名寄松から生石山 読図山行
2019/07/12


地理院地図にリンク

距離約15km
総時間7時間10分
+総標高1485m
−総下降1485m
山旅ロガー標高をGPSデーターに戻すから
突然の山行計画で、集合場所から登山口に着くまでにコースを決めるチョットこまったチャン計画だ
ほとんどが携帯の通じるコースだとマッ良いか

登りはじめが10時40分と遅く相棒の帰宅時間を考慮すれば下山は最悪5時30分としたかった
花好きな相棒さんだ、この時間設定も難しいが、今日の相棒さんも読図は上手で教わることも多い

読図の楽しいコースは、名寄松からだろうと時間を考慮して、生石山登山者駐車場ではなく、中田新庄のバス停下の凸地に路駐だ
地形図から名寄松の位置を見てコースを決める
民家横から車道を登りはじめるが、生石山周辺の地形図は林道や古道の又は登山道の表記は少ない
生石山登山道の登山道標の設置は完璧だが、地形図からのルート取りは難しく、現場で道標の確認から登る事になるだろう
早速、園芸種だろうが名しらず花が道端に咲く
  
地図を見ながら名寄松に向かうが、林道を登ってゆくが最後の民家から先は急に道に落ち葉や小枝が落ちる。
状態はグーグルマップで見ることができる
できうる限り古道をと思ったが、指定登山道では無い林道を登ったので、農道と旧道の取り付を間違った
  
道が荒れていることで気付いたが、エーイ登っちゃえ
行くと、指定登山道に出る
正しい取り付きは地図@の位置で道標が有るはずだ

道標の有る指定登山道に出て登れば林道に出る
林道終点に向かうように道標が出るが、加筆された方向に名寄松がある
名寄松に向かうが、これは読図のためで、早く登るなら道標に従おう
  
林道を横切るように名寄松に向かう。
100m程登った峠が名寄松で有田川町と紀美野町を結んだ古道が残り測量がされている
 
紀美野町黒沢山からの尾根縦走で何度か此処を通った
此処からは相棒さんに読図を任すが、P422を巻く古道の表記がない、P422を越えようとする相棒さんに道が有るからとコースはと口を出した
P422ピークに羊歯が見えたのでダニが怖いショウタンだ
小道を巻けば林道終点に出てそこに登山道標が有る
 
此処からは道標はバッチリだが、地形図には登山道のコースは書かれていない
読図から、相棒さんは尾根を選んで登ったが、登山道を選んでもどこかで必ず出会う
 
目標の四等三角点、彦ケ瀬635.4mで出会おうと各自のコースで登った
ショウタンは山肌から登ろうと尾根を外したが、急傾斜に泡を吹き、アラ間違えたと尾根に戻り登れば、相棒さんはすでに到着していた
読図ができるな
登山道から少し外れた四等三角点彦ケ瀬、登山道に戻りコンパスを合わしながら次の目標地蔵辻を目指す
道標は完備されているが、地図からこの位置と言う場所を当てるのには難しいコースだ
テキパキとその位置を言い当てる。素晴らしい読図力だ
 
昔地蔵でコンパスが狂ったと言う記憶から、変則四つ辻の方向に全てコンパスを取ってみた
方向が少しづつ狂う。・・・・??
GPS精度が良くなった現在GPSをカンニングしてみた、
地形図そのものがほんの少しだが四つ辻位置が狂っていたためだと判明した
 
此処からしばらくは未舗装林道だ
地図マークAの位置から再び登山道に入るが、Aの位置の道標は見難い
特徴のない登山道は現在地読みが非常に難しく、地形図から斜面角度が読めなかった
小さな凹み状の谷で現在地が読めたが、道成りに登るのみ
此処しばらくこのルートを歩かないうちに林道が多くでき、記憶位置は分からなかった

過去の記事にリンク
  
道標の有る生石高原西の道下の車道に出る
  
車道から生石高原南側方面に少し歩き金網隙間からゲート奥に入る 
草の間に踏み跡が有るがお勧めできない所だが、この上の四等三角点生石ヶ原を探索した
ススキに覆われた四等点を運よく探せたがススキの中だ
  
山の家おいしで昼食と山の家おいしに向かう途中にササユリやカワラナデシコが可愛い
山の家おいしの中はクーラーでもかかっているかのような爽やかさだ
何か一品を注文すればお弁当はOKだ
もちろん泡茶を注文した
他の登山者と一言三言、コースを話し合えば長距離ですねと山に詳しい

今日の相棒は目的の花が有るようで私にはチンプンカンプン、時期は遅かったようで、現在咲いている花のパンフレットをもらい探索に係るが思ったように探せ無かった。
  
笠石の上には弘法大使堂がある
これから咲く鬼百合だろうか蕾が固い
一等三角点の山頂に向かう
  
  
標高870m
山頂から硯水と呼ばれる湿地帯に下った
案内が有るが、現場では周回路の木道は痛み立ち入りは自己責任だ
私の体重で見事に木道を踏み抜いた
ギボウシの群生があったが別に珍しくもない
ススキ内の踏み跡から生石神社に向かったが、時間的に距離が有ると、コレマタ境界尾根道を下った
入り口は怖いほどの草が生えているが、時には整備草刈があり、道標も有る
  
エゴの木の実をはじめて見た↑
直ぐに雑木内と成り、植林のふちを下る
マークが多く、途中に一ヶ所道標が有る
道標に沿ってもマークに沿っても出口位置に大差は無い
 
生石山取りつき車道に出る
少し車道を下れば、花王の森おいし、の看板下の未舗装林道を西に歩く
爽やかだ
  
生石山直登登山道出会いまで歩き登山道を下る
 
登山道出会いには道標が有る。
下り側は数メートル西側にあった
下ってゆけば巨木の白樫の木が看板と共に有り、此処から舗装林道となる
 
下ってゆけば広い車道に出た
登山道はその先に有るようだが、私達は地図に従ってデポ地の中田新庄のバス停に下った
車道歩きは少し暑かったが、梅雨期としては爽やかだ
耕作時代は美しかったであろう棚田が見張らせる
京都ナンバーのレンタカーが、上手く道に載れないのか行ったり来たり
生石高原山肌の道は少しややこしいだろう
 

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