2月の大普賢岳1779.9m

2008/02/17
シマヤン、ショウタン
コースタイム
登り5時間
和佐又ヒュッテ08:30→和佐又分岐8:55→笙の窟10:05→日本岳コル10:25→石の鼻10:46
小普賢岳11:10→小普賢コル11:35→1670m?撤退地点、13:30

下山
3時間10分
撤退地点13:30→小普賢岳14:25→日本岳コル14:55→笙の窟15:10〜15:50和佐又ヒュッテ16:40
厳冬期の2月に大普賢岳に登った事がないショウタンは、これが成功すれば今年一年間大普賢岳に月に一度登った事に成る

シマヤンを誘っての登山となった。どうやらシマヤンも同じ計画を持ったようだ。
今回は相当厳しい装備は私の持てる最大の物を準備した。
5時半にいつもの岩出市を出発、気温は思ったより低くはないが関西の和歌山としては0〜マイナス1度は低温だ。
予想した道路の凍り付きはなかったが、伯母峰トンネルから和佐又ヒュッテに登る道は厳しかった
途中で登れない四駆がある。その車はスタットレスのみで有った。
又ゴムのチェーン装備車もリタイヤ組だ
シマヤンカーのXトレイルは順調に登るが、途中の吹きだまりでヒュッテのオーナーがスコップで除雪している
シマヤンは良いだろうと雪につっこむが空転、ここで除雪とタイヤチェーンをはめ再度雪につっこむとどうにかのぼった
              


直ぐに準備していると2台目が到着、この方達四人組と今回山頂を目指す。
ピッケル、アイゼン、靴などから強者で有る事が想像できた。
この方達の行動は早い準備して直ぐに出発、後に続くがみるみる姿がない
途中で靴の調子が今ひとつ靴をなおしていると、プラシューズを履いたご夫婦、見るからに強そうだ。
聞くと山頂を目指すという
これで山頂めざし組は3グループ、ラッセルは交代で出来るだろう
 


ヒュッテ前では40〜50cmの雪だがダンダンと多くなり和佐又山分岐では1mを越えだした

今日の先発組がいるのだろう30〜40cm踏み込まれたトレースがある。
夏道よりルンル直ぐに先発組に追いつく
装備を見るとまるでハイキング、おそらく笙の窟までだろうが少し心配だ。
笙の窟から先発の四人組と二人の若者とで日本岳のコルに向かう

 
二人の若者は石の鼻までを目的としているらしい、
雪で見えなくなった最初の階段付近を登り50mの雪の壁となった日本岳のコルに登る
先頭は、四人組の男性リーダー、後は女性だ。
登りが早い、膝を越える雪を蹴散らしながら登る姿はすごいの一言
ショウタン達は最後尾をユックリと登る
 

コルへの登り
 

コルで少しお互いに紹介、改めてラッセル交代を確認してここからショウタンが先頭に立つ


石の鼻までは簡単だったが
石の鼻から少し行くと夏道は、小普賢岳を巻くが吹き溜まって一旦小普賢岳に登り下る方がルート取りがよい
小普賢岳を目指す頃に二人、ご夫婦が?追いついてきた。ショウタンは限界シマヤンが先頭に立つ

 

山頂らしいが確認は取れにくい、見覚えのある看板が出た。
小普賢岳で有る事を確認、ここから二人の方が先頭に立つ
下り込みだ、傾斜がある。方向取りを間違うと直接小普賢のコルに出てしまう。そーなるとロープがいる
ヤヤ右に降る事を提案、巧く遭難の碑が有る下に出たコルは目の前だがナカナカ進まない

 
 
小普賢岳山頂に出るまで四人組が少し遅れる。
ここからご夫婦と四人で下る
遭難の碑からコルまではたった100mばかしの距離、雪が深い。
後ろを向くとシマヤンが深みにはまりルートに戻ろうともがいていた
前では奥さんが雪にはまり出られない。
目の前がコルだ。コルに出ると四人組が一人を残し追いついてきた
ここからが正念場、先ず先頭にショウタンが立つがラッセルは遅い。
表現は1分1m位しか進まない、だろう
ここで一人の若者T君が追いついてきた。
強力そうだ。ショウタンに代り四人組男性、そしてT君に変わる
強いT君は休まない。
ドンドンと高度を稼ぐがルートは分かりづらい。
皆で検討しながらコースを取る



 
ルートは夏道に準じているようだが完全ではない
先頭がT君に変わる。流石若いし強い。
今回1670m付近まで行けたのは彼の力が大きいだろう


崖っぷちや細尾根を進む、夏道に有ったのか記憶は薄い

 


とうとう雪は3mを越えてきたラッセルの限界だ
目の前の雪を落とし足で踏み固める状態、本当に1m上がるのに1分はかかる
1時が来た四人組は時間と引き返す。ショウタンが先頭に立つがあまり進まない
ご夫婦も引き返す宣言。
ショウタン達は2時までと決め進む
先頭はT 君、雪はダンダンと多くなり目の前にある大きなコブ状の吹きだまりを越えると何とかなるさ
しかし進まない。ショウタンは決断して引き返す事にした
若者は残念そうだが引き返すという



T君有り難う                   ラッセル中の私シマヤン提供
↓                                ↓



直ぐ下山にかかる
トラバースの下は100mはゆうにある落ちればアウト
慎重に下山する。T君は食事をしてからと言う
下山するシマヤン、シマヤンは下りが得意だ



小普賢コルから遭難の碑の下を登り返して、小普賢岳に直登する
ショウタンは限界でした。シマヤンにどうしたとからかわれるが動かない
小普賢岳に登る
ここからは雪が1mを越えるが少ない。このような下りの方が危険がある
慎重に下る。時々鉄ハシゴにアイゼンが当たる

 

シリセイドーが可能な所はシリセイドーで下る
笙の窟で遅い昼食を取るがショウタンは食欲がない疲れのためか
暖かいスープを作り呑んだ
気温はマイナス8度、山頂はマイナス10度以下が想像できる
ジッパーが凍り用足しで焦った。


 
寒くなった、ショウタンはシマヤンより早く下山にかかる
ここからは危険はない

 
シマヤンは直ぐに追いついてきた
和佐又ヒュッテ前には誰もいない
若者は伯母峰から下山したのだろうか姿が見えない
私の運転で慎重にシマヤンカーは下って行く



下山に付く頃雪が降り出した。シマヤンカーには10cmを超える積雪、
私たちが登れなかった上にトレースが伸びて行事を願った


シマヤンの報告にリンク

この日登ったすぎっちょんさんにリンク
戻る