高野山バリエーション
陣ヶ峰
2018/07/31
3人

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高野山の最高山は楊柳山と言われがちだが、高野町にある1000mを越える山は、最高峰は陣ヶ峰、1106.2m、薄峠の三角点鈴木1012.4m、楊柳山1008.6m 魔尼山1004m 相の浦道の内子山1002m、陣ヶ峰南ピーク1092m、陣ヶ峰西ピーク1048m、さらに其の西に1000mピーク、薄峠横にも1000mピークが有る
山名の載る山として、高野山、高野町最高山は陣ヶ峰 1106.2mが正しい
陣ヶ峰登山は天狗木峠からチョコチョコと登られる方も多いだろうが、陣ヶ峰は登山ルートの設定が難しい
一度、説明もしにくいようなコースでバリエーションをこいだことも有るし天狗木峠からチョコチョコと登ったこともある

今回は寺ちゃんの提案で瀬川から徒歩道が乗る尾根から陣ヶ峰、弁天峠、徒歩道で御殿川林道に下るコースを歩いた
取り付きは高野竜神スカイラインの瀬川にかかる橋の左岸から川に下った
この川の別名は千谷といわれ谷の分岐が多い
スカイライン橋の左岸から入渓する

見た目は厳しいが、足下注意で下ればたいした問題では無いが、やはり厳しいことには間違いは無い
 
地形図とエアリアマップから、小滝や渕が有るだろうと、フル装備でロープなどは二本も持っていた
所が、瀬川は名の通り瀬の様な川でオール滑状で、歩き良い登り良い川だ
水は綺麗だが、これじゃ0.5級と余りの優しい谷に拍子抜けする
 
古いエアリアマップには二つの渕の名前が載るが、それらしいものは無く、小さな渕に名があるか、又は埋もれてしまったかだと思った
  
大きな谷分岐で現在地を特定する
沢歩きとしては、沢は綺麗だが適さない。
余りにも簡単だ。
 
目的の最後の谷分岐で沢装束を解き、徒歩道(破線)が書かれた尾根に取り付く
道らしいところが無いか尾根先を探るが無いと思ってるうちに、アララ二人は岩肌の剝き出たところをスイスイと登り始めた
待ってー
最初は急傾斜で、植林道か動物跡かわからないが、登りよく登るがフー疲れる
川で冷やしたのが悪いのか、アキレス腱がメチャ痛く、何時もアキレス腱の痛み止めを飲んでいるが、この痛み止めが効かない
オマケに心臓がパクパク、無理は禁物とビスタリービスタリー、コースリーダーのSkoさんが見えない
マタマタ待ってー
 

コースは単純だと地形図を真剣に見ないショウタン。頭では巻き巻きの巻き道を探すが無い
 
1092mピーク手前のピークは地形図では真っ直ぐに越えるが、現場では90度角度で下りこむ
地形図の落とし穴だ。
リーダーは、??と頭を捻りながらショウタンコンパスが合わないと??、三方の尾根にコンパスを取り、こっちだと方向を決める
GPSで探るも良いが、地図から方向を探れば達成感が増す。
Skoさん、こっちだと満足顔だ
1092mからは県道上の境界尾根を歩く
この尾根には古道が有り、大峰や紀伊山地が見張らせる所がある
 
大峰山、稲村ヶ岳、弥仙だろうか最高の見晴らしだ
雲海撮影に最適場所を見つけたとワイワイ
古道は陣ヶ峰西下を巻く

一等三角点、陣ヶ嶺が載る山頂には尾根を直登だ。
フー、心臓パクパク
一等三角点山頂から景色は見えにくくなっている

三角点、等級種別 一等三角点 点名 陣ヶ嶺 

北緯34°12′13″.9672 東経135°38′04″.9296 標高1106.20

所在地 和歌山県伊都郡高野町大字大滝字北桶谷182番

高野町最高山だ

行動食は適宜に取っていたので少し遅い昼食を、山頂少し北のコンピラ宮の祠裏の日影で遅い食事を取った。
風が有り涼しい。後は下りだが今回のバリエーションでは、此処からが難しく又楽しい
 
下りこめば、後ろに陣ヶ峰、南に登った尾根が、向こうには和歌山の山々が見張らせる
 

早速、古道に出くわし古道がクランクしている。
??、コンパスを信じるか道を信じるか。リーダーは悩む、やはりコンパスだろう
クランクをパス道で下りこめば尾根角度が合った。
又道が分岐する。正面に祠が、左だろう。其の先で1048mピーク、この辺まではリーダーは手早い
足の痛みはボルタレンでも治まらない
先に行って、車で待っててなんて、ユックリ下山のショウタンだ
 
此処からは、徒歩道は感じるが雑木が生え見通せないルートと成って行く

何度も何度もコンパスを取り直し現在地を探るが、難しい
ショウタンはお任せだが、だんだんと真剣に成りだした
コースは難しいが、Skoさんは見事にコースを読んでゆくが、自信が有るのか無いのか、こっちで良い?なんて、寺ちゃんに相談している
知らぬ顔をするショウタンは冷たい
最後の尾根先は地形図通りには下れない事をグーグルアースで見ていた。
この下50m程度にソマ道が有ると見ていたショウタン、寺ちゃんの腕時計高度計から50m下った地点を教えてと手抜きだ
この付近と真面目な寺ちゃん。
ショウタンの読みはバッチリと当たり、斜面にソマ道が、これを下れば必ず林道に出る道が有ると見たが、北桶谷の上流に行過ぎると思い、適当に林道に下る。

此処が今日の唯一の危険場所だ。ロープを出すもいいが、身軽なSkoさんは、アララ下ってしまった
ショウタンは、お知りでズズズ、お尻は泥泥だ。
少し上流に歩き沢を渡渉する。橋が流されたようだ
 
御殿川林道を下る。
メチャ状態が良く整備も良い。
国有林林道だった。
 
事後承諾で森林管理所に電話をした
http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/apply/license/nyuurintodoke.html

森林管理所は歩行はOKの事後承諾を得た
これで、北桶谷から陣ヶ峰への直登コースが出来る。
御殿川林道が正しい

高野龍神スカイラインまで出て一歩きで、大滝集落入り口にデポした車に帰る

今日の歩行時間は 8時間10分、沿面距離10.4km 総標高差は650m程度だった
今の私にはチョット無理な楽しいコースだったが、車道歩き以外は涼しく楽しかった
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