2006/10/25
アンナプルナラウンド最終日ベニの町
「ラウンド 最終日」
10月25日 ベニに向かって

今日は8時とユックリと出発。朝は、荷駄やポーター達が沢山通る。上手く行けば今日ポカラに着くが、ベニBeni泊も考えられる。

大きな鈴をつけた荷馬

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どれだけの重さがあるのだろうか

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今日は上手く行けばポカラに着ける。アンナプルナ一周最終日になるかも。ベニまではバス道の橋が流されたり、道路が寸断されたりと、マンシンも運任せ的と言う。とりあえずチピヤングTipiyangまで歩き、バスが有れば乗ることにする。道は相変わらず悪い。

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ゴロパニ、プーンヒル方面との分かれ道の町Hile Kharkaを過ぎ、

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しばらくはヒマールは姿を隠す。最後にニラギリノースが見送るように姿を見せるところのDokholaで茶をして(ここの茶店はマンシンの友人の店、若くして友人は病に倒れ奥さんが頑張っている店)、最後のニラギリノースを見る。しばらくはヒマールは見えない。

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道はやはり悪い。

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チピヤングに着くが、巡礼者や登山客などでごった返していた。バスはなく、ジープ数台がGaiesworまでピストンしているらしい。8人乗りぐらいのジープに、20〜30人が屋根やステップにまでぶら下がり乗っている。コレなら歩くほうがマシと決め、約3時間歩くことにした。タトパニで出会った日本人がいた。バスにするか歩くかで迷っていたが私は歩くと言って先にスタートした。

チピヤングの町

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途中の町、Beg Khoraで茶をしようとリュックを降ろして座っていると、一台のジープが止った。先ほどの日本人がジープを3000Rsでチャーターして来たという。ここから折半でガレスワロまで乗らないかという。マンシンはOKを出した。ガレスワロで橋がないためジープはここまで。橋があった頃入ったジープが活躍しているらしい。

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ガレスワロで乗せて頂いた方達と昼食、この店はまるでハワイのような感じの綺麗な店だった。

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町の女性

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ここから小型バスでベニに向かう。このバスはマイクロバス。コレに30人ほどが乗り、未舗装のガタガタ道を走る。コレが又荒っぽい。祭りでお酒でも飲んでるのかなとマンシンは言う。同乗の日本人は恐い恐いと落ち着かない。

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バスに荷物を積むタンタラさん

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ベニに着いた。ベニも、ポカラ行きのバス乗り場に小型バスは行けないらしく、町中で降りてつり橋を渡り、ポカラ行きのバス乗り場まで歩く。小型バスを降りたとき、子供を連れたインドの巡礼のお爺さんがわたしに何かを聞くが、分からない。マンシン助けテー、ニマンさんがなにやら案内していた。

ベニのバス乗り場

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ベニのバス乗り場では、テイハルの祭りのダンスが、グループで行なわれていた。個々の村々の若者が着飾って、村伝統の踊りを踊って行く。この踊りの音楽のスピーカーの音が尋常ではない。ネパールの音楽、テレビ、ステレオの音は少し耳の悪いショウタンでも音が大きすぎ頭が痛いほどだ。

民族衣装で踊るプーン族の娘達

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ベニの町は、マオイスト(ネパール共産党毛沢東派)と政府軍が闘い、多くの市民の命が奪われた町でもある。

ポカラ行きのバスは3時間ほど待たなければ出ないと言う。前のバスが途中で人身事故を起こし、村人が怒って道を封鎖しているという。一緒だった日本人は、ジープタクシーでポカラに行くと言うが、5000Rsと高い。ショウタンは、パスで行くことにした。12kmはガタガタ道、助けテー状態でしたが、バスの中は、地元の方やトレッカー、巡礼者と満員で面白い。写真の彼女がお母さんと立っている。私とタンタラさんとが席を詰め、彼女のお母さんを座らせ、彼女がお母さんの膝に座った。
やっと舗装路に出たが、コレも悪路、疲れるーでしたが、マンシンとニマン達はバスの屋根に乗っている。夜になると、バスの屋根に積んだ荷物の盗難を防止するためらしい。途中のバス停でトイレ休憩、(男性は立ちション、女性は分からない)マンシンが屋根から降りてきた。寒くってと言う。私は防寒具をマンシンに渡した。バス中は暖かいだろうと思っていたが、厚着のインド人が窓を開ける。半袖Tシャツのショウタン、きっちり風邪を引いてしまった。8時頃ポカラに着いた。YADに行きチェックイン、ママは握手で迎えてくれた。何も言わないが、ロキシーの用意とツマミそしてダルバード。四人は夜遅くまで、アンナプルナ一周ラウンドの成功を祝った。

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続く