高野山
雪池山と日うら坂
2020/02/11
4人 


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林道入り口08:12-日うら道入り口08:56-黒川峠10:56-雪池山11:13-昼食~黒河村跡12:50-林道13:16-林道入り口13:33
総時間約5時間20分
距離6.8㎞

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日うら坂を知ったのは一枚のPDFページからだった 
幸いにも記録者を存じていたことから情報を頂き、ずいぶん時間がかかったが今回4人で探索した
全コースは正しいか分かりませんが、ほぼ90%の確率で古道を歩けたと信じています
沢から斜面(小尾根)を50mばかし登り古道らしいトラバース道を歩いた
黒川峠に近づけば道の測量も有り道はハッキリ残り古道を感じる
ただ、何か所かあった谷越えはどれもワイルドで2か所ロープ補助が有り、そのロープも風化が進んでいた

高野山に道が有ると聞けば登ってみたいショウタンだが、今回は一人の女性の行きたいが発端だった
雪や気温低下での凍り付きを気にしたが、雪のみで緊張はしたがトラバースや斜面登りは案外うまくいった
先ず、北又の急カーブの入り口に車をデポして取りつく 
  
林道はもう一つの黒河道で世界遺産の追加登録に漏れたが、これからも黒河道として認識されるだろう
仏谷沿いの北又川を左手に見やり林道を歩けば、右手に祠が出る
右手斜面の旧黒河村中ほどから平成元年に降ろされたものです

正面に楊柳山が見え谷沿いを登れば今度は左手に祠が出る
この祠の仏も何処からか移動されたものだろう。地蔵の案内が逆向きだ
  
その前北又川左岸に廃寺の愛染寺跡がある
その先で林道が終わり、左手小道は平村跡、黒河峠、楊柳山、魔尼山、奥の院と続く古道だが、今回は谷川沿いを奥に入る
入り口右岸にわずかに道跡を感じるが、まぎれもなく道跡だろう

斜漠を左岸に渡り見通せば明らかに道を感じる
  
情報によれば、川沿い道はやがて行き詰まると聞く
右手の谷一つ目を過ごしよく見ればこれならクネクネと斜面に道を作れるだろうを感じた
話し合い斜面50m程度を登った
 
見事に古道を感じるトラバース道が出た
道と言ってもそれを感じる程度


伐採木の切れ端が土留の感じで道らしいく感じ、もっと上に登ろうと言う意見も有ったが、そのまま進むを提案した

小さなトラバース谷は倒木が有り、身軽な女性たちは乗り越えるが、ショウタンはどっこらしょ
と、ショウタン虎ロープが有ると声が聞こえる
倒木下に、インクノットでWのロープが有った
先人たちが、古道探索時に設置したものだろう
  
ルートの核心が持てた
谷向こうにもそれを感じる
先行の二人は其の棚に立ちルート確認をしていた

  
 抜け落ちている谷も有ったが、先人がロープを残置していた
ここは綿ロープの8mm程度、少し力を入れてみたがまだ使えそうだった
  
棚道が消えているように見える所も前の谷斜面を見れば棚が分かるだろう
黒川峠に近づけば、道はクネクネ登ったりトラバースに成ったり、少し笹が生えこんでいるが人工的に刈り取られていた跡が有った
目的の半分は済んだ
黒川峠で記念撮影だ

黒川峠に名板が有ったが、黒河峠(くろことうげ)の間違いだろうと外されることは明らかだ 
ここは、黒川峠と聞く

愛染寺から黒川峠までを日うら坂と言うのだろう
 
 雪池山を踏み少し引き返した尾根から名も知らない古道を下る
雪池山の事を別名アカガネ岳(銅岳)と呼ぶ、雪池山麓で銅が採掘されたことから来た名前だろう
  
山頂から30m程度引き返した急傾斜の尾根を下る小道が有る
これも生活道だったのだろう
測量がなされ、途中の民家跡まではっきりと残る
読図達者か、GPSの熟達者のコースだろうがなかなか面白い

  
広い自然林を下れば、耕作地跡が出てその下に、旧黒河村の最後の民家が出る
 
年々痛みが出るようだが、まだまだ人の息遣いが聞こえるようだ
  
庭先に四等三角点 黒河が有る
所在地の小字に
和歌山県伊都郡九度山町北又字黒河128番の36
小字に黒河村の名残が見える
廃屋への道を下る。まだまだ状態は良く、道途中に降ろされた地蔵跡が出る
今も祀られているのだろう新しい注連縄が張られていら
   
林道に下るまで、明らかな民家跡や耕作地跡、石積みなどが出る
何時まで残るのだろうか、世界遺産登録道のみではなく、高野山周辺の古道や史跡も大切に守ってゆきたい

ハイカーが多く歩けるような整備が進めば、良いのだろうが、このようなひっそりと守られるのがいいのかも
  
林道に下り、北又の久保小学校跡のくどやま児童館から下った
最近はずいぶんと道が通りよくなったような気がする
 奥高野
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