一等三角点金剛山と金剛山と湧出岳

2007/010/07
シマヤン、ショウタン
                                     

ややこしい表題になったが、シマヤンと金剛山に登った。
ありきたりのコースでは面白くない、高天彦神社から北北東に600m進み白雲岳の尾根を直登して金剛山に登った
ここで面白い表題になったのは、三角点名の金剛山は山名湧出岳で有ると言う事です
このことは三角点に興味を持ってもらえば分りますが、よく金剛山は
葛木岳、湧出岳、大日岳の三峰の総称を指すると言われますが、これも金剛山であると言う事には間違いがないでしょう
国土地理院の三角点名、金剛山は湧出岳です。1125mの最高地点が葛木神社の上です。
湧出岳は1112.08mこれより12.92m低いです。ここは一等三角点で有る事も意義深いと思う
ここに国土地理院のデーターを載せておきます

基準点コード TR15135459401 
点名 金剛山 
冠字選点番号  
種別等級 一等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−五條 
測地系 世界測地系 
緯度 34°25′01.1818 
経度 135°40′38.338 
標高 1112.08 m
基準点現況
所在地 奈良県御所市大字高天字葛木岳475番地 
埋標 明治19年8月19日
改埋 平成14年12月3日
観測 平成10年12月16日 GPS
旧所在地名 奈良県御所市大字高天字金剛山475番1
金剛山国有林65林班

うんちくはこのくらいにして、



初めてのコース慎重に地図で確認、高天彦神社下の近畿自然歩道から取り付く



整備された道を登って行くと
正面に高天彦神社が見える 付近はコスモスが植えられ綺麗だった

 

神社前を右に高天の集落を抜け水道設備を右に柿畑を左に道を植林帯に進む

 

植林帯の中の道は最初はマークがないが中央の道を進むとやがてテープが打たれている
テープに沿って登るが間伐材が道をふさぎ歩きにくい、私たちは道を離れ適当に道沿いを登った

 

  

景色も何もない、ただ道沿いを登るが、途中で低木が道をふさぐ、気にしないで登るとやがて踏み跡がある
テープも沢山打たれ道は分りよい、ただ登るほどに傾斜が出る。やがて道らしい所に出ると木に高宗山と書かれていた
ここまで来ると後一登りでダイアモンドトレールだ。

 

ここまでの低木帯の中には山野草の花が沢山咲いていた。私から見れば山野草の宝庫のようだ

ダイアモンドトレールに出て適当に左手尾根に直登して尾根を進めば白雲岳985mに出る。
そのまま尾根を下ると又ダイアモンドトレールに出る

 

さらに進むと郵便道と出会うと直ぐに金剛縦走路と出会い葛木神社下に出て転法輪寺に下る

 

転法輪寺下で昼食1時間の休息をした。
久しぶりに山頂ビールが飲みたくなり売店で購入ー。タコキムチで呑むビールはやはり美味しい

食事が終わり展望台に、ここに金剛山の看板があるが山頂とは書いていないが1125mはここではないぞ
マッ良いか



ここから神社裏を巻き湧出岳に向かう。この上の展望台にも私設金剛山山名板が、1125m
マッ良いか


第21番経塚から湧出岳にここが一等三角点金剛山です。ああややこしい



航空標識が残る金剛山三角点1112.08m



ここから湧出岳を一周してダイヤモンドトレイルから郵便道を下った。
初めての郵便道階段がこたえるのか道の横に踏み跡がすごい
大きな段差の階段は石や木を置き段差を少なくしてくださっていた。

 

やがて階段が無くなるが傾斜が出る。
本道が分りにくいが一番踏み跡の多い所を下ったがこれは道がそれているようだった
やがて高天滝に出て



高天彦神社を通り登山口に出た。



5時間50分楽しい登山ができた。

朝登山前にこの地区の八幡神社の秋祭りがありしばらく祭りの御輿を見て楽しんだ事は記憶に残るだろう



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