2006/12/11
ネパール
ジャナプールとカズリの車庫
「ネパールレールウェイ」
12月11日 ネパールレールウェイ

朝5時頃からスピーカーで音楽がなり出す。ヒンズーの寺からだ、とても寝ていられない。7時頃に起きだして外出の準備をしている間、マンシンさんはネパールレールウェイの情報仕入れに行って下さった。一番の電車は6時発、二番は11時発、日に2本のみ。私たちは二番の11時発に乗る事にする。ホテルをでてリクシャーで町中を観光。先ずはジャナクラザ寺院の見学。ジャナクラザ寺院はヒンズーのサルの神様を祭っている。サルの神様は力の神様で、何の力にもなってくれるという。信仰は厚い。

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ジャナクラザ寺院には、サルの神様と共にこの町で生まれたこの町の王の娘チタも祭られている。話しはこうだ、昔むかしチタがスリランカの王子ラムと結婚、のち2人は姿が消えて神となり、サルの神様と一緒になって人々を助けている。と言う神話のジャナクラザ寺院。本殿に靴を脱いで入る。ここは異教徒もOKでした。サルの神様は秘仏で一般には見る事は出来ない。

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本殿の横の結婚式場跡を見学する。チタとラムの結婚式の様子が人形で再現されている。ここに結婚の幸せを願う人も少なくない。私も幸せな結婚の出来るお菓子を頂いた(笑)。マンシンは娘の結婚を願っていた。

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朝から多くのヒンズー教徒がお参りに来る。私たちは近くの食堂で朝食にはいるが、この付近の朝食は甘いお菓子のような物、不味い和菓子と言った感じで私には全然口に合わない。茶だけを飲んですませた。リクシャーの運転士は町中をぐるぐると回りジャナプール駅に着いた。リクシャーの運転士に観光ガイドを頼んだ。そこで突然トイレがしたくなり便所を探すが無い、困った。店に入るがトイレはどの店もない。やっと公衆便所を探すが、チョット無理状態。仕方がない、目をつむってはいった。
(トイレは男性も女性も物陰でしているのを見かけるが流石に大は物陰では出来ない)
駅前はリクシャーや露天でごった返している。ジャナプールにはタクシーは無いに等しい。移動はリクシャーに頼るが意外と高いらしい。

駅前の様子

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駅構内を見学したり露天を見たりしていると、ガイドが車庫に案内してくれた。車庫では手作業で一台の気動車を分解復元していた。

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気動車がはいってきた。今日は無賃乗車を取り締まるらしい。構内にいた人を外に出し、軍隊が駅を取り囲む。逃げ場がない。屋根まで乗った気動車が駅にはいると、戦争状態のように逃げまとう人。改札に押し寄せメチャメチャ状態、そこに夕立!オイオイ大丈夫かいな。

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今度はキップの販売、何をあわてるのかもう戦争状態。窓口は叩くは我先にと買い求める、すごい。ショウタはただ唖然としてもみくちゃにされていた。

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やっと買った。一等車をマンシンは買っていた。一等車と言っても座席に布が貼られているだけ、二等車との違いはそんな物。ただ混雑は違う、なんやかんやでカズリに向かう。

車掌

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途中駅

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ただ乗り者

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カズリに着いた

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カズリでは上り電車が来るまで世界遺産カズリの車庫を見学

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帰りは比較的がらんとした一等車でジャナプールまで帰り、更にリクシャーでホテルに帰り、ホテルの隣の居酒屋さんでビールとウイスキーで焼き鳥を食べ、後は地元食堂でダルバードを食べた。ホテルでイラム行きの情報を得るが、イラム地方は民族問題でゼネスト中との事。明日はストが解除されなければどうするか2人で話し合った。

ジャナプール・カズリの車庫。ネパールレールウェイについてはホームページに沢山の写真を載せています。そこから雰囲気を感じてもらえれば嬉しいです。

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続く