堂髑山(どうどこやま)、と百貝岳
2013/03/26
ショウタン

地図文字、ハイキング堂→ハイキング道に訂正

マピオン地図にリンク


総時間
10時52分から15時55分
約5時間のコースでした
夜勤が続きお疲れ気味のショウタン、8時と遅く目覚めて、どこかに行こう何て気になり、エーと黒滝村の堂髑山が良いなと、パソコンの電源を入れ、カシミールから黒滝村の地図を切り出した。
時間が十分に有れば、黒滝道の駅から歩けば良いのだろうが、半分は車道になる。
途中から周回の良いコースはと、そうだ正西寺から法者トンネルに向い、トンネル上の柿峠(法者峠、行者峠、伏拝峠))から堂髑山に登り、途中から黒滝村推薦のハイキング道に乗り、百貝岳に登り古道を下ろうと時間的な計算もなく家を飛び出した
R309の黒滝村道の駅に向かい、先ずは腹ごしらえと、名物のコンニャクオデンをほおばりながら地図を眺める
粟飯谷の正西寺は直ぐに分かる。寺上の消防施設の広場に車を停めた。
 
車道を法者トンネルに向かって歩く、村は一昔前の雰囲気が漂う。
途中の民家で老女が日向ぼっこ、車の駐車願いと情報を得たが、山は解らないと言う
 
車などほとんど通らない車道をテクテクと歩く、途中に四阿があり桜公園があった。
一登りで、法者トンネル東口に出る。トンネル入り口に、この道が出来るまでの昔の事が書かれた碑がある
トンネル上には峠があり、行者が奥駈道に入る一つのルートだったようだ
峠にはいくつもの呼び名があったようだ。柿峠、行者峠、法者峠、伏拝峠、等と呼んだそうだ
 
トンネルを越えて清水から取付くも良いが、古道は尾根を越えてきたはず、東側にも道が有ると、右手の小道に入ったが、これが間違いで、トンネル上のトラバースに一汗流した。ズルッ、オツ滑る 
こんな階段にだまされた
左手に下る階段がある。少し草が生え込んでいたが、トンネル上を巻くより良いだろう
左手の西側の谷に出ると古道跡が表れ、クネクネと登った
 
柿峠は広場になっている茶店でもあったのだろう。
横のモノレール沿いから尾根に登った。
 
尾根に出ると単純だ。尾根中央をルンルンと歩けば、鉄塔が出てその上が、三角点が乗る堂髑山だ
 
三等三角点 高塚1 標高721.8 北緯34°19′57″.0083 東経135°50′25″.5054
所在地 奈良県吉野郡下市町大字廣橋字高ツカ2163番2
 
一休みもせず尾根を下ると、少し雑木帯を抜け急坂を下りきると道標が出て、黒滝村百貝岳、吉野山ハイキングコースと出会う
後は道標で歩けば良い、完全整備のハイキング道だ
 
途中で下山予定の分岐を特定して(此処にも道標があるが、目的古道には矢印はなかった)先を急ぐ
auの電波塔が出て、此処で昼食、この付近からの見晴しは最高で、百貝岳や麓の鳥住の集落は綺麗だ

此処までも樹間から大峰の山々は綺麗で、伏拝峠の名が付く事は納得できる
古人は大峰の山に手を合わせた物だろう
地蔵峠に出るが、此処は車道で古道雰囲気はまるでないが、日本三大地蔵峠とか、マア整備は良い
 
峠から車道を百貝岳の鳳閣寺に向かうが、車道歩きはイヤと、少し谷を歩いたり、途中から尾根を直登した
ソマ道が出て少し回り込み尾根を登ると、途中に我が家と同じ家紋の○に桔梗の紋がある墓石が出た。
こんな所によくもなんて思う所だ。明治期からの墓だ。家紋繋がりで、倒れた墓を起こし整備した。

車道から尾根に取付き↓
 
墓付近から小道跡が無くなり、ふーと一汗流す傾斜になる。
突然鳳閣寺からのハイキング道に出くわし、後はルンルンと小道を百貝岳に向かうが、途中に重文の理源大師御廟がある

ハイキング道との出合い↓
 理源大師御廟、重文
百貝岳山頂から道標に沿って最短で周回したが、私の取ったコースは、案内はあるが踏み後は薄い、テープがそれを誘った
百貝岳山頂
アララ、カメラの電池が切れた。準備不足はやはり問題が出る。手で暖めバッテリーを目覚めさせるが、ここから写真を撮れたには一枚だけだ

鳳閣寺からの見晴しは最高だ。奈良平野から金剛山、葛城山、二上山と綺麗としか言いようがない見晴しだ
サア写真がない
鳳閣寺から車道を地蔵峠まで歩き、地蔵峠から山道に入る。
auの電波塔から確か一つ目の道標の有るコルの四つ辻を南にクネクネと下だったが、もう通る人はほとんどいないようだ
分からなければ、村推薦コースで下山すればいいだろうが、ショウタンは臍が曲がっている
だが、私にとっては楽しい道だった。(一部踏み後は薄い)
林道に飛びだしたがこれが歩きよい、
西正寺まで村を楽しみながら歩いた。
本当に雰囲気があるこの付近、老人が多かったが村人は皆さん優しい
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画
像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、
数値地図50mメッシュ(標高)及び数値地図10mメッシュ(火山標高)を使用した。
(承認番号 平24情使、 第898号)」