大台ヶ原バリエーション
日出ヶ岳から西谷高、添谷山、七ッ釜高、三津河落山、大和岳大台ヶ原ドライブウエイ

2009/10/11
A-teamにて
    
久々のA-team山行、
長年行きたかった大台ヶ原、西谷高から西谷橋に下るバリエーション、
後は欲張り山頂を目指す
台高縦走路の添谷山、支尾根に鎮座する三角点高、七ッ釜高、それでも飽きたらず、県境尾根の○危帯を進み、三津河落山
(さんずこうちやま)から大和岳を踏み大台ヶ原ドライブウェイに下山する。超変則コース
ショウタンの口癖、時間など計ってその通り行くかい、25000分の一の地図がA4サイズに印刷できれば時間は足りるんだ
少し強足のメンバーだが、10時間10分で歩いた。食事も20分、時々立ち休憩はするがマア良く歩いたものだ
コースタイム
大台ヶ原P07:18-日出ヶ岳07:51〜08:00西谷高分岐08:12-西谷高09:25〜09:35西谷橋10:46-縦走路11:30-添谷山11:45-12:05
狸峠12:12-七ツ釜高13:07〜13:19-狸峠14:08-大台辻15:04〜15:15-三津河落山16:47-大和岳17:05〜17:13-下山17:28

大台ヶ原周辺には高と付く山が多い、どの高も景色はよいが西谷高は見晴しがない、そんな西谷高に行きたかったショウタン、
初めての西谷高だ、
A-teamの面々は、勝手気ままに自分の行きたいピークを並べると、何と変則コースが出来上がった。コースはdanchoさんが組んだ
が時間が足りないことは分っている。途中で臨機応変にコースを変更しながら時間を調整する。
強健、屈強なメンバーだから出来る山行で、これは一般的では無い。
そんなキチキチな山行が好きで、A-teamの山行が楽しみだ
紅葉の時期、大台ヶ原はいつも超満員だが少し朝が早いせいか駐車場は余裕があった。
7時18分、日出ヶ岳に向かう、少し紅葉は早いがやはりいつもより人出が多い、
今日のリーダーdanchoさん、徐にカメラを出し、アレー電池がない、サア楽しい山行の始まりだ
 

日出ヶ岳1694.9m、気温はもう冬、オー寒い、霞のソウルさんがいるせいか少しガスが出ているが、尾鷲の海が見える
少し休憩、日出ヶ岳から北東に登山道を標高で150m下り左手の小さなピークに向かって西谷高に入る

  

最初の小さなピークから、もうシャクナゲ帯、少し歩きつらいが、テープや踏み後がある
山岳旅行社がツアーを組むコースだとT女が言う。マアそんな少し危険で、面白いコースのようだ
小さなピークは秋の気配が一杯で綺麗な所も有るが、小さな岩稜や痩せ尾根は少しは注意が要る
コースは山馴れしていれば分りよい
    

踏み跡は西谷高を捲くようについている。小さな岩が出る頃少し注意が要る。右手から捲き上がった。
踏み跡は栗谷小屋の方に伸びているようだ。山頂で小休憩だが見晴しはない
 

私達の西谷橋に下りる尾根は、テープもなければ踏み跡も無い、こんなコースが大好きで久々にヤッターの感じだ
第一歩の尾根入に注意が要る。コンパスは方位は示すが尾根は目で地形を見なければ行けない
ここが経験が物を言う所だ。一歩踏み入れると石楠花が多いが、大型獣の踏み跡を尾根をそらさないように石楠花の隙間をぬって下る。1150m等高線付近で尾根違いを起こすだろうと予測していたが、少し下りすぎて左手尾根に入りかけたが、小さな谷をトラバースして尾根を修正、この付近になるとルンルン、綺麗な尾根だが、甘かった
最後の尾根先は等高線が0.5mm以下、切り立ってはいるが、木を持ちながら下れた
安全を最優先するなら懸垂下降も悪くない。
左手の谷は下り良さそうに見えたが、確認はしていない。これも一つのルートかも知れない

  

  

西谷橋についた。予想通りの楽しい尾根、1時間10分と予想より時間が係った、石楠花道は少し歩きづらかった

 
 
西谷橋で少し休憩したが、少し時間が遅れているようだ、大台辻から縦走路に入っていては大きく時間をロスするだろう
地図を見ると近道尾根が2ルート取れる。短時間で登れそうな尾根を登ることにした
橋から東に150m程度、小さな沢の右手から縦走路出会いにコンパスを合わせて尾根を登る

 

後少しな所で岩稜が、まずいと思ったがこの程度ならと、よく観察する、と、鹿道が、オッ登れる
小さな隙間にルートがあった

 
岩稜を登りきり少し休息、さらに優しい尾根を登り、丸いピークが縦走路出会いと思い東に歩きかける、
ヨーク地形図を見るともう少し北にふっている、danchoさん黙って縦走路に向かう
オイオイ、

添谷山は何の変哲もない三角点ピーク、台高縦走時にここで北に尾根を取る所を、狸峠に下りてしまった経験があるショウタン、記憶は鮮明にある。ここで昼食20分、
 

後は単純尾根、コンパスを合わせながら歩くが、テープや踏み跡が有り、アップダウンも少なく、ルンルン
  

途中で七ツ釜高や、伊勢湾が見えるビューポイントがある。後少しだ
 
七ツ釜高は見晴しが良い、いくつもの尾根やピークを山座同定、見える尾根々はみな経験済み、その時の様子を口々にかまびしい
   
記念撮影をして引き返す。帰りはあっという間の狸峠、ここで添谷山越えは時間と体力のロス、少しでも時間短縮と、林道からエスケープルートを読んだ、少しは時間が短縮できたろう。今ホームページを書きながら、もう少し先を最初のエスケープルートの縦走路出会いを狙えばモット時間短縮出来たのにと反省している

尾根を引き返す               狸峠の林道                大台辻
  
大台辻まではやはり時間が係った。大台辻で小休止、オイオイ休んでいては時間がない
休憩もソコソコに、筏場道を川上辻方向にかう。
本来なら川上辻に向かうだろうがそこはA-team、境界尾根を三津河落山に向かう
下の写真の木がある所から尾根にはいるが、最初は測量の時に付けたであろうテープと、境界杭に勝手テープとルンルン
尾根が険しくなる頃は雑木が行く手を阻む、尾根に準じていたがとうとう痩せ尾根岩稜、岩稜を巻、小さな谷から位置を確定して再度コンパスを合わせ直して進むが、ここの地形からして上に上に登れば三津河落山に着くだろう
そんなに危険のない痩せ尾根岩稜だが一人が滑落してしまった。事なきを得たが油断は禁物だ

ここから境界尾根に入る          岩稜帯にて                後少しで尾根
   
尾根が見えだした。笹原の綺麗な尾根だがこれも食害と思えば少しは心が痛い
突然♂鹿が顔を出したが、驚くこともないように姿を消した

 

とにかく見晴しの良い尾根、国土地理院が三津河落山と書いている付近尾根全体に、ナゴヤ岳、如来月、三津河落山、大和岳と小さなピークに名があるようだ。そのまま登ると三津河落山の石柱が出た
この付近からの見晴しはもう最高だ。
 

  
                                  三津河落山石柱
  
ソウル氏、念願が叶ったと大喜び、記念撮影で景色を楽しんだ大和岳

 

大和岳からスカイラインまでは一くだり、あっという間にデポした車に着いた
少しの反省点もあったが、いつも楽しいA-team、良きリーダー達が育つだろう

 
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