明神平
前山
2018/02/20
久々に明神平に行ってきました
雪がしまり歩き良いのですが、気温は少し高い目で樹氷は有りません
反面、快晴と冬枯れの雑木が生み出す景色は、台高山脈の初春の景色をこれでもかと言うほど見られました

樹氷も綺麗だが、この時期に見せる景色も又美しいものです
大又から駐車場に向かうには、駐車場手前が何時も氷り車にはチェン装着が必要です
私達は少し手前のヘリポートで装着しました
スタットレスで登れないこともないでしょうが、四駆でもスタックしている車を見かけます
登山開始は9時と遅い時間帯になりました
私が集合時間を間違ったのが原因です

駐車場は氷り、登山靴やアイゼン装着は慎重に行いました
舗装路終点までは雪が固まり雪のコンクリート状態です
 
すぐ右手にへそ曲がりの滝が、氷筍のようにツララが立っています
30数年前にここでカアチャンと記念撮影をした事を思い出し、写真を捜して見ました
ルートは雪のアスファルト、目茶歩きよく3度ある明神沢の渡渉のみ注意が要ります
 
小さな梯子を登りますが、傷みが激しく注意が要るでしょう
下山時に気付きましたが梯子の支柱の一本が完全に折れていました
マア注意すればマダマダ使用に耐えられるでしょう

ドンドンと登ります
明神滝の完全氷結を久々に見ました
青く輝く様は美しい物でした
  
雪の春山の特徴は、登山道を外して歩けることです
もちろん雪崩の注意が要りますが、明神平なら先ず其の心配は無いでしょうが、雪に混じった落石の注意が要るでしょう
登りは少ないですが、下山は相当多くの方がパス道で直下していました

一番傾斜が有りそうなところを直で登りましたが、50cm程度の積雪、一苦労です
今日の目標、前山に直登するです(地図を参考に)

直登尾根は下った壷足の跡は有りますが、登られている方は見られませんでした
標高差210m程度ですが、ショウタンは最後はトラバースで直登を避けました
私より数年上の方も、スノーシューでストック無しでヒョイヒョイと登られる体力に脱帽です
聞けば、信州生まれの日本アルプスのプロだそうです。

途中の見晴らし岩から薊岳や明神谷が綺麗です
 
 

今日の明神平は人影が有りません
明神前山は貸切で、最高の天気の見晴らしを堪能しましたが、風が強くなってきました
 
復路も同じコースで下山です
雪斜面の下山は得意な私です
膝に優しい雪斜面は若かりし頃のスピード下山が可能ですが、油断大敵です
 
気温が低いのか雪はほとんど融けませんでした

明神の滝もきれいです
一休みも無くくだり、林道に成るとヒップそりで遊ぶ余裕です 
 

へそ曲がりの滝下のコンクリ擁護は無くなっているようでしたが、へそ曲がりの滝は今日は本当に綺麗でした
特別な険路も無く、低山雪山遊びに最適な明神平、雪山入門には最適でしょうが、初心者は充分な防寒と、充分な装備で登られる事をお勧めいたします。
駐車場はヒッソリとしていました。
マタマタ、お誘い下いと、お願いして帰路についた
 
総時間は9:00から15:30分でした。                      ↑シルバー青年さん写す
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