番田山1085m、カンスケ尾、ミオス尾、バリゴヤの尾稲村ケ岳1725m
2006/06/13 |
白倉林道鉄梯子7:00-番田山08:20-P1392m11:20-稲村ヶ岳直下12:50-稲村がヶ岳13:50
下山
稲村ケ岳15:00-クロモジ尾分岐15:20-岩本橋、白倉林道登山口16:50-登山口17:35 |
四年前に岩本谷を遡上して、稲村ヶ岳に登った際、どこで間違ったか、ミオス尾に出て稲村ケ岳に登った事があり、今回シマヤンを誘い、
ミタライ渓谷側の白倉谷入り口付近から、番田山、1085m、カンスケ尾、ミオス尾、1600m地点から大きく南に巻いて、
バリゴヤの頭に出る尾根に登り、稲村ケ岳にに登り、帰りは、クロモジ尾を白倉谷に下った。
ここ最近にない10時間40分の行動時間となりました。
番田山1085mまでは、ミタライ渓谷遊歩道入り口近くにある(白倉谷に向かい200m位)の梯子から取付く。付近のコアジサイは綺麗でした
紫陽花 登山口
梯子を登りきると、次ぐ左手の尾根に取付く、ここを直登するが、途中大岩などは巻くが傾斜はすごい
1時間20分で番田山、1085mに着く、
番田山から東にカンスケ尾をアップダウンしながら、ポイント1236mに向かう、途中バリゴヤの頭が綺麗だ。
歩きよい尾根をだんだんと登り1392mポイントに向かう。1383mポイントは大きな岩で登れない、コレを北側を巻くがこの付近からは、だんだんと厳しくなってくる。
尾根は痩せ油断できない。途中では岩をよじ登る。
コースはだんだんと厳しく、石楠花が行く手を遮るが、このコースも時々は人が訪れるのか、古い切り跡や、踏み跡らしい物があった
今年は遅くまで石楠花が綺麗だ
地図を確認しながら、進む、途中で大岩は巻き、又越える
シマヤン
1392mふきんでモジキ谷から来た人であろうか初めてテープが気まぐれに打たれていた。
私たちは、四年前の地点はここだ、いや先だと推理しなら進むが、石楠花が覆い被さり、足下に注意が要る。
全くの自然状態です。少し行った所で少し休息、おむすびをほおばる。この付近からますます傾斜はきつくい
大日山が目の前にそびえる
1600m付近から大きく巻き、バリゴヤの頭の尾にトラバース、最初は岩だが、笹原に変る、動物の踏み後を頼りに進むと、小さな沢に出た。
ここで水を補給、小休止、この付近はモウ稲村ヶ岳の真下だろう。
ここから南にトラバース、身の軽いシマヤンは、トラバースして最短距離で、バリゴヤの頭の尾根に向かう。
トラバースが苦手なショウタンは、上を見ると崖の下に動物の道がありそうだ、20mも上がればよい、直登は得意なショウタン、
難しそうな所に丁度木が横たわって生えている。先ずそこに向かって登る。思ったより沢の水で湿り滑るが、岩はしっかりしている。
難しそうな場所に来た。立木に力を込めた、瞬間、しまった立木は、上から落ち根付か無いまま横たわっていた。ズル、ズル、根こそぎ落ちそうだ。このままでは巻き込まれる。ショウタンは2mほど左に逃げたが、岩と体の間に一本の枝が有る足にからみこのままだと危ない。
シマヤン、ロープ、叫んだ。状況を察知したシマヤン、大きく私の上に回り込んだその間5分、ショウタンは渾身の力で、木と自分を支える格好だ。
落ちればアウト、意を決して、手でぶら下がった。瞬間木の枝は、ショウタンと岩の間を落下していった。再度足場を捜し体制を立て直した。
上からシマヤンがロープを投げた。ヤレヤレ私が登って行くのをシマヤンが写真に撮っていたが、写りが気にくわないから掲載は辞めました。
さらにバリゴヤの尾根に向かうが途中で登れそうな急登の涸れ沢があった。ここを登ろう、二人はここを登った。最大の敵は落石です。
よく見るとここ最近この沢を登った人がいる。数人の踏み後、登りきると丁度、天理大学の看板があった。
オマケでショウタンのも
200mほどで稲村ヶ岳に着いた。途中のイワカガミが美しい
山頂で記念撮影、丁度登ってこられた方達と楽しい一時、今回のビールは本当に美味しかった。
もう少しで墓石にビールをかけられそうだったから
1時間少し休息、クロモジ尾から下山。クロモジ尾は数度下山するが、だんだんと道がハッキリとしてきているようだ
クロモジ尾、稲村小屋分岐
クロモジ尾
ここから尾根を左に変る
現在(2014)は間伐され見晴らしのある地点だ
下って行くとフェンスに出会う、フェンスに沿って進むと、写真の看板からジグザグと、岩本橋の登山口に下る
登山口から、35分で車まで歩きました
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