宮の谷駐車場から霧降山経由池小屋山変則コース 2010/10/27 単独 |
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![]() コースタイム 登山口07:00-三角点水越08:06-コブシ平08:56-青空平1222m09:35-霧降山10:10-池小屋山10:39-10:50- 奥の出合11:54〜12:15-1222m青空平13:24〜13:45-コブシ平14:15-P866、14:40?-下山15:42 総時間8時間42分 |
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以前山で知り合った方から池小屋山に霧降山経由尾根コースを登ったと言うメールを頂きこのコースが頭から離れず行きたい度が高かった。今回友人が所属するクラブが高滝経由 池小屋山で霧降山、コブシ平経由で下山コースを組んだと聞き、ジャ私は反対回りで登り、奥の出合いに下山して以前から気になっていた奥の出合いからニハンノ平(青空平、白骨平)に登る変則コースを登り返し、単純ルートはつまらないと866から駐車場に向かって下山した この下山がとんでもないルートで、面白さは100点だが、いつも持っているバリエーショングッズ??が無くロープのみで、ルートハンチングが難しく、大汗を流した。まあショウタン流下山はあまりお奨め出来ないが、好き者なら超面白い下山だったが、ロープ、ハーネス、カラビナ ATC エイト管はお忘れなくだ |
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前日のニュースでは寒波到来とか、夏は猛暑だったが、エッ もう寒波と思う冬の到来だ 経験から樹氷が有ると見て、登山口を7時には取り付き、池小屋山に昼前には着こう、必ず初樹氷が見られると思い眠い目をこすって4時に家を出て6時半に宮の谷入り口の駐車場に着いた 思ったほど気温は下がっていなく読み間違ったかなと思いながら7時に駐車場下の橋横から尾根に取付いた 登って行くと、上は伐採され、新たに杉が植林され鹿除け保護ネットが張られている. ネットの事は聞いてはいたが入り口の情報はない とりあえず、テープに沿って踏み後を登る。小さな谷を越えるとクネクネ道はテープが有り、小道には登山道テープが張られわかりよい。ネット内には簡易の入り口があると書かれたページがあるが、?? ?? テープ通りに登るとネットに突き当たるが入り口がわからない、右往左往、やはりわからない、とにかく二重に張られたネット内に踏み後がある 有る有ると探して見るが無い、やっとの思いで入口を捜すが何処だったかもう記憶がない それほど焦ったのだろう 参考意見は、谷沿いに登りネットの下部からネット沿いに登っていけば写真のような入り口があるはず これを開けて入らせてもらう 必ず後はキッチリと締めておこう。 私の後から登られた方達は巧く締めていなかったと、この日ここを下山した友人が言っていた 通らせて頂く事を考えこのマナーは必ず守ろう コースにある小屋 ネット 入り口ネット モノレールが出る これに沿って登ると上の出口に出るが、鹿がネット内に6匹入っていた 私に驚いた鹿達はネットに体当たりしていたが出る事は出来ない、角のある鹿はネットに角を絡ませもがいている このような状態で亡くなった鹿は山奥では時々見かける。食物連鎖が崩れた今、鹿の天敵の狼が無くなり、増えすぎた鹿は食料を求め命がけの行動に出ている。自然との調和、難しい問題だ、タダ ネットは近隣の人たちが植林を守る手だて、これを壊す行為は絶対に止めよう。中には心ない登山者がネット入り口を開けていったのではない事を祈ったが、中の鹿は食べ物が有っても水が無い、一番苦しんで死んで行くだろうと思うと心悲しい 参考GPS軌跡のです ![]() 予想通り江股の頭方面は山頂は白い 樹氷だろう ![]() |
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尾根に三角点がある。山名は分からないがネット検索から 小高山、と書かれたページがあったこれを参考に小高山とした 三角点に行くと、宮の谷の頭と書かれた山名版?? 名前はわからない ![]()
ネット沿いを登って行く |
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尾根は登りよくテープは七夕様だ、尾根分岐もなくコース取りは簡単だった タダ各ピークへの登りは急登でしたが危険性は少ない、 先ず、866mピークを越え。891mピークのコブシ平で一休み、プラスチックケースが置かれた休憩所があった ここからも尾根は歩きよいが各ピークへの登りは一汗流す急傾斜だ タダ、秋は真っ盛り、登れば登るほど鮮やかな紅葉は美しい 1222mのピークにはいくつもの名前があるようだが、何が何やら分からない、青空平、白骨平、ニハンノ平、写真看板には本当ですと書かれていた。 ![]() この付近はメチャ紅葉は綺麗だった |
