雄桂、雌桂登山口から紀ノ川市(旧那賀町)飯盛山745.7mから田代峠縦走
2008/06/26

今日は世界的登山家、重廣恒夫先生と山行を共にする事ができた
和歌山コージツ店主催山行でチャレンジ4000登山です。
参加者は10名もちろんシマヤンも参加である
和歌山線名手駅に9時集合、参加者点呼を取りタクシーで飯盛鉱山跡横の雄桂、雌桂登山口に向かった
コースタイム

登山開始→77分、桂登山口→25分、雄桂→11分雌桂→28分桂峠→28分、飯盛山

飯盛山→65分、小飯盛山→63分、田代峠→35分、一本松登山口→50分、粉河駅
飯盛鉱山跡の会社上に雄桂、雌桂の登山口が看板と共にある
駐車場だろうか広場で準備体操をしてまっすぐ雄桂、雌桂に向かうが道標はない
ここから飯盛山には全員初めて25000分の1地図で農道を進むが全ての農道は載っていない
それらしい所を行ってみるがブッシュになったりで引き返しやっと農道を見つける
ブッシュで直登すれば簡単だが経験のない参加者もあり安全策をとったようだ
注意A地点に未舗装農道が軽トラックのワダチと共に有る




ブッシュを抜けようとしたが引き返す

 
注A地点分岐からすぐに目的の道に出た
この道は以前茶臼山から飯盛山に登った道でした
この時のコース記事にリンクしておきます
登山口写真


登山口から25分で雄桂についた。道はヤヤブッシュ最近はほとんど手入れがなされていないようだ
一個所登ってきたルートが見晴らせた。
 

雄桂の横に沢が水を流している。その沢に生えたような格好で雄桂は生えている。小休憩して雌桂に向かう
雌桂は雄桂よりもはるかに大きい。見事な桂の木です。二本は県天然記念物とか


雄桂と雌桂

 

ここで幹廻りの計測は地面から1.3mで測り枝が有ればその廻りを計るとの事
先を急ぐ
道は相変わらずブッシュ気味だが、シライトソウやトリアシショウマが綺麗に咲いている
先生は花の名前もテキパキとおしえてくださる。
縦走路手前に綺麗なササユリ、先生も綺麗だと一枚パチリ
  
縦走路に出て東に向かうが途中新林道が出来道が無くなった。行く手がない
みなで林道にはい上がる、ここでも先生の注意があった。コースは自分で決めないと進歩がない
捨てロープがあっても信頼するな、等々気付いた事を話してくださる

 

 

林道にはい上がり桂峠から尾根に入る。ここから鉄塔下が伐採され見晴しは最高だった
ササユリも多く天然ササユリは又見事だった。
三輪花をつけたささゆりと大きさが見事なササユリ

 
尾根通しに歩き、急登を登り切るとお椀を伏せたような二等三角点のある飯盛山山頂に着く

 

二等三角点、飯盛山


三角点の記
点名 飯盛山
等級 二等三角点
緯度 34°14′37.3579 
経度 135°26′58.3365 
標高 745.71 m
選点 明治34年5月28日
造標 昭和60年6月21日
観測 昭和60年9月29日
所有者 那賀町(紀ノ川市)
所在地 旧住所和歌山県那賀郡那賀町大字麻生津中字飯盛395番地
新住所
石柱 0.79m
ここで三角点について勉強した
三角点は1等から4等まで有り大きさと間隔は以下の標を基本としている

一等 18cm角 距離 45km間隔
二等 15〃 8〃
三等 15〃 8〃
四等 12〃 2〃

三角点文字は南を基本とするが古い三角点は曖昧で当てにならないが最近の四等三角点は
+字が東西南北を指しているとの事
約40分食事休息、記念撮影などして下山に向かう
下山はできたての林道を歩く事になった、飯盛山から北東に下り北下にある林道に植林内を下った

 

新しい林道は東から造られたようで林道終点から又尾根に取り付いた。先生は踏み跡などはあまり気にしない
常に地図を眺めていた。次の目標店は小飯盛山、4等三角点飯盛だ


 

小飯盛山四等三角点、点名飯盛

点名 飯盛
等級 四等三角点
緯度 34°14′37.6526 
経度 135°25′56.2166 
標高 651.95 m
選点 昭和47年6月3日
埋標 昭和47年6月21日
観測 昭和47年7月20日
所有者 紀ノ川市(粉河町)
所在地 和歌山県紀の川市大字荒見字龍門1307番地
旧。那賀郡粉河町大字荒見字龍門1307番地
柱石長 0.63m
観測 GPS  アンテナ高11m
小飯盛山で遭難時の注意点を聞きヘリコブター等を要請したとき鏡でヘリコブターに合図すると光はよく分かるとの事
もちろん地点がハッキリすればそれに越した事はない。
踏み跡があるが地図に道がない、先生は地図上の位置をテキパキと測りその位置を尋たりおしえたりしながら進むが
猿も木から落ちる。一個所方向を誤ったがすぐに引き返す。この地点は地図読みが難しいのだろうか掲載地図で注意としておいた

田代峠638mで小休憩、一本松登山口に下る。このコースは雨が降るとよく滑る
 

一本松から、道標通り粉河駅に向かう。ショウタンは初めて竜門橋を歩いて渡ったが紀ノ川は案外急流だった

 

粉河駅で解散、次回は生石ヶ峰登山との事、その場ですぐ参加を申し込んだ
それほど魅力がある重廣恒夫先生だった

粉河駅


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