岬町、消えゆく里山とバリエーション
金谷山から飯盛山、大曲山、提灯講山
2010/12/04
単独


登山開始から飯盛山まで3時間
下山
2時間15分
地理院地図にリンク
標高がたった112mの金谷山、 N電鉄運転士の頃いつも岩稜をむき出した山肌を見て何時か登りたい山と思っていた
その山がR26号のバイパス線の関係で消えようとしている。ハッキリしたルートは分からないがこの山域は大きく変わるだろう

ズート頭で描いていたルートに挑戦した
低山ブッシュは行けるか行けないかの羊歯(シダ)ブッシュを覚悟しなければならないが、今回も背丈を超えるシダと戦い何とか思う尾根を周回できた。
R26号から南海電鉄踏切を渡り岬町のみさき自動車学校入り口の尾根先から金谷山にいどんだ。

一歩踏み込むと山は測量だらけ、測量杭に沿って登りよいルートを登る
まだ測量したてだろう。刈られた木や枝は青い
ラッキーと言えばラッキーだ
小さな山は直ぐに山頂に着く、山頂はシダが茂るだけの所、山頂から尾根伝いに飯盛山登山道の孝子駅、高野山、飯盛山コースの尾根にある藤戸山を目指す。一応コンパスは取りながら登るがコンパスの通り登れないのが里山だ
今日はラッキーだ、腰を越えるであろうシダが測量のため刈られ道が出来ていた
                          山頂
 
                          
とここまではルンルンだが出ました出ましたシダブッシュ、飛び込む以外に動物道も見あたらない、行くぞー気合いで飛び込んだ
里山は良くできた物で、少し大きな木があるとシダは薄い、そんな所にマッタケが生える物だ
 

そんな事を繰り返しながら登って行くが、もう手に負えないような大きなシダも出る
シダの薄い所を探す。
細い尾根になりいかにもマッタケが有りそうな所は歩きよく人の歩いた気配が感じられる
振り返ると、岬町の海が綺麗だ神戸や明石も見える
とにかく里山恐るべし、出ましたシダブッシュ、背丈ほど有るシダを突ききる。動物道を探すが無い、エーイ行っちゃえ

  

小さなピークを乗り越えるのに行ったり来たり、とにかく正面突破は出来ない
少しでも隙間のある所を這い登る。
と、突然道が出る。これでOKかと思うと又シダだ。
と 突然林道が出てヤレヤレ、
 
とそんな事を繰り返すと鉄塔が出て、ここからはヤヤルートが開ける
どうも尾根には古い道が有ったようだが、通る人が無くブッシュ化していったようだ
  
孝子駅からのルートに飛び出す。ヤレヤレ、先ず藤戸山に行ってみた
古い記憶の中の藤戸山、直ぐ上に山名版があった
飯盛山登山ルートを飯盛山に向かう。途中の千間寺址で付近を整備する団体があった
そこに祀られた愛宕神社の信者さんらしい
直ぐ上が飯盛山、5〜6人の方達がお昼を楽しんでいた。
挨拶をしてウドンを焚こうとバーナーをセットする アララ火が付かない 困った
と思いきや、先の団体さんがマッチを下さった。まるで神様に見えた
山頂で景色を楽しみ
下山につく

  
先ず、大曲山の特定だ、大曲山から下山するも良いが少し時間が早い
提灯講山を特定しよう
大曲山分岐                   山頂は何もない
 
この付近から現在地の特定が難しい、地図を指で押さえながら現在地を見る
当たっているかどうか分からないが角度や地形で現在地を見るが??だ
提灯講山の特定だが、ここだろうと山頂らしい所に踏み込むが何もない
付近をウロウロ、一つの山名版があった。ここだろう
 
みさき公園に近づくにつれて道の笹がヤヤ生え込んでいるが問題はない
地形が特長のある小さな双耳ピーク、ここから下山しようと試みるがあえなくブッシュに敗退だ
見晴台があり休憩所が作られている所だ

 
このままみさき公園駅ルートを下ろうか、悩む
と18号鉄塔と書かれたルートが出た。地図を見る ここは利用できる
ルートハンティング、地図とにらめっこするが特長のない地形は現在地がまるで掴めない
コンパスで行く方向を探る
どうやら塚谷に下っているようだ、測量跡を下った
小さな川沿いに道が有るはず、名のある谷だ何かはある
読みは当たりそれらしい道跡が出た
                           ここから18号鉄塔に             ここから尾根に   
  
読みは当たった 
川沿いの右岸左岸の小道址を下った
 
南海電鉄のレールが見える地点から山沿いに用水路跡が出た
山裾を巻いている
ヤレヤレ、スズキハウスの建物横に出てデポした踏切横に出た
このコースはルート表現は出来ない
地図から面白いルートだった事を感じてください
読図やルートハンティング、里山歩きは面白いがシダやブッシュの戦いがいがある
好き者コースを書いてみた
  
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