ペリチェからロブチェ(Lobuche4930m)へ

10月15

ペリチェ.4243m、3時間→トゥクラ.(Tuglha4620m)、3時間→ロブチェ4930m

いよいよ最深部、高度は4500mを越えて、ゆっくり歩かないと直ぐに呼吸が苦しくなる。
歩きながらしゃべると息が整わなく、ハアハアと息苦しい。それでも止まっていると普通にしゃべれる。
道はそんなに傾斜がないが、時々少しの急登が現れると、荷物を積んだヤクは息苦しく牛使いが、かけ声をかけてヤクを追っている。
口からは泡を吹き苦しそうに石ころで滑る坂を登っている。私は、防寒具と非常食カメラほんの7〜8kg、荷物はポーターさんが背負っている。大名登山だ。この地点まで来ると、馬は役に立たないそうだ荷駄隊が、牛を先頭にヤクが付いて行く、
ヤクより牛の方が頭が良いらしい、体力はヤクが上だ。ヤクと私はよく似ている 笑い


トゥクラに向かう道
牛の放牧はこの付近が最奥です
    ←cholatse,6440m

ショウタンは一休み、空気が乾燥しているためバンダナを口に当てている





シオロビック5906mとcholatse,6440m


トゥクラ(Tuglha,4620m)が見えた、再度下り、川を渡り、再度登り返す。登る人、下る人で道が細くて大変だ
トゥクラはただ一軒のロッジがあるだけだ


トゥクラはサイドモーレンの上に立っている。ガレ場だ、裏にはcholatose,6440がそびえ感激した。



ここでトイレの話しだが、ネパールの田舎にはトイレがない。
野に返すのが基本だ、ロッジにはトイレらしい物が有るが、野の方が綺だ。
ガイドさん達は使用した紙を捨てる方が汚いと言う。
彼たちは水でお尻を洗う、ハンドウォシュレットだ、綺麗なはずだ、
テント宿泊者グループは、テントで簡易トイレを掘っている。
しかし、一度掘り返した所の植物は再生するのに非常な時間が係かる

???


アマダムラムをバックに



振り返れば、アマダブラム、クスムカン(Kusum Kangguru6369m)、カンテガ(Kangtega6685m)が違う角度で見晴らせた。

最高の言葉意外言う言葉がない



一時間ばかし食事タイムだ、この付近には苔らしい物が生えているのみ、小石と石の道だ。
氷河が石を運んだサイドモーレンだ。補足はゆっくりユックリと
急登を坂を登り切るとエベレスト山群が見わたせる丘に出た。
ここに沢山のケルンが、エベレストやプモリ、その他エベレスト山群で遭難したガイド、ポーター、そして登山者達の墓場だ。
エベレストで命を落し帰らぬ方達の叫びが聞こえるようだ。日本隊のケルンの前で手を合わした。


ロブチェには後少しだ。


ロブチェに着いた


ロブチェ4930mは数件のロッジとテント場が有るだけだ。
ロッジ内は蚕棚、床には苔がしかれ温かい、ただ蚕棚には梯子がない
柱に足をかける溝が掘られているだけだ。疲れた足に堪える。
そして、乾燥さした牛の糞の燃料がストーブでたかれ温かい。
小さな火で青くいかにも火力が有りそうだ。
糞がこれほど燃えるとは知らなかった。臭いは無い
いよいよ明日はカラパタールだ。
カラパタールとロブチェ間をピストンだ、朝暗い内に出る
酸素が薄く寝付きが悪い、ほとんど眠れない

カラパタールに
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