2006/11/2
ルクラに向かって最後のトレッキン府
「最後のトレッキング日」  
11月28日 最後のトレッキング日

朝起きると外はガスで景色がない。今日はルクラに行くだけなので、別にかまわない。往路に咲いていた巨大ダリヤが冬になり萎れていた。川の側の一本の木が赤くなり美しい。

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ルクラまではユックリ歩いて2時間ぐらい。飛行機が飛んでいれば今日中にカトマンズに帰れるが、さてこのガスでは無理だろう。外で写真を写していると、3人の尼さんが、ナムチェバザールにはこの道で良いのかと尋ねてきた。ショウタンはネパール語はしゃべれない。OKと指をさした。綺麗な尼さん達だ。飛行機には乗らないで、4日間かけて麓から歩いてきたらしい。ルクラまで歩くトレッキングルートもある。一度歩いてみたいものだが、飛行機代より高く付くかも。

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緩やかな坂を登り切ると、そこはルクラ。昼前に着いたが人が多い。が、登山客は目立たない。

10時から始まる学校に行く高校生

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ルクラはエベレスト街道の最大の集積基地、ここから各町や村に生活物資が運ばれる。

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町中

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村のはずれに露天商が並ぶ。一件の洋服屋さんに日本の中古服が並べられ売られていた。日本からの援助物資。クリーニングタブがそのまま付いたものが有った。どこかで横流しされ売られているのだろう、何故か悲しい。マンシンに高級ブランドの服を教えてやると、ナント300円程度で買っていた。

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往路で休憩したロッジに着いたが、飛行機は今日で4日間飛ばなかったらしい。このコースはこれがあるから相当余裕を持って日程を組まなくてはいけない。
明日は飛ぶだろうか?完歩記念写真を四人で写し、ロキシーで乾杯。ビールは泊まり賃ほど高い。

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昼ご飯を食べてから、一人で村の学校や、テンプル、飛行場と観光して廻ったが小さな村は1時間も有れば廻ってしまう。
学校はちょうどお昼休み、昼食の習慣のないネパールでは、お菓子を食べたり、近くの子供は家に帰ったりとしているようだが、どこの国の子供達も皆同じ、私がグランドに行くと皆が集まり賑やかだ。カメラで動画を写して見せると、声を出して笑っていた。

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ルクラ空港

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ロッジに帰り、マタマタマンシンとロキシー。亀さんも加わり飲んでいると、アンナプルナラウンドでスイス人と廻っていたKBが私を見つけ入ってきた。勝手にロキシーを注文して、オマケに自分のお客さんまで連れてきて、飲んではサンキューと帰っていった。この調子で、カトマンズでも出合い、ごちそうさまを随分と言われた物だが、KBは楽しい男だ、憎めない。明日は飛行機が飛ぶだろうか?ロッジの社長はこの雲行きならOkだと言ってはいるが。

KBガイドと

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続く