欲張り縦走
江馬小屋谷から江股の頭、白倉山、古ヶ丸山、大熊谷の頭、庵の谷林道下山
2009/10/20
寺ちゃん、山姥Tとショウタン
コース略図


「この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号号)」
古ヶ丸山に行きたいとT女と寺ちゃん、それならばと江股の頭、白倉山、古ヶ丸山、大熊谷の頭から庵の谷林道に周回するルートを組んだ。ショウタン流時間計測、25000分の1がA4サイズに印刷できれば歩けるで、でキチキチ登山
久々に標高と距離をカシミールで出し、時間計測してみた所、林道まで9時間程度、寺ちゃんはモット詳しく調べた所おなじく林道まで9時間程度、大きくずれても庵の谷林道5時半だろうと、ヘッデン覚悟の山行となった
大熊谷の頭で5時半でもショウタンは、大熊谷の頭からは目をつぶっても庵の谷林道に出る自身があるからだ

以下寺ちゃんが出した山行計画時間表

7:30 江馬小屋谷登山口9:40 ナンノキ平 10:10 P1226 稜線分岐10:40 野江股の頭11:00 白倉山12:30 昼食13:30 古ガ丸13:45 古ヶ丸(休憩)14:50 白倉山16:00 大熊谷の頭16:30 庵の谷林道

今回の山行時間 総時間10時間33分総上昇高度1800m程度

江馬小屋谷登山口07:47-ナンノ木平09:29-江股の頭10:00-白倉山11:45-昼食25分ー古ヶ丸山13:25〜45-白倉山14:50-大熊谷の頭
16:10-林道終点16:50-林道ゲート18:20

庵の谷林道は先日来の大雨で荒れている。途中に自転車をデポして、江馬小屋谷の林道に向かう。
江馬小屋林道途中の広場に車を置き、15分遅れの7時45分、登山を開始した

江馬小屋谷林道
 
林道終点の橋を渡ると登山口がある。登山口からいきなりの急登。直ぐにテープに一般登山道と上級者登山道と書かれた踏み跡程度の分岐がある。一般登山道に入る(上級者登山道は尾根が変わる。下山経験がある)
 

登山道は一部険しい所もあるが、平均して歩きよい、大きく尾根を巻き込んで歩いて行く。テープが捲かれているが分りよい登山道だ
尾根に出るまでの中程に動物罠が有る。

 

尾根に乗るとそこからは自然林帯、直ぐにヒメシャラの森、秋の香りがムンムン、流石の山姥も山姥を忘れて女に戻っていた
 

ナンノ木平と誰が名付けたか、大きな巨木のミズナラの木、最後の力で生きているように半分が枯れてはいるが、何とか生きている
立ち休憩だ行動食をほうばり、縦走尾根に向かう

ナンノ木平9時29分、遅れは取り戻した
 

稜線に出て江股の頭に向かうには時間無駄がある。地図を見ると小さな谷が有るが縦走路稜線にトラバースできそうだ
一歩踏み込むと鹿道がある。行ける。行動に移す。まごまご考える時間はない。少しでも時間短縮したい

鹿道は水平についていた流石動物
江股の頭↓
 

見慣れた江股の頭、紅葉真っ盛り、綺麗だ、少し秋を楽しみ縦走開始だ
 

縦走路は秋真っ盛り、白倉山から古ヶ丸山に続く尾根は秋真っ盛り、途中で山座同定を楽しむが時間がない。焦ると同定も間違っていた

 ←稜線←振り返れば江股の頭

景色は最高だ、時間が欲しいが秋の縦走は時間が無い。マッ所々で景色を楽しむが駆け足はやむを得ない


稜線上に小さな岩稜が出たが問題なく下れる。2m程度の岩がある
 

白倉山が近づく頃、ヒメシャラの幼木ブッシュ、石楠花より歩きよいが、テープが打たれた通りに歩くと歩きよかった

山姥が出た↓                             稜線の様子、秋真っ盛り
 
             秋真っ盛り→  

古ヶ丸山への稜線が見えだした。斜面は真っ赤で綺麗そのもの、久々の秋を見た感じだ
 

古ヶ丸山分岐から直ぐが白倉山、アレレ、同定した時に地図を見ずにアレが白倉山と思いこんだ位置が違っていた
分岐点横が白倉山だった。
 ←白倉山は展望が最高、迷岳、台高縦走路の山々、先日登った千石山はアレだと喜ぶ
白倉山11持45分時間に余裕が生まれた

次のピークで食事にしようと古ヶ丸山に向かう。
直ぐに岩稜が現れた。巻道もあるがロープが張られている。新しい物もあり信じてこれを利用した

 
次のピークで昼食
丁度風が遮れる岩稜、周囲は紅葉、景色も良いが最高の場所だと喜ぶ山姥T女

 25分で昼食

八景山と書かれた古いプレートの有るピークが有った。八景山と言うのだろう
 

ゴーロー石で歩きにくくなるとその上が古ヶ丸山、→ 
山頂に着いた

山頂からの大台の山々は美しい
 
三等三角点が鎮座する
基準点コード TR35136317601 
点名 古ケ丸 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 伊勢−大台ヶ原山 
測地系 世界測地系 
緯度 34°18′56.5576 
経度 136°11′53.5768 
標高 1210.87 m
基準点現況
現況状態 状態良し、保護石無し
所在地 三重県多気郡大台町大字桧原字古ヶ谷58
古ヶ丸山1時25分から45分、引き返す。
一番の注意は浮き石とゴロゴロ石の躓きだ
帰りの景色ももう最高だがソロソロ疲れも出だした。
 

                       

岩稜帯に出た。登り返さず左手、南側を巻登、捲き上がると写真の滑車がぶら下がった枯れ木の所に出る
岩稜ロープがイヤならここから巻下ることが出来る

 
←白倉山から見える大熊谷の頭への稜線と迷岳方面

白倉山に戻り大熊谷の頭に向かう。尾根が北に振る分岐地点が少しややこしいが問題はない
この分岐から大熊谷の頭までの尾根は平均、細尾根、痩せ尾根でヤヤ注意が要る
一番の問題は、疲れた足が堪える大熊谷の頭への登り返し、大汗、大息、足はガクガク、アーシンドイだ

 
                       
大熊谷の頭で一休憩後は楽沈の下り、

  
植林の金網が出て庵の谷高の三角点が出るとすぐ下が庵の谷林道の終点だ
 

林道16時52分、

ほぼ予定タイムで縦走ができた。今回の一番しんどかったのは庵の谷林道を下ることだろう
ゲート18時20分、ヘッデンをつけた事は言うまでもないだろう
 

寺ちゃんが自転車で車を回収に向った
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