櫃ヶ岳781m(ひつがだけ)から栃ヶ山809.1m

2009/04/09
コースタイム

やすらぎ村08:35ー登山取り付き08:51ー下の神社09:35〜櫃ヶ岳10:10〜10:30ー栃ヶ山11:27〜12:20
下山
栃ヶ山12:20ー黒木13:14ーやすらぎ村14:00

「この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号号)
もしもし明日暇かい、暇だけど、速、山行が決まる。6時まで帰りたいけどジャ近場ね、で話は早いマダ登った事がない櫃ヶ岳と栃ヶ山に登る事にした。計画も下調べもない。おまけに登山口のある下市町坪手垣内など行った事がない
行けば分るさ、昭文社地図とパソコンから1/25000を引き出しあたふたと朝6時半にシマヤンと家を出た
R168号の城戸から丹生川沿いに八ッ川に向かい、八ッ川からさらに丹生川沿いに入り途中のやすらぎ村キャンプ場に車を停める(有料)
                          八ッ川の分岐               やすらぎ村キャンプ場
                    
キャンプ場から、県道138号に出て来た道を引き返す格好で坪手垣内に向かう。櫃ヶ岳にはハイキングルートがあるらしいが、これじゃ面白くないと地図の波線道を登る事にした。ハイキングルートは林道が主体らしい。標識がある
           
                             県道138号を標識に従って横手垣内に向かう。
         
横手垣内に登って行くとお寺がありその上に見事な枝垂れ桜が咲いている。その下を登り植林内の尾根に取付く古道に入る
利用する人がほとんどいないようだが古道跡はバッチリとあり、植林が倒れている部分もあるが通行には問題はない

        
道なりに尾根に沿って登って行くと廃屋に出る。廃屋上は畑地、この廃屋の上に一軒の民家がありこの畑地の所有者らしい
猪囲いの門を開け通らせてもらった。畑内の道の上部に叉門がありその上に古道が続いている
                                
                                  再奥の民家までは車道があった。
          
再奥の民家上から古道は伸びているが利用者は少ないようだ、又この付近はマッタケ山季節によってはこの古道は利用できないようだ

写真では道が上手く写っていないが古道跡はハッキリとある。私たちは少し早く尾根に入ったがここにも道跡がある
沢山の道跡があるが上に向かって登ればいい。
          
尾根を登って行くと見事な神社が現れた。地図にも神社マークがあるがこんなに立派とは、ここまでも未舗装だが車道があった

                    
神社の前の車道を南に登り正面の尾根に取付く、一登りで林道に突き当たりソノ正面に立派な鳥居が現れる
これが山頂の八幡宮の鳥居らしい。鳥居をくぐりその上の林道に出て林道を歩いて上の社殿に出た
もちろんこの付近でハイキング道と出会う。ハイキング道の案内板はキッチリと有るようだ
         
八幡宮で手を合わせ裏手の山頂に登った。思ったより多くの山名版が掛けられていた
                                 
山頂から大峰の見晴しは最高だ、マダ少し雪を残した稲村ヶ岳 バリコヤの頭 右手には鉄山 弥山 遠くに高野の山々、しばらく景色に見入った

                       
ここから栃ヶ山に向かう。地図を見ると実線道が途中まである。神社前に出るがこの道がない アレ 少し下かな アレ無い
エーイ尾根通しで向かえ、1ヶ所赤いテープがあった。やはりこの尾根を通る人も有るのだと、倒木を避けながら下って行くと林道に飛び出した。林道はもう少し下から伸びているようだった。林道を地図通り歩き、途中で林道はつまらないと尾根に乗ったりしながら栃ヶ山を目指す。栃ヶ山は林道から少し離れた山頂にあり取り付きには目印があった
                    
目印から尾根に取付くと先に賑やかな声が、ツアー登山の人たちだ、山頂で賑やかに写真を写し、山の景色もソコソコに下山していった
櫃ヶ岳に向かうという。景色もソコソコに下山していったツアー登山、マッこんなもんか
栃ヶ山三角点は状態がよい
三等三角点栃山の記

基準点コード TR35135363401 
点名 栃山 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−山上ヶ岳 
測地系 世界測地系 
緯度 34°17′06.9999                     
経度 135°48′24.2259                    
標高 809.13 m                          
現況状態 正常 状態良し
所在地 奈良県吉野郡下市町大字黒木字トチ山1106−2 
選点 明治36年5月2日
埋標 明治36年5月7日
観測 明治36年5月20日
ユックリと景色を楽しみ山名を特定しながら昼食天気は最高だ
下山は少し西に戻り下手垣内に向かって下山する。昭文社推薦ルートだ。道は広くテープが貼られ直ぐに分る
これを下って行くと急に道が古道風に成る。ここから植林内を下って行く
途中で尾根越えに道があったからこれを越えてみたが意味が分らない、P743mに山名でもあるのかと今地図を見ると考える

        
P654mの神社分岐で左手を下るのもいいが、右手から下り地図にない道を黒木の下手垣内に向かう。
下って行くと集落上に出て、車道に出るがその出口の民家の裏にそれは見事なしだれの桜、場所が場所なら見事な名所となるだろう
                         
ここからは車道歩き、集落の景色を楽しみながら町中の案内地図を見て、畑の道を通らせてもらったり景色を楽しんだり、里に咲く花々を見ながら、やすらぎ村キャンプ場に下った。この里には野の花が多い、ショウタンが知っている花だけでも珍しい物があった
又、おそらく生け花用桜の生産地だろう、桜の木を植えた畑が綺麗だった。山肌に点々とある集落は何とも言えない景色だ
天気は最高、これを見ただけでも今日の山行は気分がいい。残念だが今日のカメラではこれが写せなかった
        
今日の山行はハイキング登山、総時間5時間半だが歩き時間は3時間半くらいだろう
久々に里山を感じる櫃ヶ岳と栃ヶ山 桜の頃はこのルートがお奨めの周回ルートだ
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