第2日目
2008/07/13
マッチャン、ショウタン
小笹宿〜大峰山〜レンゲ辻〜念仏山〜大日山〜稲村ヶ岳
母公堂下山

奥駈道を大峰山から大普賢岳まで繋がったマッチャンは稲村ヶ岳は未踏の山
今日は稲村に登る事にした。コースはもちろんレンゲ辻からです
通常はレンゲ辻、山上辻間は念仏山を捲くが二人は念仏山の尾根を越える事にした
コースタイム
小笹宿06:10ー大峰山06:55ー日本岩07:10−レンゲ辻07:40ー念仏山08:00ー山上辻08:30ー大日山09:00ー稲村ヶ岳09:30ー
法力峠11:30ー母公堂ー12:15
コース図


狭い小屋もツエルトよりは快適だ、疲れは快適な睡眠を誘う
突然法螺貝の音が鳴り響く、奥駈縦走の行者さんの団体が小笹に着いたのだ
小屋前のお堂で勤行が始まった

 
時間は5時、私たちも朝食準備に係ると言っても野菜ジュースとオムスビをほおばるだけのショウタンだ
今日の日程は短い、そうあわてる事はない出発も6時10分とユックリだ
夜露に苔や緑が綺麗だ、地蔵岳を巻き大峰山寺が見える頃大台山脈は雲海に浮かぶ見事な山容を見せていた

大峰山寺からは法螺貝の音が聞こえだした。アノ独特の低く高く響く音は大峰に入った者しか味わえないだろう
大峰山寺は朝は早い


大峰山寺に軽く手を合わせ山頂の三角点に向かい山頂から日本岩に向かった


一等三角点
大峰山上(おおみねさんうえ)

点名 大峰山上(おおみねさんうえ)
等級 一等三角点
緯度 34°15′08.6056 
経度 135°56′27.8083 
標高 1719.19 m
所在地 奈良県吉野郡天川村大字洞川字神童子 総称大峰山 
選点 明治20年9月
造標
埋標 昭和60年6月20日修復
旧埋標 明治20年11月1日
観測 平成10年12月16日
石長 0.83m 18cm角
所有者 洞川財産区
タワー タワー、アンテナ高 4.589m 保護石1
参考資料 大和の三角點を尋ねて 上田倖弘
日本岩で景色を楽しみ
 
レンゲ辻に向かう、

  
念仏山コース図


通常レンゲ辻からは巻道を通るがこれでは余りにも単純、レンゲ辻から少し行くと小さな鞍部が有る
そこから笹の中を直登する。踏み跡はないが動物道を踏み跡にまっすぐ登ればいい
後で稲村ヶ岳から見た念仏山はマッチャンの表現を借りれば、まるでマイナスドライバーのようだ
小さな山だが細い尾根は切り立っている。



稲村ヶ岳の展望台から見た念仏山1630m

念仏山を東に下るとP1642m下で巻道と出合う、踏み跡がない動物道に入らないよう注意がいる
山上辻に出て、珍しく稲村小屋が開いていた。二人でコーラを飲むが店主は二人の感覚とまるで合わない
スタコラと退散した
マッチャンは大日山は初めて、山頂を踏む事にした。
山頂裏にあるオオヤマレンゲは一輪のみマダ蕾の状態だった
 

大日山頂裏からクロモジ尾、ミマス尾、番田山、観音峰が綺麗だ

稲村ヶ岳1725.9mの展望台で記念撮影、二人の貸しきり状態だ
暫く景色を楽しみ下山に係る。
下山は母公堂、このコースはダラダラと下る長いコースショウタンはいつもブツブツ

 
ショウタンのブツブツが聞こえたのか滅多に見る事が出来ない
ショウキラン(鍾馗蘭)が私の気持ちを和らげてくれた



母公堂に下り、デポした車で五番関に移動、東屋で昼食、
洞川温泉で汗を流して帰路についた

母公堂下山口(登山口)

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