奥高野
峰平山とニカケ、タカブセノ天周回

2013/07/06

ショウタン

コースタイム

紫陽花園6時40分-林道07時20分-峰平山08時07分-尾根先09時40分-タカブセノ天取付き10時56分-タカブセノ天11持21分
高野龍神スカイライン、11持50分

スカイライン時間 1時間20分

総時間6時間30分
奥高野の野迫川村に峰平山とタカブセノ天(和歌山県境)と呼ばれる三角点が鎮座するピークがある
古い奥高野の昭文社地図にその名が載っている。こんな低山は藪だろうと行かずにいたが、梅雨も終わりに近づき、予報は小雨と出ている
おまけに風が強いという。先日来から職人の店のワークマンで購入した冷感服は涼しいとチャレンジする事にした。
帰りは高野龍神スカイラインを自転車で帰ったが、ほとんど坂のため乗れず。此処がシンドイ大汗歩きだった。

上の地図は一枚では長すぎるため二分割した物です

高野龍神スカイラインの花園村経営の紫陽花園北直ぐの凸地に路駐して、方峠(昭文社は法峠と有るが、現場は此処は方峠と書かれていた)。手前南の林道から尾根に取付きP1152を目指す。
林道上は手が加えられた広場だが、今は放棄しているようだ
  
ススキの中をかき分けて尾根に入り、P1152に向かう
1152は下から見ると伐採され見晴しが良さそうだと息を弾ます。 ふー
見晴しは最高だが、ナナ何と林道峰平谷線が、目的尾根を方峠まで出来上がり、尾根歩きの意欲を失う
  
1152からネット沿いを歩き林道に出た
とにかく林道をハイキングと小雨降る強風の中を歩くと、冷感服は寒く感じ合羽で保温した。
下界は、熱中症注意とラジオがやかましいのがウソのようだ。雨嫌いはこの感じが分からないだろう。
あめあめふれふれ何て鼻歌が楽しい。
 
どの林道もそうだが、尾根に取付く所が限られている。
途中に階段が二ヶ所設置されていたが、未だ早いと見やっていると、アラ、取り付きがない
4mばかしの木の階段を見つけ、一段二段、アララ、ポキッと折れた。89kgのショウタンは困った話だ
どこかにあるだろうと進むが階段はない、これ以上進と峰平山をやり過ごすと思っていると崩れた杣道が出た。
ヤレヤレと思うが、ススキが生え、植林囲いがあり見た目は綺麗だが避けたいススキブッシュ。
途中に一輪ササユリが綺麗だったが、それ以上にブッシュが大変だ。
階段を見つけたら早く尾根に乗ろう

尾根までソマ道に沿って登ると上手くゲートが出た。出ないと大変だっただろう。
  
ゲートを出て左直ぐが三角点 峰平谷が乗る峰平山だ

等級種別 三等三角点 基準点名 峰平谷。
北緯34°08′02″.3714 東経135°35′32″.5387 標高1064.84 
所在地、奈良県吉野郡野迫川村大字檜股174番2
埋標 明治36年5月11日
此処にも三角点で見受けられる青いテープが巻かれていた。山名版は一枚が有った。
1051mのニカケと呼ばれるピーク1051に向かう。
風が強くミストの様な霧雨、寒さが感じられる。
ネット沿いを進が尾根は細く歩きにくいが危険はない
1051m地点に着いたがマークや山名版などはない。
 1051m地点 ニカケ??
ニカケから下を見ると林道が見える。尾根を下るより良いかもと、ネット沿いを林道に下るがこれが失敗だ
尾根を進方が良かった
 
林道は歩きよいがネット沿いは失敗だ
とにかく林道に沿って歩くが結局林道は尾根で終わっていた。
尾根を尾根先に向かって下る

単純な尾根だが、尾根先を間違うと道に削られた尾根は下れないだろう
一ヶ所崖マークがない所が載っている。此処に下る事にするが尾根角度で現在地を確認しながら下った

  
尾根は綺麗だが、等高線900m付近での尾根分岐に注意が要る。シッカリとコンパスを取った。ウンウン、地形が合うと満足だ
尾根先で馬酔木などが出るが踏み跡があり、この付近でピンポイントで下る方向だろうと見極めるとメチャ薄い馬酔木の中のソマ道
コンパスを信じて下るとハッキリとソマ道が出てクネクネ下りだ。下に車道が出た
ヤレヤレ
 
途中で、俺よりお腹の小さいヤツは通さないとガマの神様が立ちふさがった。 (^_^;)
 車道に出た所
車道を弓手原(ゆてはら)に向かう。
手で地図を押さえコンパスで角度をひらいながら目的尾根に向かう。
目的尾根は登りやすくブッシュはまるでない。取り付きは地図を参考にとしか言いようがない
  
                              ↑取付きこの上に古道が尾根を横切る



 

  

左手の谷出合いを地図から探り尾根角度をコンパスで探れば現在地は簡単に探れる
どの付近も尾根は綺麗だ
とにかく上に登れば三角点が出る

  
三角点周囲はメチャ綺麗な自然林だ。少し下に車道が通る事は想像もつかない
此処には、三角点探訪のセキト氏が三角点名を揚げていた

等級種別 三等三角点 点名 高尾瀬  標高 1079.80
北緯 34°06′46″.5378東経 135°34′09″.8084
所在地 和歌山県伊都郡かつらぎ町大字中南字谷ノ瀬414番地
 
境界尾根をスカイラインに向かって下るが、コンパスは取ろう
スカイラインまでのわずかな距離だが、尾根はメチャ綺麗で、高野龍神スカイラインが出来なかった頃はメチャ綺麗だった事が伺える
 
県境尾根をスカイラインに向かうと古道の峠らしい物が出た。これが箕峠だったのだろうと想像を働かす
古道跡??らしい所をスカイラインに向かうと、此処もピンポイントでスカイラインに下れた。
少し外れるとスカイラインに削られた尾根は下る事が難しい

スカイラインの距離標、18.8km前に出た

正面に高野の峯が美しい
 
デポして置いた自転車で紫陽花園に向かうが約5km、半分以上の3kmは傾斜で自転車に乗れ無かった。 (T_T)

向こうに峰平山が見えだした。
思ったより距離がある。
こんなマイナーな山をこの梅雨の熱中症注意が流れる中を歩くショウタンはバカか

でも、冷感服は気持ちが良くて、水分は500ccくらいですんだ

 
とにかく紫陽花園まで遠かった。
バイクやスポーツカーが唸りを出して通る高野龍神スカイラインを、自転車を押して通るショウタンは注目の的だった 
紫陽花園で、氷水で冷やした冷やしウドンを作り食べる美味しさは、痩せないショウタンだからだろうか
 紫陽花園展望台
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