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日差しは強くなったが風は冷たい、それもそのはず、昨日の雨は山では雪のようだ、ちらほらと白い物が目立つ 霧降山手前で視界が開けた。真っ青な空、真っ赤な紅葉 尾根は白い樹氷、もうたまらない 早起きは三文の徳、もうショウタン感激だ |
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霧降山から台高山脈縦走路を池小屋山に向かう。池小屋山は大台ヶ原方面と、江股ノ頭や迷岳方面の支尾根に向かう分岐点ナカナカの人気の山だが難しいルートがある山だ 池小屋の名前の由来か?尾根筋に自然の小さな水たまりがあるが、草が生えその様子はずいぶんと変わってきた 後少しで山頂だ、白い物が増え風が強い 山頂で長居は無用と、景色を写しそそくさと奥の出合い方面に下るが、ここは広尾根、今日初めてコンパスを取る 綺麗な広尾根からダンダンと厳しい浮き根の尾根、おまけに急傾斜は滑りやすい、ユックリと下山した 下から、大勢の声が聞こえる、標高差100m位だろう。チョット、笛を吹きジョウクをかました。勘の良い知人は直ぐに笛を返してきた。少し立ち話、そそくさと奥の出合いに下った 途中、昭文社などにも書かれているが930m付近で尾根から山肌にルートが変わる トラロープで目印はあるが有る程度危険な所でもある。特に下りは注意が要るかも 奥の出合で、親友のシマヤンが今日のために、国産マッタケで炊き込みご飯を差し入れてくれた ありがたいねー。美味しく奥の出合いで食べる弁当はオヨヨと涙が出そうだった |
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![]() 奥の出合いから、国土地理院の波線道を青空平に登り返す。急傾斜は予測は付くが、少しくらい道跡があると思ったがこれが無い、それにしてもこの急登、何の道だったのだろう 奥の出合いの池小屋山取り付きに大きめの炭焼き窯跡がある。炭運びの道だったのだろうか それにしても急坂登りだったろう 谷上の広場に小屋が倒れ、五右衛門風呂が転がっていた。伐採小屋だろうが、どうして木を降ろしたのだろう ?? 昔の方は凄いと感じる 道跡は解らないがとりあえず地図と地形を目視して1222mに登る。これは急坂だ。フウフウ と一本のテープが巻かれていた。好き者は多いのだろう 嬉しいねー |
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二次林で、勢力が増したヒメシャラをくぐり1222mに出た 登りでは振り返って見なかったが、ここからの景色は最高だ。熊野の海、右には江股の頭、左にはシャッポ山、入道塚から桧塚奥峰、明神岳、おそらく山容から、ソニー高原の山々が見晴らせる 最高だ、滅多に食べないお菓子をほおばり一人景色を楽しんだ。 カシバードによる検証 ![]() ![]() ![]() |
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ヒメシャラが勢力を増した尾根は急坂な所もあるが、ヒメシャラは杖代わりとなり私を助ける 快調に下るこれじゃ変化もないし、良い下りルートはないかな、地図を眺めると有る有る。上り登山口に降りる尾根がある P866から登山口に尾根が降りている。読図も面白いだろう。行くぞと決めて下る 最初は良かった。 オヨヨ、テープがある快調快調と思ったのもつかの間 アララ、これ下れるかな。ウーン アノ木を持って、あそこに足をかけて、ウン下れる これは急傾斜だ、こんな時にいつもの降りグッズを持っていない、18mの補助ロープのみ 行けるさ |
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とうとう垂直の崖、アララ、植林がある下れるさ、で植林内に踏み込むが、動物道もない、植林道らしい物もない これどうして植えたのだろう。目視で下る。もうコンパスは役立たない。方向のみを頭にたたき込んだ アララこれはロープがいる 肩がらみで下ろうか 18mじゃ役立たない、どうしよう 必ず植林時の道がある と、ガレタ倒木帯を下れそうだ、下ってみた 下から見上げるとコリャー、運が良かっただけだろうな ここで位置を推測して、小さな沢を越えるがこれ又伐採木が、なんやかんやで上りルートに出た。ヤレヤレ テープが打たれ地図上では岩稜など無い、テープの主もこれを見て登ったか下ったか、マタマタジックリ見れば良いコースがあるのかも、どなたかこのページに出合えばコノ尾根を実証してください 網囲い内を通るより登山ルートとしてキット面白いコースがあるはずだ、ショウタンのバリエーションはいまいち下手だが面白かった事は最高だった 車が見えた。急ぐ訳ではないが出来ればカアチャンと夕食を食べたいと帰り準備を急いだ 8時間42分の山行だった |
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