恋の谷から烏の塒屋山(からすのとややま)、竜門岳と竜門城出城周回(城山) 2011/11/12 単独 |
コースタイム 恋の谷09:23-烏の塒屋山10:30-中竜門11:50-竜門岳13:11 下山 竜門岳13:45-山口14:48 出城周回タイム 50分 自転車時間 1時間 |
烏の塒屋山、からすのとややま、面白い名の山があるものだ ズート気になっていたが、ヤット行く気になって、これも気になる名前の、恋の谷から取付いた どこから取付けば良いか、ネットで調べたが要領を得ず、ジャ、マイルートでと今回の登山口を選んだ 案外正解であったかも 烏の塒屋山から中竜門三角点を通って、竜門岳までの尾根を縦走したが、各ネットで紹介された棘は、勢いが無くなり気にする事はない タダ、烏の塒屋山登りと、烏の塒屋山の次に出るピークのネット沿いは、雑木やブッシュで少し登りにくかった 後は、倒木が多いが、全ての尾根ではなく、所々に出るという感じ、倒木帯も、そう問題はない ルートには古いがテープがあり、私は簡単にコンパスを合わせたのみで、現在地は解りよい 最後の、竜門岳への登りと、竜門岳からの下りは、汗を流したが時間は短い マア、好き者なら面白いルートだろう 最後に、おまけで、竜門城出城跡の城山、四等三角点に登ったが、倒木でこれを探せなかった 後は、デポした自転車で、恋の谷手前まで帰るが、ほぼ上り坂、周回は右回りで行けば良かったと反省の大汗自転車だった |
路駐点 吉野川沿いのR169号線からR370号線に抜ける途中に小島峠がある この手前に山口神社がありその西側の道を北にはいると林道になり、道成りに登ると竜門岳に着く 道標や案内、史跡の多いルートだ この途中のアスファルトが切れる付近に、自転車をデポして、登山口の恋の谷に向かう R370号の三茶屋交差点に出て、直ぐに三茶屋交番の前に入り、古道標識のあるT字路を右手に、地図を見ながら細い恋の谷に向かう林道?を奥にはいる 古道の道標 恋の谷までは本当に道は狭いが、5ナンバー車なら通れるだろう 車の駐車点が無いのが困った話だが、三茶屋の交差点から歩いてもそう時間が係らないだろう 私は、恋の谷と別所を結ぶ波線道の三叉路に一台置けるスペースがありそこに路駐した その先で未舗装路と舗装路が分岐している サテ どちらに向かおうか 地図は右手を恋の谷としている 手前にお墓があり、その奥に地図に載る家が有る 右手を選んだ 家は廃屋らしいが、新しい 家前から奥に小道が続き、ワダチがあった 家前の尾根に取付いても、烏の塒屋山に登れるが、ぬかるんだ細い林道をそのまま奥にはいる 奥で床柱にでも使うのであろう、人工的に変形させられた杉が切られ、搬出準備をしていた その地点からさらに奥にはいると、小道が無くなり、そのまま谷筋を尾根に突き上げた ここは、登りよいコースを取ればいいだろう ブッシュも問題はない |
尾根に出ると踏み跡、タブン動物?が有り、烏の塒屋山に向かう 少しは倒木もあるが、マア、上に向かえば山頂に着くだろう 途中に道標が出た、道標は二軒の家屋マークの地点に誘導されていた 目視する限り、どちらも似たコースのようだった 急坂になると、ネット沿いを登るが、これが急でネットの支線が邪魔だ 登りよいとは言えないが踏み跡は濃い |
アレ、モウ烏の塒屋山と思うくらい、簡単に山頂に出た 賑やかな山頂、三角点後に那部良氏の紀州わらじの会の道標、点の記グループ、等多くの方々が登られている 赤い大きな山名版の前に、凡字が書かれた卒塔婆だろうか、史跡が建つ 台地状の山頂は、明らかに屋敷跡、タブン山城??の跡だろう 等級種別 三等三角点 標高 659.03 基準点名 柳 北緯34°26′22″.3315 東経135°55′29″.2460 所在地奈良県宇陀郡大宇陀町栗野トヤウラ641番地 跨る |
