一等三角点の西山と二等三角点、日ノ山 四等三角点、大方山
2013/10/17
ショウタン

コースタイム
P9:25 間違い池下9時55分 30分
古道探し21分
古道橋から産湯峠18分
産湯峠までの時間約1時間(アルバイト含む)

産湯峠10:26−大方山11:19-P338、12:20-西山三角点12:40-クエ供養広場12:50 
下山
四阿13:13-三尾、阿尾分岐13:30-四等三角点、潮吹13:55-車14:45
休憩含む

日の山散策
40分
328.8mと低い山だが日高郡日高町と美浜町の境に一等三角点が鎮座する西山がある
公園化された山で車でも簡単に登れるが、古道を利用してバリエーションで登り遊歩道を快適に下山した
今日の主な目的は、紀伊半島最西端の、一等から三等三角点を廻る事だったが、チョットした油断からコースを外す事二回、予想外のブゥシュに阻まれ最後の目的地、阿尾の湿地西の山の上にある、三等三角点、阿尾は時間切れで行けなかった
結果、西山と四等三角点大方山、紀伊半島西端の山、日ノ山の二等三角点、日ノ岬を回った。
アメリカ村と呼ばれる三尾の漁村は太平洋に面し美しい事は関西でも上位に数えられる漁村だ
ソノ三尾とこれ又美しい阿尾集落を結んだ古道に産湯峠がある
その産湯峠から大方山を通り西山から、四等点がある産湯奥山に行くコースを組んでいた

地図では三尾から登り三尾に周回するのが楽しいだろうと、三尾から登ったが、この集落には車を停められる所がない
仕方が無く蜑取島(弁天島)前に路駐した
地図通り交番の一つ東側の細い道を北に入った。
 
村を抜けると道は農道風になりほとんどは廃棄された田や畑だ
道通り進む以外に地図道は分からない。ドンドンと奥に入ったが、アレ、池に出てしまった
しまった、一つ東の谷に入ったと気が付くが、それにしても道の分岐がなかった。そのまま尾根に出ようか迷ったが、読図の失敗はイヤだ
来た道を引き返すが、分岐する所がない。????、
正面の尾根西側谷に入る道がない、ジャ尾根下を通って西に出ようと、小川を越えて尾根先を西の谷に出た
やはり道が有る
何処かで分岐しているはずと、道を三尾側に少し戻った
分からないはずだ、道は完全に笹が生え入り口が分からない
結果、写真の畑の横から入った

  
道入り口、これじゃ分からない         この畑奥に橋がある↑            橋↑
簡単と言えどもやはりコンパスは取って置く物だ。懲りないショウタンだ
後は簡単だ、左手は田の跡だろうか石積みがある耕作跡だ。小さな谷だが水は豊富に有る
 
小さな三輪トラックでも走れたのだろう古道は広い
掘り取られた産湯峠は町界を示す杭がある
四等点、産湯峠に行く事を止め、境界を四等三角点が鎮座する大方山に登る
境界は歩きよく踏み跡やマークがある。これはルンルンとまたまたコンパスを取らない
和歌山県の木のウバメガシが生える尾根は美しい。ウバメガシは備長炭の原木だ
ウバメガシの二次林が出る所で少し歩きにくいが、マアルンルン
途中測量点が出る。此処はややブッシュで二カ所近間隔であった
アレ、こんなに下る所が無いはずとコンパスを取ってみた。意外な方向を示す。アララ またまたアルバイトだ
引き返すと正しい方向を指す 汗汗
  
途中、三尾や阿尾、日ノ岬の日の山が見晴らせ美しい見晴しがあった
 
三尾と日の山↑                                     阿尾漁港とウッスラと四国が見える
写真では写せなかったが、四国や淡路島が綺麗だ
なんと言っても太平洋の綺麗さはショウタンでは書き表せない
 
比較的歩きよい境界だが、そこは里山、少しはブッシュがある
矢竹の笹が正面に出るとそこが大方山のピークだ。笹ノ中の四等三角点、大方山は簡単に見つかった
見晴しがあるが、少し笹がジャマをする。背丈があと10cm有れば見晴らせる程度だった
小さな石の上に乗り景色を見た
  

御坊市の発電所

処が、大方山から尾根は笹ブッシュ、矢竹のバンブーブッシュ帯なんて言いたい
少し尾根を外すと、笹はないが、雑木の小木が大きな体のショウタンを通さない。ヤブコキならぬ笹泳ぎだ

バンブーブッシュが無くなると遊歩道は近い
 遊歩道に出会う。ヤレヤレ気分だ
素直に遊歩道を登ればいいものを、
コノ尾根は分水嶺だ。時々は通る人もあるだろう
遊歩道はイヤだと少し拘り、338ピークを越えてみた
  338ピーク
338ピークは照葉の森、野鳥の森なんて書かれ整備したようだが、今は荒れていた
  
此処で素直に遊歩道を歩けばいい物を、拘ってマイルートを歩いてマタマタブッシュに突っ込んだ。アホウだろうな
結局遊歩道に戻ったが、整備が無かった
記念物的な大きなウバメガシがあった。初めて見る大きさだった
  
遊歩道と                     ウバメガシと                その先のブッシュ
遊歩道
車道に出て先ず山頂の一等三角点、西山を訪ねた
一等点にしては寂しい姿の点だった
  
この山にはツリガネニンジンを始め野草が多い山だ
山頂からは思った程の景色はない。
クエ魚の供養塔のある広場の四阿で食事にしようと下る
此処の景色はモウ最高だが、マタマタ失敗するショウタンだ。
アラーー弁当が無い。車に忘れたのだ。お昼抜きの山行になったが、粉々になったビスケットの非常食が有る
これでガマンだ
 

煙樹ヶ浜と                                         矢筈岳と清冷山、その向こうに高野の峰が美しい
下山は地図から遊歩道を下るが、林道並の広い道でルンルン
途中四等三角点潮吹を特定してルンルンと下るが、マタマタ踵が痛み出した。ユックリ歩行だ
  
渡りの準備をしているのか??アサギマダラの10匹程度のかたまりが
多くヒラヒラと美しい
よく見ると、他の蝶々とは少し飛び方が違う。羽ばたく回数が少なく滑空している事が多い
長い距離を移動する省エネ飛行だろう
  四等三角点 潮吹 
下山遊歩道は快適だ
四等三角点、潮吹を特定した。海辺ならではの点名が面白い

 
広い舗装路に出るとお墓が出る。
正面に日の山が綺麗だ。
 
日の山の二等三角点日ノ岬
車で日ノ岬の国民宿舎まで移動、山頂までは10分もかからない
国民宿舎の前の遊歩道を登って行くと広い山頂に三角点が岩上に残され、紀伊半島最西端の地と書かれ保護されている
 

  
日の山に有る二等三角点、日ノ岬
静かな半島の観光地に、風力発電が唸りを揚げる。羽が飛んでこないか恐怖すら覚える音だ
何を考えてこんな処に建てたのか、アメリカ村資料館は寂れもの悲しい
風力発電が観光客を呼ぶと勘違いしたのだろうか。県民としてブーイングだ。写真も写す気がしなかった
 

 日の山

  

静かに夕日を楽しみたかったが、あまりの大きな音がイヤになり思い出の灯台を見て帰路についた
行残した三等三角点、阿尾を又の機会に行ってみよう
おまけ
海猫の繁殖地 アマトリジマ(蜑取島又は弁天島)の天然記念物看板

紀伊半島のウミネコの繁殖地は、志摩海岸と、白崎海岸、弁天島の三カ所しか無いと書かれている
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ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平24情使、 第898号)」