天ヶ瀬から大普賢岳、和佐又下山

2008/04/22

シマヤン、ショウタン
通年登山、大普賢岳に月一回登山を初めてはや4ヶ月、4月はR169号沿いの天ヶ瀬から和佐又山を巻き大普賢岳のコースを取った
天ヶ瀬からの古道は大峰山に続く古道で今も国土地理院25000分の1地図に載っている
下調べの結果、廃屋より上は地図にある道跡が見出せないから先ず尾根先からP991mを目指した

ガーミンの軌跡、朝日窟付近まで



P1082mの地名は昭文社は小塚の森としていますが小柄の森(こつかのもり)が正しい事がわかりました


コースタイム
天ヶ瀬08:50ー廃屋ー尾根先山ノ神09:15ーP991m(高田和山下)10:12ー林道で会い10:41ー小塚の森ー和佐又口出会い12:14
3時間24分
笙の窟01:15−日本岳コル13:40−石の鼻13:50−奥駈出会い14:40−大普賢岳14:47
下山
大普賢岳15:56−石の鼻16:35−和佐又ロッジ17:40

1時間44分

先ず和佐又山ロッジ横に自転車をデポして169号横の天ヶ瀬に向かう
登山口は天ヶ瀬の山裾側北入口に入り車を路駐、左写真の古道から取り付く
昔はよく利用されたのだろうナカナカ立派な道だが今はほとんど踏み跡がない
東に向かって登りはじめ、右写真のR169号上に出る。この少し先で左手鋭角状に入る

 
古道は立派だが踏み跡など無い、数度折り返し廃屋下に出る。
この付近に数件の廃屋があり、左手に古道は有ったようだが(地図コース)右手尾根先に山ノ神が祀られている
山ノ神、裏手に、道だろうか幅2mばかしの道らしい物がP991mno
高田和山、左手まで伸びているが、これがすごい急登
立って歩けない程度の所もあるがこれを登った。又山ノ神下まで車の道があるが入り口にはゲートがされている



 

標高900m付近までとにかく急登で何か持たないと登れないくらいだが道は広くて良い

 
只尾根をまっすぐ北に向かえばP991m(現989.9m)高田和山横の尾根にでる。
途中の西手に登山者らしいテープが有ったが踏み跡はなかった
P991mの尾根からは尾根通り進めばいい、尾根は歩きよい、尾根には登山者だろうかテープが打たれていた

突然林道に飛び出すと右手に和佐又山が左手に行者環岳が美しい
カーブミラーの前を尾根にはい上がると又林道がある
これが拡幅された古道と早合点して進むと尾根から西側を通る
途中でP1082m小塚の森に行かない事に気付き、林道から小塚の森に向かおうと小さな尾根を西側に登るが何と鹿除けネットに阻まれる
ネット沿いに登ると動物が下に穴を開けた所がありそこをくぐった。
この反省から下の林道を右手に進み1082m小塚の森に登る方が良いかも知れない。

林道に飛び出す


この正面から尾根を登ると

 

又林道がある


カーブミラー側を適当に進んでP991mに向かう方が良いかも知れない
それか上の林道をなるべく早く尾根に登ると鹿除けネットを巻けるかも知れない
P991mからも尾根は細くハッキリとしている。この上が古道だったのだろう
ここまではほとんど古道上にガーミンの軌跡がある



進むと和佐又の山肌に出会う所に岩稜がある。
ここからは古道は見いだせない。
和佐又山に直登するか、和佐又口の出会いに向かって登りながら和佐又山を巻いてゆく方法があるが私達は、
和佐又口の出会いに向かって山肌を巻いた。これがなかなか手ごわくしんどい。小休止を繰り返しながら進む
後の反省だが、まっすぐ和佐又山に登り、登山道を和佐又口の出会いに下るほうがいいかもしれない
しかしガーミンの軌跡はほぼ古道通りに有るからここに古道が有ったのだろうが跡形もなかった

 



ここまで3時間24分かかっている。休息時間もあまりない
ここからはおなじみ笙の窟、日本岳のコル、奥駈道出会い山頂です
雪は三月とは大違いでルート上にはほとんど雪がない、念のために四本爪の長歯を持ってきたが必要がなかった
  


この階段を登るのが一苦労した三月、右写真は小普賢岳(弥勒岳)を巻くところですが三月は私達が始めてトレースをつけた

 
 

大普賢岳下巻き道付近

2時37分山頂に立ったが和佐又口出会いから2時間20分夏道としては相当遅いタイムでした
それほど天ヶ瀬からのルートは急登で疲れが出たのだろう。久々の大汗ルートでした


マンサク(満作)の花が満開の山頂でユックリと昼食、晴れを期待したがややガスが出たが大峰の山は美しく見え満足でした

 
和佐又山下に続く天ヶ瀬からの尾根

デポした自転車で天ヶ瀬まで車を取りに向かうが自転車は量販店で買った折りたたみ自転車
後ろブレーキのドラムシューが焼ききれ急にブレーキが効かなくなり危なかった
安めは安めと大きく反省
何とか天ヶ瀬に下りシマヤンを向かえ帰路に着いた
5月は旧叔母峰トンネルから笙の窟尾根で登る予定だ
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