曼陀羅の郷河川公園に一台の車をデポして、青岸波寺の駐車場に向かう 丁度副住職が庭を清めていたので挨拶、そのまま那智大社にお参り、青岸波寺で副住職に 茶をたてて頂き山行の報告をする。今年は水が多く寒行が伸びているとの事 今日のコースは、青岸波寺の墓地から取り付く。ここからの取り付きは必ず許可申請がいる 理由は写真のように那智大社の神域内を通るからだ 許可を取らない場合は那智高原からのコースが良いだろう、時間的にも大差はない |
墓地横から取り付くが無断では絶対に入らないように |
500mで那智高原からのコースと出会う。 ここにも立ち入り許可の看板がある この看板の裏からの那智の景色は最高だ |
ニノ滝、三の滝の道標通り進むと西谷に出、これを渡ると直ぐに元谷です 元谷と西谷の出会いの右手に那智の滝の銚子口があるがここも立ち入る事は禁止されている 元谷を二度ほど渡り返すとニノ滝が現れる。 |
ニノ滝は水量も多く青い滝壺は扇壺と呼ばれ見事な扇形だ |
三の滝はコースから少しはずれる。看板は有るが見逃さないように注意がいるし 三の滝までは那智の滝と同様国の天然記念物に登録されている 水量が多いときは滝壺には行けないだろう。三の滝上を巻きながら元谷沿いに登って行く 那智山には48の滝がある。そのいくつかを見ながら上り下る事になる |
コースは谷川を何度も渡り帰す。 やがて林道に出て再度登山道に入ったりとコースはややこしいがテープ道標がしっかりと打たれていた ただ、植林テープや境界テープ等ややこしい所がある。注意は必要だ 林道に飛び出し再度登山道に入る 林道とに出た所にある山ノ神様 ↓ |
再び元谷源流部に沿って登ると水量の少ないおおひろまの滝を右手に見て登ると又林道に出る ↓ |
林道が二手に分かれる所は未舗装側に入る。この時ここに道標がなかった この林道の終点が烏帽子山の取り付きです |
取り付きから山を巻くように登り尾根に出ると、尾根からは直登、これがなかなかの急登でした 烏帽子岩に登る事が出来る。ここからの展望は山頂よりも良い 大峰、台高、勝浦の海、目の前には昨日登った子の泊山が美しい |
↑ 子の泊山方面 那智勝浦町と妙見山、那智高原 ↓ |
烏帽子岩からは写真のような急登だが10分程度で山頂だ ↓ 一等三角点のある山頂は北方面が少し間伐され開けるが見晴しはあまり無い |
三角点の記 |
等級 一等三角点 |
点名 帽子石山 |
緯度 33°41′46.0132 |
経度 135°54′03.0329 |
標高 909.17 m |
所在地 和歌山県新宮市大字高田字高山3052番地 |
選点 明治28年5月30日 |
設置 明治28年9月03日 |
観測 平成15年11月3日 GPS |
自上方盤石、下方盤石 0.41m |
明治36年10月19日、下方盤石埋定 |
所有者 民有地 |
下山 |
下山は林道まで下り、50m戻った所に陰陽の滝の道標有ります ここを東谷の源流部から沢沿いに下ります |
山紫陽花の生え込んだコースを下って行くとやがて沢に水が流れ出す 途中に滝が現れるが名前はハッキリしない ↓ |
↑ 珠保志の滝?布利智里の滝?? やがて尾根コースとの分岐に出るが道標がないと見過ごすだろう ↓ |
↑ 夜見の滝?? 幾度も沢を渡り返し下って行くと橋が落ちた所に出る。ここの渡り返しが最後だ |
やがて陰陽の滝の道標が現れ、道標に沿って入ると発電用取水口の奥に陰陽の滝がある 大昔、チェックストーンが谷を埋め滝になったのだろう見事に二筋に流れ落ちている 滝については写真を読んで下さい |
陰陽の滝からは道が良い、発電所横を通り曼陀羅の郷河川公園のデポ車で青岸波寺まで向かった ↑ 曼陀羅の郷河川公園駐車場 |
那智の滝 落差 133m 銚子口13m 滝壺深さ10m 日本一の落差を誇る滝です 戻る |