竜門岳に向かう コンパスを取らずにテープに沿って下りかけた アレ、下に尾根がない。地形が違うとコンパスを取った このコースは370号線沿いの栗野方面に下る踏み跡だろう チョット地図を正置してみた 左手尾根だとブッシュで回り込んだ 山頂からは見えにくい尾根、なめたらアカン、コンパスはチャンと取ろう 気付くのが早く、無駄歩きが少ない 急な傾斜を慎重に下る 話しに聞いた倒木は少なく、テープ多い と思ったものの、出た倒木、しかし、動物や先人が通り、這いくぐったり、乗り越えたりとしなくても、ルートは出来ていた 少しは、ヨッコラショと乗り越えるが、たいした問題ではない 所が一つ目のピークの登りは、参ったブッシュ 踏み跡は濃いが、登りにくい、どっこいしょ登りだ これを過ぎると、後はルンルン 棘が多いと聞いてはいたが、もう棘の勢いが無く、出ても問題のない程度 マア、今流行の山ガールなら、少しは問題かも知れないが、応急に作った木杖で払えば簡単にルートが出来た テープはあるが、各ピークではコンパスを取り、方向を決めた 支尾根に入る方が、踏み跡が濃い所もあった 鉄塔巡視路マークが出ると、直ぐに鉄塔、この付近からルートは歩きよい 鉄塔下にトゲの有る木の幼木が多かった。この先どうなるやら マア踏み跡は濃いがピークで簡単にコンパスを取り それなりに歩くと、四等三角点、中竜門が出る。四等点だが大理石、立派な物だ ここも、支尾根の方が踏み跡が濃かった 等級種別 四等三角点 基準点名 中竜門 標高673.05 北緯34°26′47″.7037 東経135°54′47″.2854 所在地奈良県宇陀市大宇陀区宮奥元中593番 |
中竜門付近から古道跡が残る もうルート間違いはないだろうが、竜門岳下に近づくと、広い垰で木が伐採され、搬出中だった ここから別所に下る道が有るようだ この付近の道はピークを巻いている 地形を慎重に確かめ、巻き道に惑わされず尾根を縦走した 竜門岳下の急傾斜は私には心臓破りの傾斜、休み休み登る 竜門岳下の三津に行く道標が出ると、ヤレヤレだ 山頂に出ると、社が建つ ここは、竜門城跡、大きな城だったそうだが、屋敷跡は烏の塒屋山より小さい ソノ中央に、一等三角点、竜門岳が鎮座する 東経34°26′26″.2750 北緯135°53′51″.6629 標高904.09 所在地奈良県吉野郡吉野町大字山口字岳297番 埋標 明治20年12月 山頂で一人宴会、少し寂しいが気ままな時間を過ごす 山口に向かって下山する |
下山は簡単だ 山頂の道標に沿って急傾斜を下って行く 沢の音が聞こえだすと、少し道が不明瞭になるが、よく見るとテープが 時々は川を右左 林道風の道になると後はスイスイ だが、このルート、史跡が多い 今日は写真を載せておこう 竜門寺跡↑ |
自転車で山口に下る 時間も三時前と少し余裕が生まれた 話しに聞いた竜門城出城跡の城山に登ってみよう 目視で登れる山だ 小さな谷沿いから、尾根を登る。タダ上に登る 少しはブッシュも出るが、里山なら当たり前程度、急傾斜を登って行くと、いかにも城跡らしい、空堀が出る 山頂に、竜門城出城跡の石柱が立つ 山頂に、四等点山口が有るはずだが、これは間伐材と笹で見つからず 出城が築かれる地形だけに見晴しは良い 現在コノ尾根は鎌尾と呼ばれるが如く、急傾斜だ 下山は、登尾根ではなく一つ南の尾根を下ったが、道跡はあるが歩きにくい 目視で下るが尾根先に出るには不適当と、小さな谷に下り、谷中をほんの少し歩いて、自転車前に飛びだした |
恋の谷には、約6kmの自転車距離 三段切り替えの中古自転車、ルンルンで帰れるだろうと恋の谷に向かうが、シマッタ、上りが多い 今日のルートで、この自転車帰りが大汗ものだ、 半分は乗る事が出来ず、テクテクと、右回りにすれば良かったと、反省するが、反省はもう遅い |
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図 画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平23業使、第2号)」 |