ほたるの湯から向山経由長者ヶ峰
2010/03/21
Aチームにて
4人
長者ヶ峰650.75mの由来は知らないがふくふくしい良い名前だ、今回で三度目のトライだが山頂の様子は記憶になかった
有田郡広川町ほたるの湯から向山に登り四等三角点小津茂を通り長者ヶ峰に登りP645から小鶴谷を挟んだ北の尾根を下る
国土地理院地図を頼りに登る我がAチーム、何が出るやら面白い事が多い。
国土地理院もライブで地図の書き換えをするわけでもなく地図にない林道や三角点が現れそれは面白い
今回は、バリエーション and ルートハンティングと言った所だろうか 

 コースタイム
 8:23 ほたるの湯 9:18 下山田三角点 11:33 小津茂三角点 12:07 長者ヶ峰三角点 14:31 広川ダム堰堤下

海南市から長峰トンネルを越え湯浅御坊道路を下り広川南インターで降り、ほたるの湯に向かう
落合の三叉路を南に入り直ぐにほたるの湯に向かう新道が出来ている
ほたるの湯から小鶴谷に入り、何やら小屋らしい物の前から川を渡り急な尾根に取付く
小川は簡単に渡れそうだが岩が滑る。身軽くdanchoさん続いて別ルートでソウル氏、見れば片足が水の中 (^_^;)
アレ怖いとT女が言うが素知らぬ顔で先に行くショウタン、今日のメンバーは面白い


ほたるの湯と向山               ドボンをこらえるソウルさん        鹿のウンコ道と呼んだ急傾斜       
  
とにかく急傾斜を登って行く、国土地理院の測量テープがあるが道にあるのは鹿の糞、道らしい所を這い登る
途中で植林道らしい物が右手に伸びていた。新道付近から登るルートが想像できた
標高200m付近でフラットになり小道が出て尾根を登ると250m付近でユンボが捨て置かれていた
何とどこからか林道があるようだ

斜面                         鹿の糞を運ぶ虫              フラットになり
  

ユンボが捨て置かれていた先で尾根に入り一登りで三角点下山田のある山頂に出るが、ナナ何と不明な小屋と車二台が捨て置かれている

                                                      三角点下山田
  

基準点コード TR35035715801 
点名 下山田 
冠字選点番号 金 60 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 田辺−御坊 
測地系 世界測地系 
緯度 33°58′01.0847 
経度 135°13′32.6413 
標高 327.33 m
基準点現況
現況状態 正常 20080725 
所在地 和歌山県有田郡広川町大字下津木字下山田1357番地 

三角点前を林道が走り双耳峰の山頂のある南東方向に林道が走っている。和歌山の低山は本当に林道が多い
双耳峰の高い方を山頂と決め銘板を揚げてみた。

  
林道はどう伸びているか分からない、地図読みで尾根を通るがこれが、間伐材が行く手を遮る歩きにくさだ
やがて、左手に林道が見えた。続いているのか分からない。林道を歩き又尾根に入る、この付近は和歌山でビシャコと呼ばれる花木を栽培している山林だ、急登になったりフラットになったり、ここだこの地点だと読図する

  
後少しでP442mと言う所で突然道が現れ下れない オヨヨ、右にソウル氏、左にdancyo氏、下りよいと見て左にショウタンとT女
登り口を探して左に(東)歩き階段を見つけP442mに、その山頂に何やら怪しい鉄塔が、最近見かける物だが、dancyoさんの推測は風力発電のデーター塔では無いかと想像する。最近和歌山の山でよく見かけるようになった。 
と成ると下の林道は施設作りの下準備か、どこから来るか分からないが、エコ発電自然を砕きエコ叫ぶ 川柳が出来た


  

HPを書きながら気づくが、この地点に室川トンネル上の室川峠から登るのも良いだろうが風力発電施設で行けないかも
次の目標点、P494までの尾根下に先ほどの道が延びている。キット長者ヶ峰下まで伸びてるさ、と話し合う これがピンポーンだ
四等点小津茂は小津茂集落から登る小道有りとある。ここからの長者ヶ峰も良いだろう

  
基準点コード TR45035725001 
点名 小津茂 (こづも)
冠字選点番号 K州 5 
種別等級 四等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 田辺−川原河 
測地系 世界測地系 
緯度 33°57′49.7798 
経度 135°15′14.3431 
標高 518.26 m
時々登山者らしいテープがある。この尾根を利用する登山者も多いのだろう。踏み跡もありルンルンだが、歩速度が早い、
老人ショウタン息も絶え絶え、心臓パクパク、長者ヶ峰山頂にdancyoさんが座っていた。リュックに石でも入れたろか
 

林道西原樫山線
基準点コード TR25035726001 
点名 長者ケ峰 
冠字選点番号 呂 16 
種別等級 二等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 田辺−川原河 
測地系 世界測地系 
緯度 33°58′26.4189 
経度 135°15′32.9503 
標高 650.75 m
基準点現況
現況状態 正常 20070911 
所在地 和歌山県日高郡日高川町大字高津尾字字伊佐ノ川1664番地 
選点 明治34年6月18日 ...
点の記には林道西原樫山線から登るとある
三角点からほんの少し4〜50m先に林道西原樫山線に下る小道がある(テープ有り)ここで風を避け昼食、
所がマタマタ大チョンボ、弁当を忘れたショウタンは、右や左の皆々様、オムスビ半分下さいな、
非常食を取り崩し頂いたオイナリさんがメチャ美味しい 又反省
下山は、長者ヶ峰650.7mから二つ目の小ピークから下る。これがなんと小道が下っている
ルンルンと下る。
 
この下り尾根に三角点は無いのかと話したとたんに四等点が現れた。マダ基準点成果閲覧サービスにも反映されていない新しい点だ下るまでに2箇所が出た

右手に林道が出た。尾根に小径、やがて二つが出合うが林道の下る所が予測できない
尾根にこだわり、予測できる所は林道を歩き、下って行く
どこかに車が入れるらしく、紀州備長炭の材料のウバメガシが切りそろえられている。
見晴らしが出て、向こうの尾根に風力発電が山に並ぶ、本当にエコなのか、山の気流が乱れ何か起こらなければいいが
  

地図を見て道を推測しながらルートをハンティングする。予測は当たったり外れたり、
  

二つ目に三角点が出て、少し難しく下ろうと小さな尾根を指定するdanchoさん
少し間伐材に悩みながら下る
  
先頭ソウルさんはスイスイ、予測下山尾根に出る所でマタマタ小道が、これじゃ小道を下る意外に手は無いと
小道ルートを予測しながら下るが、ショウタンの感が外れ予定尾根と少し違ったがこれが良かった
山ノ神が祀られた尾根先は、。広川ダム下の公園だ、桜下に提灯が飾られた公園は三分咲きの桜
今日も楽しいルートだった。又アレンジしてこの山域も歩いてみたい満足度100%のコースだった
  
ほたるの湯で汗を流し足をいたわり、ビールを飲んで締めくくった
向山
戻る

「このページの地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平21業使、第652号
)」