衣笠山から鏡石山、大野城跡、熊尾寺山読図登山
2011/12/25
二人

園芸の森→正、陶芸の森
総時間7時間
歩数29103
消費カロリー1386kカロリー
海南市の鏡石山は人気の山だが、同じ長峰山脈にある里山の、衣笠山はマイナーな山だ
衣笠山の南には願成寺がある。この寺は久安元年(1145)湛慶上人が待賢門院の供養のために創建された物とつたえられる
この寺との関係は分からないが、衣笠山から経塚が出たという
衣笠山の山頂は四等三角点横田地点か、尾根にある阿弥陀仏石像地点が山頂か分からない
今日初めてご一緒するTさんと読図で楽しもうと計画したが、慌て者のショウタンは、地図とコンパスを忘れ、簡単な読図コースしか歩けなかった。
前回、この付近を楽しんだ時と同じ県道18号線の庚申さんが祀られた付近に路駐した
言い訳だが、相棒のTさんの地図は、細かくメガネを持たなかった遠視の目には、地図が読みにくく、最初から波線道尾根を間違ってしまった
取り付きの位置は合っているが、波線道は間違っていた
とにかくここだろうと、波線道入り口を入ると、直ぐに立派な石灯籠か卒塔婆???が出た
付近は、畑跡でヤヤススキが生え込んでいたが、道が尾根に続いている
 
ススキの中の道を探しながら尾根にはいるが、測量道が有りルンルンと尾根に登る
  
三角点を行過ごしかけるが、早く気が付き三角点を探した
三角点は御影石の立派な物だった
北緯34°08′32″.4549 東経135°14′38″.5162 標高297.77 基準点名 横田
所在地和歌山県海南市別所字上ノ久保732番
美しい尾根を別所越しに向かって登ると直ぐに、阿弥陀仏石像が出た
立派な物で、寛政亥11月吉日と彫り込まれている
 
別所越しは整備された遊歩道で、林道を越え陶芸の森から鏡石自然歩道に入って行く
  

陶芸の森から見た景色は最高だ。和歌山市から淡路島まで見晴らせる
鏡石山への遊歩道は整備が行き届きルンルンだ。読図の勉強も少ししながら、鏡石山に直登で登ろうとバリエーションコースを組むが、またまた現在地を少し間違い、地図を整地して尾根を登った
このコースには、後に登る城跡、大野城主の山名氏の墓があったり、茶屋跡や、炭焼き釜の跡があったりと見所が多い
  
鏡石山から南がわずかに開けるが、残念ながら山座同定は出来ない
たぶん、アレが白馬方面位の同定だ
 
風を避けて昼食だが、Tさんと少しだけ懸垂下降の練習だ
食後、鯛ノ峰から飯盛山へ続く尾根をバリエーションだが、踏み跡は濃い
時間の関係で、飯盛山は踏まず、林道から大野城跡に向かう
途中に、大野城跡、直登登山口の標識が出たが、尾根先登山口まで歩いた。
これが失敗で、まだかまだかと長い事 長い事 
  
大野城は古い城で、この地方では大きな城だったようだ
大野城跡から、熊尾寺山に向かう
熊尾寺山は、二等三角点引尾がある

基準点名引尾 等級種別 二等三角点
北緯34°07′58″.3507 東経135°14′12″.5921 標高542.94 
所在地 和歌山県海草郡下津町大字引尾字熊ノ尾寺1883番地の1
選点 明治34年7月16日
 
熊尾寺山から、陶芸の森に尾根が走る。これを読図で下ろうと下ったが、手抜きで、アララ尾根が違ったと、手前の林道に出てしまった。コノ尾根にもテープが巻かれていた
林道を下り、途中から県道に出て、途中に出た農道を下り、願成寺にでた
途中で山柿を、鳥達より早く頂いた。これが美味しい
 
後は、県道を路駐点までテクテクと歩いた
Tさんと初めての登山で、カメラは忘れるは、地図は忘れるコンパスは忘れる大チョンボ
こんな私と、またまた同行してくださるという、Tさんに感謝 感謝の今日も楽しい山だった
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」