蔵王峠から野谷林道経由南葛城山(嵯峨谷の峰)
2020/05/17
単独+3
 
コースタイム
蔵王峠08:05-南葛城山13:22~14:18-野谷の峰14:19-蔵王峠15:48
出発時刻/高度: 08:05/ 566m
到着時刻/高度: 15:48 / 564m
合計時間: 7時間44分
合計距離: 11.77km
最高点の標高: 926m
最低点の標高: 431m
累積標高(上り): 570m
累積標高(下り): 564m

ヤマレコ地図
今日の計画は登山仲間三人が各々コースを決め山頂の南葛城山(嵯峨谷の峰)で出合、蔵王峠に府県境を下ると言う計画登山
登攀開始は各々自由にコースも自由に組む三密を最大限避けるコロナ対策登山
蔵王峠に京奈和道、西かつらぎインターからむかった
クネクネ道は舗装路の道だが狭く、事故対策でゆっくりと登れば、後ろにTさんが追い付いてきた

車は凸地に路駐して、府県道61号を大阪側に下り野谷林道に入る
  
61号は細く狭い道で常に湿り車の通行は行き違いが難しい道だ
歩行で歩けば、バイクは通るが車はほとんど通行が無かった
花好きなTさんは好きな花でもあるのか、のぞき込み花観察だ

時間は余裕の三者三様登山だ
兎に角忘れ物が多い
携帯は忘れGPS代わりに使っている使い古しスマホには地図がキャッシュされず今日は紙地図の山行だ

道沿い沢で釣りをするおじさんと話したりとユックリハイキング
野谷林道入り口は道標が有り分かりよい
  
野谷林道は通行止めだったようで少し荒れ気味だが通行が解除されていた
思ったより傾斜が有る

もう一人のMさんは、中の茶屋橋からノゾキ平か千石谷から渡渉で71号鉄塔かと話されていたが、多分中の茶屋橋からだろう
どちらでも野谷林道北側上を通るはずだ。


  
北側尾根に登るには、林道からP822に破線道が載るが、これは倒木や雑木で無理だろうと思う荒れ方だった


林道が終わる所に二台の作業者。その横は石積みが有り、付近のお茶碗のかけらや石積みの形状から、民家跡だろうと推測する
 
ここからは踏み跡道で石が、足元注意だ
何度か左岸右岸と渡渉する。
道は分かりにくいが、気まぐれに目印が有る
  
昭文社の根来春樹氏地図には沢分岐個所にコシキノサコの名が書かれている
此処にも立派な石積みが有る所から民家跡だろうと推測した

右又、左又の選択だが、左又を破線で登ることにした
  
左又の方が傾斜が緩そうだ

最初は踏み跡も濃い、道なりに登れば、アララ822測量ピークに谷から登るコースのようだ
目標波線には踏み跡は薄い

822に登りかけたがTさんの初心貫徹を思い出し、破線道に、
直ぐに渡渉で対岸に登ると笹原に薄い踏み跡が有った
  
踏み跡を追えば直登で行けそうだが、破線にこだわり破線が書かれた谷道に下りれば、石臼が有った
石臼が有ると言う事はやはり民家が有ったのだろう

少し雑木道に成り谷は倒木で通れず、斜面に逃げれば笹がモー、まあブッシュとだ


Tさんが何かを聞き取り、突然Mさんと声を出した
予想はしていたが、北尾根を歩くTさんに話し声や枯れ木を踏み折れる音が聞こえていたそうで、呼び掛けてくださった
返信すれば声が返り姿が見えた
ここでコースを変えてTさんを見ながら50mばかし斜面を這い上がった
  

ここで三人となり山頂に向かう
コースは通常登山道に成った

二人は三角点に私は山頂に向かった
少し笹が切られていた。ずい分歩きよい
 山頂で待てば、麓住民が家族で登られていた
息子にコンパスの使用法を話されていた。若いころに山岳会に入っていたといい、大阪でも有名な厳しい山岳会の名を言った
そりゃー私など及びません
で。二人が来た

三密を避け横一列でランチタイムだ

お弁当を開くや否や、会の長老Nさんが登られてきた
昨夜コース状況を訪ねた時に三者三様を話した

コースは野谷林道からだが、私たちが登らなかったコシキノサコ上から822mピークへのルートで登ったとか
踏み跡が有り、途中で伐採作業中だったとか
少しマークを追加したようだ

これで四者四様になった

食事は賑やかになった

下山前に一本杉、鏡の宿にピストンのT,Mコンビ

帰路を蔵王峠に府県境尾根に準じて下る。
一部は登山道とした

   
先ず桃ノ木のタオに下る
ここには道標印が無い
尾根からも行けるが、道から行った
途中のトイレの看板が出るがそれは何処??


熊笹の中から薄いピンクの山つつじが綺麗だ
通常の山つつじとは明らかに色や大きさが違う。おしべの数を数えているNさん
桃ノ木のタオで独自ルートで下山するTさん
私たちは蔵王峠に向かう
  
Tさんと別れ境界線に準じる
つくばね空木が咲いていた

道通りなら簡単だろう
先ず、野谷の峰に向かった
野谷の峰はコースから少し離れる
 
野谷の峰から境界尾根を掴み四等三角点大畑に向かう
大畑の上に倒木が乗り、アララ、三人で少し倒木をずらした
  
道成に蔵王峠に向かおうと手抜きが始まったショウタンに、境界尾根はここだよと優しく言うTさん
後ろについてゆく
  

境界杭に誘われて下れば、蔵王権現社が出た。
お社には右端から下れば下りよい

  

鳥居をくぐり61号に出ればそこが蔵王峠だ
  

Mさんは、
 61号線を、滝畑ダム駐車場に向かった

帰宅後に、ラインにNさんと又であったとお知らせが入っていた

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