注意

2014年02月21現在、白馬山の道標、テープ、山名版が心ない人に取り払われホトンド有りません
簡単なコースが多い白馬山は初心者登山や初めて山にのぼる方などが多く、道標やテープが必要な山です
今年もすでにグループから離れ山を迷った方がいます

地図と方位コンパスはは必ずお持ち下さい
地図は道の駅しらまにお願いすれば置いています
前もって連絡すれば用意してくださるでしょ

バリエーション尾根コース
大鳴海山と太田岳から白馬山(しらまやま)、白馬の滝周回

2009/03/9

寺ちゃんとショウタン

「この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を
使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号)」
和歌山県北部を東西に走る長峰山脈に堂鳴海山、ソノ南に白馬山系の支尾根に大鳴海山がある。この大鳴海山から太田岳を通って白馬山まで縦走できる尾根があり一度は歩いてみたかった

さてルートだが山裾に白馬道の駅がありそこに一台をデポ、下山は白馬の滝上の林道登山口に下山,ここにも一台を置き予定の周回コース、様子は分からない。地図のみで情報はない
登山口に車を置き道の駅に引き返す。只、この登山口のコースは分からない
分からなければバリエーションでルートを開けばいいと寺ちゃんとは意見が一致している
登山口には二台程度車が置ける凸地が有る。
                        
          
白馬道の駅に一台を置き道の駅から500m北に下った所にモノレールのしかれた古道がある。ここから取付いた
古道にこだわらなければ国道から産王神社前車まで行き車をデポすることが出来る

                 国道にある産王神社案内                  国道にある古道取り付き
           

          モノレールに沿って登ったが谷沿いに古道が走る  古道にあるネットはカーテン状に上手く通行できる細工がある

           

古道を北に、直ぐに車道(林道か)に出て産王神社のある苔集落に歩く、産王神社は村の真ん中にある
産王神社の裏手から枯れ沢を渡り、地図の尾根真ん中までああでも無いコウでも無いとルートを探してウロウロ
畑の道か古道かの判断を行ったがとにかく尾根中央に1.5m幅くらいの古道がハッキリとある
上から見ると尾根下の家裏から古道が伸びているように見えたが、どこから登っても古道は直ぐに分かります

               林道か                          苔集落
           

産王神社 子宝、安産の神として信仰が厚い、裏に役の行者が祀られていた。  尾根の古道
           

道なりに登ればいい、標高500m付近で道が三股に分かれる。右手が古道、左手は分からない。私たちは尾根をまっすぐに登った
尾根道は左手を北に一歩踏みこまなければ見えないだろう。道は良い、ルンルンと登る
途中で道が抜けアレと思う所に出るがその向こうに古道がある。少し歩きにくい傾斜が出るが問題はない
そのまま登れば、植林との境目の尾根に出る。これを北に一登りで三等三角点のある大鳴海山に飛び出す
                                      古道と尾根
          

                          
三等三角点粟生の記
山名は大鳴海山、点名は粟生と成っている事から粟生の集落の人たちが運び上げた物なのか、只単に大字を当てただけなのか
点名は色々と想像が出来る。中には運んだ人の名が点名となった所があると聞く、三角点探訪には夢がある面白い物だ
点名 栗生 
冠字選点番号 金 40 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−動木 
測地系 世界測地系 
基準点現況
所在地 和歌山県有田郡有田川町大字栗生字西大和杉982番地 
現状 状態良し、保護石無し


太田岳に向かって尾根を南東から東にと歩くが単純な歩きよい尾根だ。白馬の郷で聞いた話によると景色は抜群だとの事だったが、がっかり、植樹が大きくなり見晴しは無いが歩きよく楽しい尾根だった。
単純歩きは面白くないとP714とP741を特定しながら太田岳に向かった
           

太田岳は782mの測量点だ、山頂手前はヤヤ急登な浮き石帯だが問題はない。山頂には白馬山と同じデザインの山名版が係っていた白馬山と太田岳をピストンしたのだろうか、ショウタンは一枚の山名版から先人の行動に思いをはせる
ここで一休み、いつもの事だがここで白馬山にコンパスを取ったが、あららら、この尾根じゃない 北に向かってしまった
尾根は北に開け白馬に向かう南東尾根は立ち木でよく見えずマタマタ反省だ。
只、北向き尾根は粟生に下る快適尾根のようだ、次はここからかなと思いははせる
少し南東に入ると尾根は綺麗だ、特に848mの測量点付近は山が整備され綺麗そのものだった
P848から南に降るのが白馬滝の林道にでるルートなのだろうか、この時点では分からなかったが踏み跡は有った
食事休憩、地図でルートを想像するが後一ヶ所下るルートが想像できた
                

食事を済まし白馬山に向かう、尾根B付近にもテープが巻かれていた、後で分かるがどちらもルートのようだ
          南東尾根と                           P848m尾根分岐
           

太田岳からは急にテープが増える、テープ等無くても良いコースなのだが
途中から寺ちゃんは尾根をショウタンは古道をと別れて歩いてみたが尾根の方がはるかに感じがよい事が分かった
白馬山に登り引き返すがサアどこから下るルートが下の林道に出るコースなんだろうか、尾根状態や踏み跡の感じからP848mのコースが良いだろう
ここから南に降りP778mから東に下って行くのではないかと想像した
山頂に立つ寺ちゃん

二等三角点白馬岳の記
点名 白馬岳 
冠字選点番号 波 10 
種別等級 二等三角点 
基準点成果
緯度 34°00′56.8561 
経度 135°22′20.0931 
標高 957.27 m
現況状態 正常 20060312 
所在地 和歌山県有田郡有田川町大字川合字南谷131番地 

ここで面白いのはこの白馬山の点名が白馬岳であることだ。誰が名付けたのか白馬山に思いははせる
P848mに引き返し、尾根を下って行くとアレレ、踏み跡が小さな細い支尾根へと下って行く
説明は難しい、地図で見て下さい

                      
                                     P848mから尾根の写真
             
P848mから尾根を下って行くと広い垰状の沢に係る丸木橋に出る。ここで踏み跡が消える。待てよ、直ぐ横に炭焼き釜の跡、ここに来る道があったはず、それらしき物が沢沿いに下る。有った有ったと喜んだが直ぐに不明瞭になるが、小枝の切り払われた跡と靴跡がある
行政の指定道ではないだろうが、とにかく下れた。名知らず滝が現れるとすぐ下が林道、5〜6分くらいの時間だ

             
                                  沢沿いと道跡か???
             
名知らず滝の下が林道だ、林道登山口まで200m?くらいだった。どこかでルートを見落としたはずともう一度登山口から白馬山に登ろうと話し合い取付いた
             

                           

登山口から道は西に向かっている。良い感じだ。途中で尾根に登る踏み跡と西に向かう踏み跡、尾根に登る道はたぶん赤波線道だろう
青い線は丸太橋の上で道ヌケがしていたが小さな踏み跡が丸木橋に向かっていた
丸木橋の正面東側上に道があったのだ。これを見つけられなかった。反省。ここに目印を打っておいた
カメラのデーターが間違っていたので細かいデーターはないが全時間7時間50分と面白いコース設定が出来た
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