一等三角点の山 生石ヶ峰(生石山)870.1m 2008/07/10 マタマタ重廣恒夫先生と4000山踏破の4000分の1、生石山に同行が出来た 何度も何度も生石高原に登ったが山頂の生石ヶ峰三角点の有る山頂に登った事もなく 又ススキの高原を散策した事もなかった。ほとんどは笠石でお弁当のコースだった 今回は、大観寺から笠石、山頂、生石神社(しょうせきじんじゃ)旧札立峠、桜の小道、小川の宮と下った コースタイム 大観寺10:30ー国民宿舎11:52ー笠石12:05〜12:50ー三角点山頂13:05 山頂13:20ー生石神社13:43ー小川の宮15:20 |
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和歌山県海南市の海南駅に9時半に集合、紀美野町の生石山(生石ヶ峰)麓にある大観寺までタクシーで移動 大観寺で準備体操、横の林道(車道)を標識に沿って生石ヶ峰に向かう |
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古道だろう、すぐに弘法大使の押し上げ岩なる巨岩の名所がある。なるほど人の手の形に石がへこんでいる 大観寺と大観寺から見た黒沢山 弘法大使の押し上げ岩 |
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今回のルートはほとんど道標通りに登った。KRCと呼ばれるクラブの方が道標の設置をして下さっている 行政道標と合わせればほとんど道間違いはないだろう。 只、途中に大きな白樫の木がある分岐で、立石不動に300mと有りそこに行こうとコースを取るが どれが立石不動か不明で少し登山道を外れたがここにも古い道標があった 今考えると、白樫の有る分岐から300m程度の所にある大きな石を立てたような巨岩の事を立石不動と呼んでいるのかも知れない? 分岐にあった白樫は個人の所有で有ると書かれていた |
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少し回り道をして又元の登山道に戻る。植林帯の中の登山道は歩きよいがうっかりすると赤土の道はよく滑る 植林帯を20分ほど登ると突然開け、明るくなる。別荘地に混じって国民宿舎があるが今は営業をしていないとか ここに一度宿泊経験がある、何か懐かしかった |
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車道を横切り、売店前を登り切ると笠石に出る。久しぶりの笠石、先生と笠石上でお昼にした お弁当をいただきながら、エベレストの登頂の話し、シェルパの話、高山での話し、新旧のエベレスト登山の仕方 話は尽きない 景色も梅雨とは思えない素晴らしい景色に感動、ヨーク考えると緑の生石高原ははじめて見たような気がする 本当に緑のススキがなびく姿は綺麗という表現以外何も出来ないだろう |
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45分の休憩、三角点のある東のピーク、生石ヶ峰に向かう。途中に咲くササユリが綺麗だ 生石高原にこれほどササユリがあるとは初めて知った。心ない人に持ち帰られない事を祈るばかしだ 花は多いと聞く生石山、四季四季の花を見る登山も面白いだろうな |
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生石高原最高地点は東の端、 一等三角点のある360度の大パノラマは、六甲山、金剛山、高野山から大峰山系、南は矢筈岳ともう素晴らしい 全ての山は特定できなかったが見晴しに置いては紀伊半島の最高山だろう。 この山がこの状態で守られているのはボランティアの力が多きいとか、今日も道の草刈りに汗を流して下さっていた |
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一等三角点、生石山の記 平成10年12月2日に設置点検された三角点生石山は見事に東西南北がそろえられていた 又明治18年の石は見事にその姿を残している。又2つの住所を持つ三角点もそう多くはないだろう
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山頂で記念写真を写し、山名を特定して、生石神社に向かって下る このルートは初めてのショウタン、これほど整備が行き届いているとは驚きだった 途中の見晴台で景色を楽しみ、めざとく岩屋さんが登った岩を見つけルートなどを教えてもらいながら生石神社に下る |
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生石神社は、しょうせきじんじゃと読むという 新しくなった有田川町の名盤に書いていた 社の裏には大きな巨岩が有る高さ48mとか |
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道標通り下山に係る。このルートは本当に整備が良い 一個所道標を見落としやすそうな所があったがそう心配はないだろう 林道を横切り、少し林道を歩きと快適に下って行く 旧札立峠からは自然林の道、景色はないが歩きよい |
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民家が近づく頃、ミカン畑の向こうに見える棚田と生石山は来た者に与えてくれるご褒美か |
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やがて民家が現れると、往路にタクシーで通った道に出た、この道を50mばかし東に 桜の小道と書かれた古い看板に沿って小川の宮に向かう この小道は良く整備はされてはいるが利用者は少ないようだ |
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下山口は梅本郵便局の目の前、 この付近には休憩椅子や、公衆便所が有りました ここから逆に又生石山に登りたい気持ちでした 予約タクシーが到着、海南駅まで移動して解散となった 機会が有れば何度でも登ってみたい衝動の生石高原、素晴らしい山体験ができ又私の山行が1山増えました 戻る |