門前の大岩 2012/12/04 ショウタン 上りは茶色 帰路は赤, 赤線ピストンがお奨め 総時間1時間10分 |
醤油発祥の地、和歌山県日高郡由良町門前の国土地理院地図に門前の大岩と書かれた場所がある このことは古くから知ってはいたが、単なる岩なのだろうと勝手に思いこんでいた 所が、由良町の白崎海岸道の駅で、遠足に登った。化石があった。と言う言葉を聞き、行きたい度が高まり、チョット登ってみた |
遠足で登ったくらいだから道が有るはずと、由良町興国寺旧門の碑の横からとにかく取付いた 先ず適当に、門前の大岩にコンパスを合わせ、ここだろうと農道を登って行くが、やはり廃棄農園や廃道になり、アララと尾根に向かって登る。猿被害の多いこの付近の柵は特殊に作られ外から中には入れない構造だ そんな柵が出るまで尾根に向かった 柵沿いを登ると、小道跡が表れ、ヤッター気分だが、小道沿いに進と又同じ柵が出た アララ、読図とコンパスから、大岩はこの下にあると目星を付けて柵沿いを下る、傾斜がきつく慎重だ 柵沿いに棘が出て斜面に逃げる と、古い電気柵が出た。これに沿って登り返す。コンクリを捨てたような大石が出た これが門前の大岩で、もう遠足に来たなんて言うレベルの状態ではない 棘に雑木、捨て置かれた柵、ヒドイ状態だ 手で岩を引っ張るとはがれ落ちる。比較的柔らかい 岩ノ下に天然記念物、門前の大岩と書かれた記念碑があるが、昭和10年10月の古い物だ 岩を登って上に立つ、時たま人が来るのだろうか、岩に根付いた木の根を切り取ろうとした跡がある ショウタンは、慎重に登ったがわずか5m足らず 岩上からの見晴しはよい、由良の町が見えた 付近を探索すると、教育委員会の立て看板があるがブッシュの中、悲しい状態だ。 作ったが良いが、放置する行政の見本のような状態だった |
岩下の電柵沿いを下ると、ミカン畑の農道に出る。 目星を付けて下って行くと、車は通ってはダメだ。徒歩なら良いと古い看板が木の根の向こうに朽ちかけている ドンドン下ると、車道に出る。その横に地蔵が祀られている ここから登るなら右に↑ 逆回りで登るなら地蔵横を左に、直ぐ上を右に、後は道成りでコンパスを頼りに行こう 神名社だろう森が見える。その向こうで門前跡に出ると目星を付けてそこに向かう 神明社にお参りして、門跡方向に向かった 1時間10分の門前の大岩探索はそれなりに面白い 化石に興味が有れば、由良町の役場で尋ねれば良い資料があるかも知れない |
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