和歌山の山
鉢伏山から法師山名知らず尾根下山
A-team
3人

「この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号号)」
コースタイム
滝谷の橋08:17-鉢伏山10:00-縦走路出会い11:33-法師山12:25
下山
法師山13:05-P100313:25-一つ目の尾根分岐14:30ー境谷15:57-車16:50
総時間8時間33分
今日の山行はA-teamだが、肝心のリーダーが参加できない
で、先日来からT女が駄々をこねていた鉢伏山から法師山に登る事になった
鉢伏山はマイナーな山だが姿は美しい、どうやら昔、この山の存在をT女に教えたのがショウタンらしい 
そこで火が付いてしまったT女、今がチャンスと駄々をコネ通した 笑い
だいたいのコースをショウタンが提案、最近読図力が著しくアップしたソウルさんが手を加えた
時間計算もバッチリと8時間半の山行、最後の最後で下り尾根を間違えたが結果は一番下りよかった
私的には100点だが尾根を読み間違ったのはやはり読図力の不足だろう
マア、三人で一人前の読図力か、笑い 
法師山は一等三角点のある人気の山で、入道山から法師山、百間山、三森山、半作嶺とローカルでは縦走が人気のルート、この尾根に登るには南からが人気だが、北からは登る方は少ない
この縦走路を堺に北は等高線がつまり、南は比較的間隔が広い
その北から縦走路に出る尾根をほとんど登りつくしたが、どの尾根も山名のある尾根はない
今回、安川渓谷という人気の渓谷のある北の尾根から法師山を目指した
この安川渓谷付近にも、嶽山、野竹法師、ゴンニャク山、、大塔山と人気の山の取り付きが多い
そんな中で姿は良いが、忘れられたように鉢伏山が姿良く尾根にそびえている
いつものように田辺市からR311を中辺路に向かい鮎川新橋から安川渓谷のある県道219の安川にはせる尾根の鉢伏山のある尾根先から取付いた
ルート先で、準備をしていると地元のハンターが登山口を教えてやると、私を登山口まで送って下さる
申し訳ないがこのルートは登山には不向きと自分たちが組んだルートから取付いた
鉢伏山の西側の滝谷を少し南に入りP309mのすそ野の小さな窪みから尾根に取付いた
こんなマイナーな山、テープ等は無いだろうと思っていたが、やはり好き者はいる
小さなテープが尾根に打たれていた
又測量時のテープもあり一本尾根は登りよい」
滝谷入り口の橋↓                       入り口
 

鉢伏山への尾根、メッチャ感じが良いが急登だ

途中で傾斜が無くなる地点に、点の記のルートだろうか、多くのテープが山頂に伸びている
ここがハンターの教えてくれたルートだろう
ここからはテープに沿って登った
今日のT 女は早い、おいー 待ってくれーー

後少しは岩がゴロゴロの急登だが問題なく登れる
 



タダ地図の尾根をひたすら登る。ゴロ石帯は点の記のルートにテープが一杯だ
とにかく好きなルートを上に登れば山頂に三角点がある
感じの良いピークだが、見晴らしはない

 
基準点コード TR35035458201 
点名 鉢伏山 
冠字選点番号 河 38 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 田辺−栗栖川 
測地系 世界測地系 
緯度 33°44′36.5663 
経度 135°39′03.7263 
標高 797.86 m
縮尺係数 0.999913
選点 明治36年
鉢伏山から何のマークもない
コンパスを合わせ、只ひたすら法師山、百間山の縦走路を目指せばいい
道だろうか踏み跡だろうか、尾根上には道らしいルートがあり登りよい
三人は、地点確認を楽しんだ
極一部、低木の馬酔木などが生えこんでいるが、大型獣が通るのだろうか隙間があり問題なく歩けた
又途中でほんの少し尾根を外れると、百間山から三森山、嶽山、黒岳、と付近の山の見晴らしが良い

 

尾根は単純だが、一部はルート取りが面白い所もある

  

縦走路に出る手前は急登で氷った土はよく滑った。
縦走路に出ればモウ、ハイキング 
ひたすら法師山を目指す
山頂は、快晴の360°のパノラマ、熊野の海から、雪を被った護摩壇山、近くに大塔山、三森山、から半作嶺の縦走路、隣の山は、入道山、大パノラマを楽しんだ
時間の余裕もない、食事もソコソコに下山に係る

 
基準点コード TR15035456301 
点名 法師ノ森 
種別等級 一等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 田辺−栗栖川 
測地系 世界測地系 
緯度 33°43′33.3906 
経度 135°39′55.2337 
標高 1120.59 m
選点 明治18年
下山は色々と考えた、(青い点線)
林道歩きが長いと時間が足りないだろうと、ソウルさんの提案で、登りの一つ東の尾根を下山した
北で尾根が分かれ、降りられそうな支尾根は二ヶ所、
一番林道歩きが少ない左手西の尾根にと決定、最後は黒い点線の所を西に下山する事としたが、結果尾根を読み間違って、一つ先の尾根を東に下ってしまった

尾根は単純だが、目的尾根に入って行くにはコンパス角度と現代位置の確定が重要だ
慎重にコンパスを合わす
地形は細尾根、広尾根、痩せ尾根とコースは面白い

     

チョットここで言い訳もしておこう m(_ _)m

標高は50mの違いはあるが、ナナ何とよく似ている地形
最初の目標位置で、ショウタンは右手の尾根が見えなかった事に、ここではないだろうと判断した
次の尾根から引き返しても標高差50m、行ってみよう
で行くと、ナナ何と右手の尾根が見えた。ここだろう
間違っていても降りられる、と判断した
地図では読みとれないが下山予定尾根と思わせるほど細い尾根だった
マッイイカ、で下ると、鎌の入った小枝、オッ人が通っている。下れる
で尾根先まで下ったが、オヨヨ、林道が見えない
南無さん、林道よ出てこい
ヨヨヨ 垂直に切り立った尾根先から下は見えなかったが、下は林道
何とこの尾根先だけが下れる、4m程度の木付きの尾根
ほんの少し先では30〜50mも有ろう切り取られた崖
何と運の良い事か、ロープは30mの持ち合わせしかなかった
この地点で、下った尾根は確信が持てない
林道も地図上ではよく似ている。間違ったとすれば、ここだろうと話し合い、帰ってGPSの軌跡を楽しみにした
ハイ、お見事な間違いでした
マッそんな所で反省もあるが、三人で一人前の地図読みだが満足度は100%だった
  

喜び度100%、境谷の林道を県道まで歩き、鉢伏山を見ながら車デポ地まで歩いた

  
今日は河原で、仕上げの鍋ウドン、少し寒いとファイアーで暖めながら、山行の反省と復習をした
仕上げは、乙女の湯で、足を労り帰路についた

 

 
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