バリエーション
布引山から迷岳

2009/05/12

寺ちゃんとショウタン
以前から行きたかった山に布引山がある。国道166号から栃谷、加杖坂峠、青田と蓮ダムの奥香肌湖に架かる辻堂橋を渡るルートで宮の谷方面に入る時正面に切り立った山が見える。
山名は有るのだろうかと調べていると布引山とi言う山名が見つかった。行きたい度が増していた。
こんな時寺ちゃんからお誘いを受けた迷岳、ジャこんなコースはいかがと布引山直登コースを提案して、布引山から迷岳コースのバリエーションを組んだ。下山は大熊谷の頭から庵の谷林道下山の通常コースとした

「この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号号)
コースタイム
登り                           下山
登山口 08:04 迷岳 13:30
布引山 10:20 大熊谷の頭 14:52
県境尾根出会い 12:00 庵の谷林道終点 16:20
柚子の木平 12:18
迷岳 12:45
奥香肌湖に架かる辻堂橋を渡り蓮峡線を宮の谷に向かって走ると奥香肌湖に架かる初めての橋を渡りヤジヤマ谷に向かうが土砂崩壊でヤジヤマ谷には行けず、橋を渡った付近に車を停めヤジヤマ谷入り口に向かう。目的の尾根上に布引山が有るが切り立った急登は闘志を燃やす。この付近は岩稜が多いと見て、ハーネス、ロープ シュリンゲ当一様岩に登れる準備はしてきた。ヤジヤマ谷の川右岸に登山用階段があった。オッ 道があるぞ と思ったのは一瞬、測量杭が有ったのみ、切り立った尾根に間伐材が倒れていた。鹿道が踏み跡をこしらえている。この道に準じて布引山を目指すとにかく急登だ、立って歩けない所も所々に出るが足下は落石をさせない注意がいるが案外滑らない

  

  

  
布引山まではコースは急登だが尾根は分りよく歩きよい、時々岩稜が出るがみな捲き登る事が出来る
布引山は見晴しのない雑木の中、登った感動は少なかった。ここでコンパスを一気に境界尾根に合わせた
P1195mの登りはモウ泣けそうな急登だったがここの先に待っていたのは見事な新緑帯、感動しながら歩く
布引山からはテープが打たれている。1195m付近から、しいて尾根を外し景色を楽しみながら歩いた
      
                                         迷岳県境尾根に合った布引山分岐マーク
      
                                     見事な新緑
                      
迷岳に向かう尾根は見事にテープが打たれている。ここも人気が高いのか踏み跡もハッキリと有る。途中のバイケイソウ帯は踏み跡は薄いがマークが十分に打たれている。柚子の木平と書かれた付近の新緑も見事だった。又右手に開ける台高の主尾根の見晴しは素晴らしい物がある
  
  
12時45分、迷岳に着いた。山頂は二等三角点のある丸い明るい所だ、名前とは裏腹に優しい山頂は最高の山と感じる

ユックリと食事休憩、
  
山頂の三角点
二等三角点
迷ヶ岳の記
基準点コード TR25136411601 
点名 迷ケ岳 
種別等級 二等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 伊勢−高見山 
測地系 世界測地系 
緯度 34°21′00.4671                  
経度 136°12′27.1109                 
標高 1308.78 m                       
基準点現況
現況状態 状態良し、保護石無し 
所在地 三重県松阪市大字森字迷ヶ岳257 
点の記図 ● ... ログインすると閲覧できます 
選点 明治21年9月
造標 昭和51年6月1日
埋標 明治21年12月
所有者 飯高町森林組合

下山は単純だがやはり迷岳の名がある。尾根は単純でもコンパスを合わせ位置確認は怠らない、大熊谷の頭下に古ヶ丸山や白倉山の見晴しが最高な地点がある。寺ちゃんは登った事がない山で次回又ねと山容を記憶する。三つ葉ツツジ花は終わってはいたが葉はこれが三つ葉ツツジの名前通り綺麗だ。   おかしな顔の木                    
 
山ツツジと白倉山に続く尾根 その向こうに白倉山が見える
 
大熊谷の頭からは白倉山、古ヶ丸山、や台高の主尾根、江股の頭、池小屋山方面に分岐する
大熊谷の頭で地図確認と休息をかねて山を楽しむ、サア後少しと咲き残ったアカヤシオを見つけたり、これから咲くシロヤシオを楽しむ
       
快調に下山、火曜日に人に出会う山は少ないと話ながら下山していると先に人が、オー出会ったな、ニコニコ
今日は、どちらから、白倉山の帰りです。私たちは迷岳からです。といちようの挨拶 所が
よくよく聞くと一人が足を痛めて動けなく困っている事が分った。合気道の心得があるショウタン、足のツボを押してみるが案外と重傷だ。寺チャンも山男、阿吽の呼吸でこれは背負えると判断してこの方の下山に全力を注ぐ事にした
二人で怖がらないようにジョウクをくわえながら負傷者を交互に背負って下山した
       
庵の谷高の頭が出ると、庵の谷林道の終点は近い。ここまで車で乗り入れていると言う3人GP、林道歩きは車で送って下さった。山は相身互い、大助かりに車内での会話は弾んだ
 


三等三角点庵の谷の記
基準点コード TR35136411401 
点名 庵ノ谷 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 伊勢−高見山 
測地系 世界測地系 
緯度 34°20′42.949                   
経度 136°10′31.5086                 
標高 1011.13 m
縮尺係数 0.999903
基準点現況
現況状態 報告なし 保護石無し 状態良し 
所在地 三重県松阪市大字猿山字庵ノ谷248 
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