紀泉高原
東ニュータウンから沢池、旗立山、ハンガーコース、俎石山周回
2020/12/25
3人
コース図二分割

距離約17㎞
総時間9時間25分
登山口07:51-沢池10:47-旗立山12:16-大河内池13:42-俎石山15:17-大福山15:49-登山口17:16

ヤマレコにリンク
三人で紀泉高原のハンガーコースを廻ろうと計画した
殆ど登山者が無くなった六十谷道から沢池に下り沢池からバリエーションで旗立山に登り、ボランティア整備の道を大河内池に下り、ハンガーコースから、俎石山に登り返し、大福山をかすめ、東ニュータウンに周回するマイナーコースを組んだ
バリエーション部以外は道標は有るが、沢池に下る道は荒れ放題の道となっていた
バリエーション部は、地形図で3コース予想をたて、一番難易度が有るだろうコースを登ってみた
目標は、旗立山にピタリと出るで読図した

①コースは現場では道跡が有った
②コース面白みがないと
③コースに決めた 
東ニュータウン、新道コースは地元のボランティアと地主様のご理解で通行が可能となった 
植林内を上に上にと登れば六十谷道に出る
 
六十谷道を、岩神山分岐、見返り山分岐、奥辺峠分岐、とひたすら登り、測量点372m、淡輪方面道標に沿って入る
小ピークから下りこんで沢池、淡輪駅方面の道標に沿って谷に入るが、この道は道標と裏腹に、未整備で荒れ放題の倒木もある道だ
このままだと廃道に成るかも
 
道標は立派だが、道は荒れ放題
道標は残るが道は踏み跡も少なく、小枝の払い取も無かった
次回通ることが有れば小枝くらいは払いのけたいと感じた
  
マア、谷を素直に下ればいいが

古い大福山から紀泉高原に登る道標が出た
今は廃道だが10年位昔前は道跡を感じたほど残っていたが、今は分からない
 
沢池の池尻からは林道に成る
ここにも古い道標が有ったが秋はマッタケ山だ
  
林道を下り予定コースに入る
大きく曲がる林道から沢に向かうが、沢右岸の上に道が有る


荒れた道跡だが、石積みが残りその跡は濃い
予定コース①の谷�上で道が続くことを確認した
少し右岸近くに下ると、道が出た
これが、広い道と細い道が上下二段に成っている ??と感じながら細い道を谷右岸に登れば、石が溝に彫り込まれた処がでた
整備が有った道だ
雑木で歩きにくい 
この付近は地形から位置を読むのに気を取られ写真は無い

二つの谷を確認して三つ目の広い谷らしい所から取りついた
谷直接には登れなく、手前からバリバリと登って行くと白い新しいテープが一巻き合った
オッ 好きもの
後は登れるか、確認しながら予定のコースに近く登ってゆく
途中で道跡を感じ、ハット気が付いた
和泉砂岩の切り出した跡だろう
裏山の岩神山、石切り場と同じように屑石が有った
確信して石切り場跡で、石を出す道と石切り職人が登った道が二本あるのだ
コンパスは沢池尻から旗立山に取っているが、おかしな程小さな尾根を上手く地形図に書かれていた
最奥の石切り跡は登れるかと思ったが、上手く登れた
 最後の石切り跡

標高差50m程度で羊歯が出た
こだわるTERAさんは尾根に乗り羊歯内を分け入るが、ショウタンは極力羊歯を避けた
山頂の看板裏にピタリと出て満足した
予定より15分遅れただけだった
  
大阪湾が神戸が空港が綺麗だが、時間的余裕がない
まして、足の故障のショウタンは歩きが遅い(普段から遅い)
大河内池(おこで池)に下る分岐道標(勝手道標)からおこで池に下る
整備されているが、道は荒れた道だ
尾根からすぐ下の倒木で行動食を取った
   
荒れた道を整備してくださるのだろう、補助ロープなどが有り、手作り橋が二か所、途中に小さな水車と、鹿威しなどが手作りされていた
  
又 緑片岩が30m程度の壁に成った所や小滝などが有る
林道に成り、ルンルンと下れば、ハンガーコースの取りつきは見逃す所だった
こだわらなければ、途中からハンガーコースに登れそうな尾根が有ったが、一応こだわってみた
  
  
昭文社地図には下り不向きとある通りなかなかの急傾斜、今の足では下るに痛みが走ると、コースは登りに設定した
見晴らしもあり、負の遺産(由良要塞跡道標)の道標、測量点など現在地特定のポイントもあり登るに楽しい
    
桃ノ木台縦走路に出れば、ハンガーコースの名がついたハンガーが今も残る
  
P343から俎石山の同定をしてみた

桃ノ木台コースから俎石山の展望台はスルーして、三角点で行動食とヘッデン準備、後は大福山から、奥辺峠と六十谷道を下り、東ニュータウンに下った。
  
  

大河内池は初めてだったし、沢池は大福山から下っただけ
又機会を見て廃道化された道を通ってみたい
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