奈良県野迫川村、奥千丈山から古畑山、高辻山周回 2010/06/27 A-teamにて 3人 |
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梅雨の時期の登山や沢選びは難しい、今回も沢が水量のため中止になり、では登れそうな沢がないかと古い奥高野の地図から遡行図を取り出し古畑谷を登る計画を立てたがやはり水量で残念して、ではと手持ちの地図で即興にコースを組んだ 尾根歩きだが準備は沢装備、岩が出ようが谷が出ようが怖くはないと、同行のソウルさんはルンルン |
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世界遺産小辺路の伯母子岳登山口が有る、野迫川村大股から河原樋川を渡り右手に川沿いを進と道は未舗装になりナベワリ谷へと向かう。 1.8km程度で右手に橋があり赤木伯母子林道に入ると900m程度で鎖ゲートがありここまで車を乗り入れた |
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昨夜来の雨で川は水が増し釣り人達も水が多すぎると言う 私達は上流部分の古畑谷を出来れば遡上と沢準備でゲートから林道を歩く 150m程度歩くと右手尾根上にログハウスがあるとソウルさんが見つけた 30m程度上でハッキリと見えないがナカナカの物だ、何だろう 林道は歩きよい、綺麗な緑、風が吹けば爽やかだが暑い、思ったより歩きよく、空は時々薄日がさす 50分程度歩いた所で林道は分かれ左手に入るがこの林道は少し荒れていた 直ぐに谷を埋めた状態の広場が出る。 この向こうが今日の入渓地点だが、やはり上流部も水量があるようだ とにかく谷を見る事にした リーダー dancyoさん、手を×にして今日の沢はダメと判断を下す もう忘れ去られたような沢は、苔がむし綺麗だ。何時か入渓する機会があるだろう |
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沢がダメなら尾根があると、手持ちの地図でルートを組む 入渓地点の左手に動物の踏み跡、ここからP1251mを狙い、古畑山に向い、尾根(下谷尾)を高辻山に下る この時点で、古畑山意外は名前は分らなかった。高辻山は名前がある事は知ってはいたが??思い出せない とにかく尾根に取付いた 動物道跡を登って行くと小道がトラバースしている 右手の尾根がブッシュが少ないと少し右手に取りP1251mを目指す これが急登だ。滑る だがブッシュは無いに等しい、勢力の無くなったスズタケが少し有るが動物?道が有る 何時の頃の物かネットが捨て置かれている。急登を登る この登り風が吹けば爽やかだが、やはり梅雨は蒸し暑い 暑い暑いとソウルさん、だのに足下はネオプレーンスパッツ、上は海水用シャツだ、そりゃ暑い 途中の棚で昼食を取った この時期はブヨは付き物だ、dancyoさんがムヒ虫除けスプレーを下さった これが良く効く、私はハッカ油をふいていたが効き目は少ない タダ、清涼感は凄い物がある 途中に古いが白いテープが落ちていた。好き者は何処にでもいる 尾根に突き上がった 広い道があり、ヤッターの感じだ と、振り向くと、奥千丈山と有った そうか、ここが奥千丈山か、頭に地図が完全に出来上がった 昼食を含めこの登りに1時間50分を要した |
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林道に出て又林道から古畑山に向かう 古畑山は山名版も賑やかだ 最近測量されたのか三角点にチップが埋め込まれていた 奥千丈山から25分でした ←チップが埋められた二等三角点、弓手原
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古畑山から尾根を北北東に下り、下谷尾にと入って行く トップはソウルさん、ナカナカ難しいコース取りの下谷尾、テキパキと現在地を当てて行く 見晴らしは少ない尾根だがコース取りが面白い 曲り尾に入りかけるが、直ぐに気付くソウルさん 読図力を上げている 所がP1046を過ぎ、次のピークで向こうのピークが高辻山と分ったとたん、尾根を外してしまった ソウルさん、尾根を外したよと、ポツリと言うdanchoさんはモウトラバースで尾根を修正しだした 気を抜くとこうなるのは私とソウルさんの十八番だ |
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リュックをデポして高辻山ピストンだが、下り尾根をどうするかだ ここでdancyoさん、あのログハウスの尾根を下ろうと言う そこは何処、ここ、と指摘される タダあそこにログハウスがあると言うだけの私やソウルさん、dancyoさんは、その時すでに尾根を確定していた 脱帽 高辻山でボロボロのショウタン 古畑山から2時間40分
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注 三等三角点名谷、に着いた時点でこの山の山名を忘れていた 奥高野の地図から山名を知る 1993年に大和の三角點を尋ねての著者、上田倖弘氏が尋ねた時は、倒木の下に有ったと書かれている 今は苔むした点で、訪れる人が少ないのだろう 山名版が無い山頂はこの付近では珍しい、 下山は上田倖弘氏達が登った尾根を下山した 又、下谷尾には古いがテープが打たれていたが朽ちる寸前だった |
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下山尾根はブッシュが心配されたが、一歩踏み込むと道跡があった 下るほどに急傾斜になるが、道跡を巧く見つけて行けば下りよい、私は26分で林道に下った 高辻山から50分だった 今日の温泉は、野迫川温泉だ 昔、シマヤンと泊った思い出話などで良い湯につかり今日の疲れを癒した 下山尾根 ログハウス下をくぐる道があった 下山地点 |
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戻る 「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図 画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平21業使、第652号)」 |