題なく歩ける(ショウタン的に見て) 見覚えのあるコルに出た。ここからはルートが分かるが地図でコンパスを取り慎重に方位を決める 少し木がアザケられた。大峰強力と書かれた所に出て、バリゴヤの頭に向かう 大川口からのルートに出くわす。これを踏み跡に準じてバリゴヤの頭に向かうが案外時間が係る 又、ここからの方が油断ができない バリコヤの頭で昼食だが2人の貸し切りだった事は言うまでもない 登り総時間4時間20分 |
昼食を済ませ下山に係る 前回捲いた所を直登してみた 簡単そうだが誰もピークを越えてこないらしい。 とにかく越えてみようとルートを探して登るがここは身の軽い、爺々さんがリードする ハーネスとデイリーチェンで滑落から身を守りながら登るが、苔下は岩で滑る 石楠花をかき分け登りきり、先へと進む、アララ、今日のロープは8mm30mと20m二本だ これでは足りない空中懸垂の岩場が出た と左手に見覚えのあるルートが、結局前回捲いたルートを下るしか方法がなかった |
前回登ったチムニーを下るが、補助ロープを下ろして下るも良いが、岩に支点が取れた 2人はエイト管で懸垂で下った |
この付近から七夕さん宜しくテープが出る 下りは難しいとテープに準じる事にした ほとんどの小さな岩稜は捲いてい。この巻ルートにテープが打たれていた 3メートルや5メートル程度の簡単な岩は直登で登った経験から捲きルートは記憶が薄い なんやかんやと下って行くが登りとソウ時間が変わらないように思った どうしても捲く事ができない5m程度の岩場、最初はロープで、前回はアブミで登った所に出た この付近は上からだと下りのルート取りが難しい 尾根そのままだと15m程度の空中懸垂になるが、ショウタンは記憶にある 小さな台状の所から懸垂下降した 小さな岩や急斜面はエイト管の方が時間が早くて下りよいような気がするのは私だけだろうか この下の登りではロープも使わないで登った所だがロープも出している、安全に越した事はない エイト管で懸垂下降だ 1450m付近 ここを過ぎれば懸垂下降は必要がないが、小さな岩稜を巻下るのは危険と言えるだろう 経験の少ない人は良きリーダーと下って欲しい この付近を過ぎるとモー、テープに沿って下るのがベターだろう コンパスの方向には下れない事も多々あり、途中で尾根間違いをしかけたが、爺々さんがGPSで方向を修正した この時のトラバースは結果テープ道より良かった マアなんやかんやと下るが、下りはやはり経験が物を言うようだ 良いルートで下れたのだろうが、何せロートル2人、慎重にコースは選んだ |
国道309号線が見えた。大川口まで歩くが満足度は大きかった 下り総時間4時間30分係っていた 奈良の爺々さんの記録にリンク |
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