大和葛城山
天狗谷から弘川寺
2018/03/15
6人

地理院地図にメッシュと色付けをしてみました

ヤマレコへのリンク
コースタイム
青崩→山頂8時30分〜11時00分
展望台→弘川寺12時05分〜16時05分
休憩含む総時間
距離
約9.5km
大和葛城山は奈良県側から登るかダイヤモンドトレイル利用の登山が多いと聞く
先日、大阪府南河内郡河南町の弘川寺から大和葛城山を案内していただいた

コースには不満は無いが、林道が長く登りは見晴らしも少なかった。
地理院地図には多くの破線が書かれ、ここは何処と考えるほど位置判断が難しいコース
前回のコースを参考に、林道を歩かない、見晴らしが有る。コースは分かり良いを基本に、水越トンネル西側の青崩から天狗谷の登山道を葛城山に登り、弘川寺下山のコースで仲間6人と歩いた
  
R309を歩くのは歩道が無く通行量が多いことから、水越トンネル西出口上にかかる橋から天狗谷に向かう
途中に道標が有り道標を見ながら谷に入ればよい
田舎の雰囲気は良い。
所が、天狗谷は度重なる大雨で荒れに荒れ、整備登山道は激しい沢ルートに成ってしまっていた
  
初めて登るのは二人で四人は久々だが、その荒れたルートに驚きながら慎重にルートを選んだ
巻道やテープでルートは記されているが、全て安全とは言えない自己責任コースに成っていた
  
左右の所処で山は抜けその山肌は人気のコースとは程遠くなっていると言う
  
沢沿いから斜面にコースが変わるころから整備のままだが、人気のコースは階段が多くフー、
  
コースが完全に尾根コースに成るころ道標が出て歩き良い
登るにコース問題は無い
途中でショウジョウバカマの大群落があり、同行の花先生は、ショウジョウバカマの変わった増え方を目ざとく見つけ教えて下さる
葉っぱの先が地面に付いた所から根を張り増える特徴があるとか
  
登山道が水平に成る頃、山頂の斜面にはカタクリの大群生地があるとか
動物の被害から守るために囲いが有り人も立ち入れない
ダイトレに出てトイレ前から山頂に出る
  
春霞がかかり見晴らしが薄い
貸しきり状態の山頂を楽しむ。
この山頂の三等三角点 点名は篠峰山(しのみねやま)です
点の記は
北緯34°27′22″.1653 東経135°40′56″.3406 標高958.55
選点明治34年6月13日 埋表平成28年10月7日(平成28年10月7日低下改埋) 観測平成14年9月20日
所在地 大阪府南河内郡千早赤阪村大字水分字篠峰山1284−2

明治の頃は篠峰山と呼ばれていたことが、点の記から読み取れる
食堂裏の展望台でお昼を楽しみ下山にかかる
コースリーダーは私が取った。
ダイトレを北に下り、長い階段を下りきった所から谷に入る
地形図閲覧から拡大すればそこに破線道(里道りどうとは、道路法の適用のない法定外公共物である道路のことである)の里道が載る
薄いが、そこには踏み跡が有り、利用する方もおられるようだ
  
地図に見る黒線道を越えさらに下れば五又路林道にでる
ここは一般登山ルートに利用される林道だ。コンクリ舗装がされている
未舗装の北北西の林道に向かい、ダイトレ900mピークから西に伸びる尾根を横切る所に向かい
目ざとく、読図達者は、ショウタンダイトレから尾根を下るも良いねとコースを指摘される
流石。
尾根を横切る所から、破線に入るがここの西方面に廃土が置かれ道尾根が見えない
私が探索に右側から入り少し下りかけると、ショウタン尾根が違うとの指摘が有りコンパスを見るとアララだった
廃土左手からトラバースではいれば細い尾根が西に下り、中央に踏み跡が出る

  
植林は幼木で今は見晴らしが有るがそれは時間の問題で無くなるだろう
ポイントは写真の木に左分 建石山と書かれたところだ
慎重にコンパスをあわせ右尾根を下る。
時には利用者が有るのだろう古いテープマークが有った
  
尾根を下れば小屋か休憩場所?が有り下りよい尾根を下るが、ごく一部急傾斜もあったが問題は無い
  
尾根先まで後少しで尾根が削られ林道が出来ていた
下って先に登り返すほど拘りは無い。
ウスイ谷林道を下り林道四つ辻に出る
正面の未舗装林道を行けば何の問題も無いのだが、旧道を歩く事にした
これが問題で、アオキの大ブッシュと倒木になり反省シカリ、尾根を越えるか林道を歩くが正解だった

  
その先の536ピークが弘川城跡だ。
道から尾根を這い登り536m測量点に行くが、ここには高圧線鉄塔が有るのみで城跡は感じない

ハイキング道の巨石に、城跡を示す字を彫った巨石がある
ここに向かってバリバリと下った
 
城跡ピークを巻くように一周して目的登山道に戻る
  戻るまでに チョットややこしい道標が出る
よく見るとピークに向かって階段が見えるが、下り方向にも整備道が有り??ショウタンはチョット方向を失ったが、仲間は方向を指定する
コンパスで方向を探ると間違いが無かった
  
周辺案内図の掲示板がある所に出て展望の道を下り、極力尾根を下った
   
この付近から文章表現が出来ない私だ
鉄塔を確認しながら尾根を確実に下る
ハイキング道を下っても問題なく弘川寺に下れるだろうが、少し尾根に拘った
  
西行庵跡に出て、短歌の 麓まで唐紅に見ゆるかなさかりしくるるかつらぎの峰 の唐紅の意味はと談義が出るが、すばやくスマホで探る仲間達
百人一首にも唐紅のが有るとか無いとか?
私はもうその話にはついて行けない
 
桜は3月末から4月10日くらいが見ごろとか
途中で作業をしていた地元の桜守さんが教えて下さる

その作業の台地の奥に我が家の小さな家程度の土盛がある
そこが西行の墓と書かれていた

桜守は下れば弘川寺に出ると言うが道が分かりにくかったが、踏み跡らしいところを下るとアラ道が有った
  
西行堂、本堂と出て私は駐車場に向かったが、仲間のご朱印ハンターは事務所に下ったようだ
普段は人気は無いが、桜の頃は大賑わいの桜の名所と先出の桜守さんが仰った。

デポしておいた車で青崩に向かった
車の移動時間は18分だった。
地理院平地図縮尺不明

林道コースとの比較
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