名草山たこ焼きパーティーと熊野古道藤白坂と蕪坂越え
12/06
山歩隊+マッチャン
マッチャンが来和、二泊三日の旅だ。山歩隊は歓迎の意味で名草山でたこ焼きパーティー、コック長はシマヤンだ
朝からシマヤンと二人でテントや材料を運び込み山頂でマッチャンの到着を待つ、案内役はノブヤンとカアチャン、そして我がカアチャンだ
山頂で待つ二人はマッチャンが到着するまでテスト焼きでついマッチャンの事を忘れてしまい早々と出来上がってしまった
そんな所に到着したマッチャン、ニコニコと出来上がった二人の歓迎を受けた
こんな状態で二泊三日マッチャンは和歌山で過ごす事になる。

何とか歓迎バーティーをすませシマヤン宅に移動、マタマタ全員で夜の歓迎会にと、頭はお酒を飲む事だけだ。
12月7日 藤白神社から藤白坂を越え蕪坂から紀伊宮原駅まで熊野古道を歩くが、無責任ショウタンはコースの下調べや歴史を調べる等は無い
勉強の出来なショウタンですがマッチャンはニコニコ、

先ず藤白神社に車で移動、藤白神社は藤白王子です。楠の大木や熊野の一の鳥居が有ったとか、ショウタンは歴史に弱い

 
鳥居から熊野古道の案内で藤白坂へと登るが家の軒先に熊野古道と書かれた提灯が古い家の軒先にあり雰囲気がかもし出される
直ぐに有間皇子の墓や歌碑、藤白峠まで続く一丁地蔵が祀られている。とにかく史跡、歌碑、等のオンパレードだ

  

藤白坂は古道ままだが長らく畑の作業道として使われてきたのだろうがそれにしてもよくぞここまで史跡が残った物だと感心する
途中から海南市の海が綺麗に開ける。それとこの古道に無人販売のミカンがあったのには商魂のたくましさにニコニコ
       海南市の海                   丁石地蔵                  丁石地蔵             徳川頼宣による再生硯石


可愛い地蔵や景色、史跡を見ながらユックリと登ると熊野古道の難所も何のその、地元の方だろうか早歩きで上り下りする
又熊野古道歩きの方もちらほら、熊野古道の道沿いで生まれた私は知ってはいたが認識して歩くのは初めてだ
藤白峠には地蔵寺がある。重要文化財だ、ここからはアスファルトの農道や生活道を歩くが雰囲気は変わらない
  
生活道を下って行く、案内は完璧にあるがやや痛みがひどい物もある。チョットコースから外れた所に阿弥陀寺がある。
ここに橘、つまり温州ミカンの原木が有る。ショウタンの子供の頃はマダ多くの家に植えられていたが今はこの集落付近以外見かけない
味はやや酸っぱく種があるが、これが果物という感じの美味しいミカンだった事を覚えている

             

  
町中をあれやこれやと歩いて行く、古道雰囲気は軒先の提灯でかもし出されている。王子と呼ばれる旅人の休憩所は今は神社やお寺地蔵堂として残っている
      橘本神社               無き相撲で有名な一坪王子
   
 
次は蕪坂越えだ、道標はバッチリ間違いなど無いだろう。ショウタンも説明できるほど知識はない、あえて雰囲気だけを写真を多用して感じて頂きたい

   
蕪坂で昼食、有田の海は綺麗だ、周囲はミカンが植えられ黄金の国ジパングはこの景色を見たのでは無いだろうか

                
昼食をすませ道標通り下って行く、里人が通る、ミカン取りのお手伝いとか、道はミカンを満載したトラックや農作業車、ミカンの産地である有田の町は黄色い町と言っても過言ではない、道端に落ちて転がっているミカンも半端ではない。収穫時に土の上に落とすとそれは商品価値が無くなるからそのままにしている
拾って食べてみた。味に変わりはないが腐りりが早いという、保存期間が短くなるからだ
変わった名前の地蔵があった。地蔵堂前をご近所の方が清掃していた。感謝感謝、

 
乗せればきりがない、このハイキングコースは歴史の小道、少し予備知識を持って歩けばモットモット楽しいだろう
 
最後に紀伊宮原駅に出るのに少しウロウロとしてしまったがコースは分かりよい、昔の人はよくぞ最短コ−スを歩いた物だと感心した
話ながら、ユックリと歩いても5時間少々、このコースは秋のミカン収穫時か春のミカンの花が咲く頃はもっとも適した時ではないかとショウタンは推薦したい
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