南奥駈道、地蔵岳補修と行仙宿荷揚ポッカ
2011/03/19〜20
新宮山彦ぐるーぷにて
この冬に順峯で玉置山から行仙まで縦走をした方から地蔵岳で巻道が落ち通行が困難で行仙宿に入れずビバーグしたとの情報から点検確認した所、地蔵岳を巻く道の橋が崩落、通行が出来ない危険な状態である事が分かった
個人の力では修復できない場所、又小さなギャップが今にも崩落しそうだ
尾根上を縦走するコース以外は通行が出来ない、古い鎖やロープがヤヤ不安定に成っていた
これを点検、補修をした
この現場に行くには無駄な体力は使えない、鉄塔巡視路を通り笠捨山を巻く
時間的には30分程度短縮が可能な巡視路だが、危険の無いコースでもないがアップダウンが少ない
整備はされているがやはり空中ハシゴや山肌キチキチの所もあり、道にゴロ石の所もある

このコースをリーダーの玉岡氏86才が先頭を歩く
先ず葛川辻の水場に道標を揚げる準備をしたが、時間の都合で水場まで案内する道標が出来上がらなかった
 
昭文社等地図にはと有るが水場は以外と見つけにくい
2011/03/19日現在(夏まで完成さす予定です)


地蔵岳は完全に巻道は通れない、尾根を通らなくては縦走が不可能だ
只、地蔵様が祀られている山頂下は小さく巻く事が出来る
小さなギャップは崩落が進んでいる
尾根は痩せ、ハイキング気分でこの山には行けないだろう

初心者は必ず、良きリーダーが必要な所と成った
鎖やトラロープが張られているが安全を保証できる物では無い
多くの方達が残していった物だろう。使用は自己責任だ
南奥駈道最大の難所地蔵岳、春はアケボノツツジや石楠花の綺麗な所でもあるが、一級の難所でもある
登山準備も慎重にして登りたい物だ

行仙宿も手入れが大変だ
一冬事に強風や雪で痛みが出る
今回もその補修用砂バラスを少しポッカした
人力で持ち上げる砂やバラスの量はアリが荷物を運ぶような物だが、根気はその量を持ち上げる
マダマダ足りないが、私にとって足腰の鍛える道場として格好の場所だ
今回一緒に行動した仲間に40kgを担いだ強者がいた
ショウタン、真っ青だがマアボチボチ楽しめる道場だ
行仙宿小屋の非常用ガスが無くなり雨の中これを担いで下るリーダーは私の目標の人物だ
       ↓
 仲間達
追伸
コノ巻道は郵便道で昔の十津川村と下北山村の生活道だった所です
下北山村の浦向かいから続いています
もし 体力切れや、足を痛め笠捨山越えが出来ない時に利用が可能だ
JP電力により定期的に補修はされているがアップダウンが少ないだけでルンルンコースではない
 
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平21業使、第652号)」