3月の大普賢岳 和佐又ヒュッテから 2008/03/15 シマヤン、ショウタン |
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今年は大普賢岳に月一、通年登山をしようと決め3月分を3月15日に挑戦した 2月は大雪のため山頂には立てず、途中敗退、3月は何とか山頂に立てた
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いつものように岩出市を6時に出て和佐又ヒュッテ前に8時頃付き準備して速登山開始 和佐又キャンプ場前から残雪が多くなり時々は膝まで入りながら登る。この時期の雪は堅くしまっている事が多いが気温の高い今日ベチャ雪で歩きにくい。身軽なシマヤンは雪に足を取られる事もなくスイスイと登る。体重のあるショウタン三歩に一歩は膝まで踏み込みながら汗だくだく,、和佐又分岐から笙の窟までは雪が少ない、それでも夏道上には雪が残る。なるべく少ない部分を選んで歩いたが、時々足を膝まで踏み込ました。今日は白い和佐又犬が道案内をしてくれる 天気は最高、朝から雲一つ無い、少しだが霧氷がみれれた。昨夜はそこそこ冷え込んだのだろう |
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笙の窟で一休み、日本岳のコルに向かって登る この時間はマダ雪が凍っていたのか比較的登りよい |
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日本岳のコルから雪は少しづつ多くなり出した 尾根上は日当たりが良い、雪質もベチャ雪で歩きにくい アイゼンは二人とも10本とした ショウタンは体重がある、雪にはまり歩きにくいが30kgも軽いシマヤンはスイスイ 石の鼻についた。天気は今年一番、こんな良い天気は滅多にないだろう。本当に春としては最高だった ここまで来ただけで大満足だ 大峰奥駈方面と日本岳後に大台ヶ原が 鎧、兜岳方面から御岳方面がそして目の前に大普賢岳が |
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切り立った道を小普賢岳に向かう。2月は小普賢岳山頂越えで向かったが、どうやら夏道が行けそうだ 夏道を行く事にする。遭難の碑の手前のハシゴ付近は垂直に近い状態で雪が残っていた 慎重にトラバース、写真など撮る事は出来なかった |
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夏道に小普賢岳に登る所に遭難碑(プレート)がある、ここからの下り込みは本当に慎重に下った それでも股まで踏み込み前につんのめりあわやの事もあったがピッケルをたたき込み持ちこたえた |
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左の写真は2月に敗退した地点、雪は相当少なくなったがまだまだ1.5mは有るだろう ここから山頂に直登する。ここまで来るにもショウタンは直登出来ない所がありジグザグに刻みながら登ったが 足を上げては雪が崩れたり、踏み込んだりと悪戦苦闘、シマヤンとの差がドンドンとついてきた |
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シマヤンに遅れる事10分、山頂に立つ事が出来た 山頂は1.5m位の雪か?南側に大きなセッピが張り出していた 景色は最高 弥山 稲村ヶ岳、大日岳、大峰山 釈迦ヶ岳、仏生ヶ岳 大台ヶ原、日出ヶ岳 いつもより1.5m高い山頂は和佐又ヒュッテの屋根まで見せてくれた |
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20分ばかし休憩、おむすびで行動食を取り下山 下山は慎重に、滑落事故は下山時に多い 中途半端なベチャ雪は特に注意がいる |
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滅多にロープなど使わないが今日は慎重を期した |
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日本岳のコルからは一下りで笙の窟、笙の窟でユックリと昼食を取り |
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和佐又ヒュッテ前に下山した 笙の窟 ヒュッテ前多目的広場 |
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総時間8時間20分、3月はまだまだ簡単に登山者を受け付けない大普賢岳でした 戻る |