リハビリ登山
名草山
2014/11/19

往路1時間15分(休息含む)
復路50分
国土地理院新マップ
腰痛で苦しんでいたショウタン、二日前に最後のペインクリニックでブロック注射を受けた
四度目だ、これが最後と気合を入れて痛い注射を我慢した
何が効いたのかは分からないが、一日経つとアララ、痛みが消え少し足に痺れが残るものの腰痛は無い
月曜日に受けた、ゆき鍼灸院の治療が良かったのか、明日ゆき先生の治療を受けるが、先生に喜びを伝えたい

紅葉が始まった名草山
と言うことで、後はリハビリと和歌山でも人気の高い名草山228.7mにコースは短いが急坂の内原神社からのコースを選んだ
内原神社には道が細く車で行けなかったが、標高が4.5m程度の内原地区、津波対策で道がやや広がり内原神社まで小さな普通車なら乗り入れることが出来るが、駐車は参詣者用だ。ショウタンは拍手を打った。
  
白い車は駐車場所ではない、個人用駐車場 
通常の登山口は案内の階段から登るが、ショウタンは境内に入り津波対策用の道から取り付いたが、道は看板のみで整備はまるで無い
 
地図に載る道を登ってゆくと農園が出てミカンが栽培されているが、手入れは薄く猪がミカンを食べ荒らしていた
一輪のきれいな花が咲いてはいたが、農園の方の道は他にあるようだ。とても農業用道とは思えないゴロ石がゴロゴロだ
 
とにかく、道がなくなるまで登った。
廃棄されたモノレールが出たがここからはモーレツブッシュ。リハビリだぞショウタンと言い聞かすが、足が勝手にブッシュに入る
上に登れば山頂に出る名草山だが、猛烈ブッシュ、獅子のふみ跡をウロウロ、モノレールの右手が登りよさそうだと竹薮内を登るとたいした問題ではなかった。ごく最近まで畑があったのか、農機が捨て置かれていた
 
この上に見晴台に登るコースに出会うと自然林の中を上ると踏み跡が出た
 
テープと踏み跡に沿って登ると、防空壕だろう穴が出て、その上に見晴台があるが、これを作って10年近い、朽ち果てかけていた
ここからの見晴らしは、南方面が素晴らしい

リハビリ、リハビリと朽ちた椅子に座っていると、女性が二匹のワンちゃんと下ってきた
話好きなショウタンだ、山のあれこれを話、20分ばかしの休憩だ。
思ったほど痛みや疲れが無い。回復が近そうだ
一登りで広い道に出て後は道標に沿って山頂に出る
  
広い道沿いには、西国三十三箇所の石仏が祭られていると言う
途中で山頂に出る道標がある
和歌浦が綺麗で、天神山から章魚頭姿山が見える絶景だ


「若の浦に潮満ち来れば潟を無み葦辺をさして鶴鳴き渡る」と歌った山部赤人の短歌が有名な干潟は今も健在だが、葦辺は無い
山頂に出てオムスビをほうばり、久々の山頂を楽しむ
  
山頂には三等三角点名草山が鎮座する
点名はなくさやまで山名はなぐさやまと濁点が付く 三角点には痛みがひどく貴重な物との認識が浅そうだ
点の記を載せておこう
20分ばかし休息して、内原コースを下るが、途中に小さな岩場が出て、ヤヤ注意が入る所がある

ブルーシートの横から南に下る
自然林が美しくボランティアの方たちの整備が良いが、斜面は傾斜があり下るに慎重だ
そう 今日はリハビリ登山なのだ。ビスタービスタリー
小さな岩下など通り道標やテープに沿えば下れる。
表記の地図はアバウトだ
 
 マリーナ台
マリーナ台も役目が終わったように朽ちていたがこの場からの見晴らしはいい
下ると竹薮が出れば、内原神社が近い
 
神社に居合わせた方に神社のことを尋ねたが、何時のころの出来たのか等は知らないと言うが、由緒ありそうな神社
又来ますと神社に手を合わせ帰路についた

マダマダ全快とは行かないが、ゆっくりとリハビリ登山を続け、仕事や山に復帰しなくては、後は二週間かけて薬の副作用を消さ無ければいけないと言う医者、最終診察は12月04日、ビスタリーとリハビリを続けよう
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