前山とあらぎ島
2012/03/29
ショウタン

コースタイム1時間30分
R480号は旧清水町を通る高野街道として花園村から高野山や高野龍神スカイラインにドライブやツーリング、サイクリングなどを楽しむ方も多いだろう。そんな関係か、田舎の2級国道としては道の駅が多い。そんなR480号の道の駅あらぎの里は改修されて行く国道横に新しくできた物だが、道の駅あらぎの里横に風光明媚な、あらぎ島と呼ばれる段々の田が有る。
あらぎ島は、写真の被写体として人気が高く、旧道に展望スポットが出来たりしている。
ありきたりのスポットからの写真ではと、前山から写真が写せない物かと思っていた。
一度登って確かめてみようで、チョット前山に登ってみた。
あらぎの里に車を停め、前山下に新しく掘り抜かれた三田トンネル西口の横小道から取付いた
トンネル上に小道が延び、小道に従うと山肌に、テレビ共同受信のケーブルが山頂に伸びる。このケーブルに従って登るには、余りにも急傾斜、少し右手に取って、小さな谷横に小道跡を見つけ登ると、途中でトラバース道が、ケーブルの通る尾根に向かっている。トラーバースすると尾根にケーブルが出た。トンネル上で、右手も左手も、尾根に巻登るルートがあったようだ
  
                                                   トンネル上の小道↑
  
ここから上は急傾斜              右手西側の谷を登る            トラバース道が出た↑
ケーブル尾根に出会うと、ひたすら尾根を登る。ナカナカの傾斜だ
山頂尾根に出会うと、右手、ピークに向かう。山頂には三等三角点、前山が鎮座する
  
登尾ね↑                      ピークに向かう              三角点前山

等級種別 三等三角点 基準点名 前山 標高452.43
東経34°05′21″.5873 北緯135°24′51″.2935 標高452.43
所在地 和歌山県有田郡有田川町大字三田字前山387番
山頂のテレビアンテナは、VHFのアンテナとUHFのアンテナがあったが、テレビがデジタル化され、サテこのアンテナは生きているのか、そんな事を考える電波に興味があるショタンだ
肝心の撮影ポイント探索だ。尾根道を東に歩くが、尾根には小道があり、測量整備されていた
真東は、崖状の傾斜な事は見知っている。そこから、あらぎ島が見えないか期待しながら歩いた
 
東の端に出るが、傾斜は崖状だが、残念植林と雑木で、あらぎ島は見えない、
小道に沿って下るが、急傾斜の小道、下で人の姿が見えた。私も驚いたが、相手も驚いた
間伐の写真を写しに来たとか、私はトンネル上から来たと話すと驚いていた
 
そのまま、尾根をあらぎ島方面に下ると、珍しい半鐘が櫓と共に残っていたが、櫓は危険な状態で、永らく使っていないだろう
櫓の少し先で、何かの小さな記念碑と墓があり、民家の軒先に出る
旧道に出ると、和歌山県朝日夕日百選のオブジェが光っていた
 
民家の奥様が出てきて、前山の小道について教えてくださった
この付近は、和紙の生産地だった頃、原料を取りに行ったルートだという事でした
民家の軒先から、あらぎ島を写させて頂き、山で出会った方に聞いた、愛宕神社を見にルートを引き返す
愛宕神社は山裾に有り、ナカナカ立派な物だ
柏手を打つ事もなく、タンボの小道を道の駅、あらぎの里に向かった
この付近は、四季折々美しい里で、秋の収穫時に、天日干する稲の景色などが美しいところでもある
その場所をマピオンにリンクしておきます。山に行かなくても、この付近のハイキングは楽しいところが、多いだろう
  

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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50m
メッシュ(標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
 (承認番号 平23情使、 第799号)」