小峠山から十郎山周回
A-teamにて
2010/04/11
4人
A-teamの発想は本当に面白い、通常この十郎山から小峠山の周回は、十郎山から小峠山の左回り、それではコースが簡単になるとあえてコース取りが難しいであろう右回りにコースを組んだ 小峠山から十郎山に廻る
結果はこのコースもマイナーではないのかテープが有り一般的に成りつつあるようだが、地図で現在地を推測しながら周回する面白さはいつも通りだ。
水尻集落入口の白川トンネル北側南に階段がありそこから取付くが、マア登るは登るは三角点岩井谷まで登り一辺倒の感じ
しかし、下北山の池原貯水池の景色や大峰の主峰、釈迦ヶ岳や大日岳、地蔵岳、天狗岳と奥駈道の峰々は素晴らしい景色の一言
いつものように景色が良いとかコースが簡単とかでマタマタ手抜きでコースを外す懲りないメンバーの4人、又間違ったと喜びながらコースに戻る、1477.6mの三角点岩井谷に向かう登りは景色や尾根は最高だがマアしんどい事
わいわいガヤガヤ、十郎山に着きサア読図が難しいどと闘志を燃やしながら現代位置を当てて行くが、一番先にソウルさんが参ったサインでGPSに現在地を求めた 
ショウタンは最後の尾根先でアウトだ。助けてとまで行かないが急傾斜に地図読みもおろそかになり最後のP494mから先が分からなかった。シダブッシュの中でも現在地を当てて行くDanchoさん、時々ミスは犯すがここ一番は素晴らしい
そんな中で今回もT女、お任せ登山でスーイスイ、最後の激下りで怖いを知らないT女も少しは腰が引けていた


水尻の階段からひたすら登る。先頭はT女、前夜の勤務でお疲れショウタン大汗を流しついて行けない登りだ
テレビを深夜まで見ていたとこれ又danchoさんペースが上がらない
所が925m地点の景色で一同目が覚める。池原ダムの景色がモウたまらない
925を過ぎた所でこれ又大峰の笠捨山から茶臼山付近の遠望が素晴らしい
 
 
ダンダンと傾斜がますが景色はその分良くなる。最高の大峰山脈トレッキングコース
山座は同定できなかったが大台の尾鷲道尾根?も遠くに霞む、なんやかんやで小峠山頂に着いた
2時間3分だった
小峠山の少し先で絵にも描けない素晴らしい景色を堪能する
釈迦ヶ岳から地蔵山の大峰南奥駈道の山々、谷間に前鬼宿坊の小中坊が谷間にクッキリと見えた

  




小峠山で10分ばかし景色を楽しみ三角点岩井谷に向かう
ここからは緩やかな登りだが時々は一汗流す傾斜もあるが、タムシバや綺麗な景色は足を軽くする
途中で岩屋谷滝の見える地点や谷に下る地点を探してみるが今ひとつ分からない
尾根は新芽前の木々の美しさは素晴らしい。ルンルンと歩いていた
アレソロソロ尾根が変わるのでは、地形の変化で気付くがもう遅い、イタタタ、四人は引き返す
いつも懲りないメンバーだ
  

  
尾根が変わる所から三角点岩井谷までは登り一辺倒、先頭を登るソウルさん、シンドイとは口ばかり
モクモクと登る姿は悪魔のソウル、待って頂戴、休んで頂戴、ヘロヘロショウタンモウ声も出なかった
  
北に向かって後一登り小さな下りは嬉しいが登り返しの50m、躓き倒れてヨロヨロショウタン、誰も見ないか知らないか
三角点で待っていた三人は、腹が減ったと言うばかり

この付近トウヒが全て枯れている。台風でも来ればアノ弥山の山頂のようになるだろう

 ここまで5時間16分だった
サアここから下りルートが面白いと、お腹のふくれたdanchoさん、勢いあまって下って行くがオイオイ尾根を外しているぞ
思う間もなく前に出ている。小さな谷は一跨ぎ、後を歩くS,Tコンビ、あわてて引き返す姿を隣の尾根から見ていると、悪魔のソウルも汗流す 
ヨタヨタ、どしどし、待って頂戴danchoさんそんなにどうして速いのか、熊のウンチが見えないか
先に行く人食べられるぞ
 
  

熊のウンチを見てからは、熊さん食べるのならばショウタンと私の後でビビルの誰だ
十郎山で記念写真を写すが、手抜き命で顔だけ笑う、誰か一人が的命

十郎山から下って行くと、突然モノレールが現れる
ショウタン的に見ると時々は使われているようだ。と言う事はこのモノレール最短距離で林道に下るはず
地図で読んでみた所これがピッタリ当たっていた。モノレールと分かれる地点から尾根は低木ブッシュ
足下注意の尾根下り尾根

  
ここがP902だと一休みは良いけれど依然と足下は注意が要る
902からは痩せ尾根下りは注意が要るがこの先こんなに傾斜が出るとは地図上で読みとれなかったショウタン オヨヨ
下れば下るほど尾根は痩せ、落ち葉は滑るは、三点支持の持ち場がない
ウッカリすれば落が出る。久々に注意が要る激下り、右回りはここが本当の正念場だ

  

怖いの知らないアノT女、腰が砕けて言葉が出ない、怖い怖いと言いながら顔が笑うソウルさん
 

姿が見えないdanchoさん、大きな声でラークと叫ぶ、アレどうしたの、ピリピリピリ、救助の笛が鳴り出した
オイーどうしたの、熊が尾根下に逃げていったと涼しい顔でdanchoさん、熊さんに人が怖いと驚かしているdanchoさんだ 汗
モウショウタンは現代位置が分からない。後でソウル氏GPSで、ここだと言ってはいるが、ここは何処だとチチンプイプイ
最後の測量点494でヤット位置をつかんだが、アララ、ルートは何処だ、見えるのはシダばかり
モノも言わずにシダブッシュに飛び込むdanchoさん、待って、私も付いて行く
足下など見える訳がない、前でも転び、後で転び、ショウタンこれでもかと尻でシダ倒す。オオ痛い

 
シダを抜けきった
小さなコルでルートを検討するがいまいち掴めない
たった1mの尾根先を目指すがガレ場や岩稜?コース取りが難しい
直ぐそこが林道だ、T女目ざとく赤いテープを見つけた。滅多に人のコースなど当てにしないA-teamだがこのコースを下ってみた
不明瞭な踏み跡を四人は四人なりに下って行く、林道が見えた
ショウタンは右に三人は左に、上手く林道に降りた。ゲートを伝ったという三人、ショウタン上手く1mの尾根先に出た
 

デポしておいた車で登山口まで引き返す
今日の総時間、9時間28分は速いのか遅いのか分からないが、シンドイが面白いコースだった
明日の仕事は早朝と、一人で急ぎ帰るショウタンは自分ながらに好き者と微笑みながら帰路につく
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「このページの地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
  画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平21業使、第652号