一等三角点の山、生石山(生石ヶ峰)870.1m 2011/08/04 単独 |
コースタイム 小川の宮08:55-三角点北野09:49-生石神社11:29-山の家12:30〜13:53-地蔵14:50-中田の森15:13-小川の宮16:30 |
和歌山市内や紀ノ川市と和歌山北部の町から見える姿の美しい、一等三角点、生石山が有る生石ヶ峰、870.1m 団塊の世代や,生石山周辺の里に育った昭和20年前後の方達なら、遠足で登った記憶の方が多いだろう 今、山頂は山の家やキャンプ場が出来、車で登れ、山頂の薄や野草などを楽しむ方や子供つれピクニックで楽しむ方が多、そんな山の登山ルートや、周辺の山々を歩き、生石高原の登山の魅力を発掘してみたく、今回は少し大きく周回したが、下山でブッシュに捕まり、素直に車道を下山すれば良かったと、反省はある |
生石山の代表的登山道は、小川の宮から大観寺を通る中央の直登コースと、今回登る古道、旧札立峠に登るコースの二ツあるだろう 今日は、古道コースを登り、生石神社(しょうせき)からKRC山小屋に出て、硯水湿原から山頂に出て、下山を学術の価値が高いと言われる中田の西峰家の防風林を見て下山するコースを組んだ |
現在、小川の宮の登山口に行く公共交通は少なく、登山に利用するには役立たないだろう 車か、海南市からタクシーといった所だろう おまけに駐車場が無く、路駐も難しい で、この小川地区の登山口に公衆トイレがあり、その横に元農協の建物広場の角に駐車スペースがあり、ここに駐車させて頂いた(地元民に聞いた) 登山口は郵便局の少し南に有り、道標に従って登る |
桜の小道と名付けて整備された公園だが、その後は整備がないのか荒れたまま、小川の宮の古いお店の奥様、あんな所に階段を作り、私達のお参り道を壊した。階段は登れないとひとしきり話す それもそのはず、途中に天満宮が祀られている キキョウ、絶滅危惧種だそっとしておこう 天満宮がある広場が出る |
道標整備はキッチリとあり、少しは車道を通るが、楽しい小道だ 廃農園が目立つが、往年は綺麗な棚田が眺められただろう 生石山↓ 黒沢山↓ |
標識に従い登って行く、小道は古道の跡をよく残し、少し急坂だが、登山は楽しい 途中の四等三角点、北野 標高277.44で現在地を探った 四等点北野は畑内にある |
尾根を上手く巻きながら小道は登る。傾斜もソコソコ有るが、休めと言わんばかりにフラットな道に成ったりと楽しい古道だ ここも沢蟹が多い、沢ガニの唐揚げは美味しいのだが、 で、札立峠からの旧道を越え車道に飛び出すと、少し西に歩き、道標に従って生石神社に向かう 生石神社に向かう 生石神社 |
道標はバッチリだ、 生石神社のご神体は、一晩で生まれた大岩とか、コノ岩を登って楽しんでいるGPも有ったとか、山の家で聞く マア登りたくなるご神体だ 山頂に向かう右手に、ボルトの打たれた岩がある。ステンレスのシッカリした物だ 一度は挑戦してみたい物だ |
途中から天文台の道標に従って南に踏み跡道に入る、とKRC小屋の道標が出る |
KRC山岳会については詳しく知らないが、私ならピッタリの会だと聞いたことがあるが、興味のあるGPだ この小屋前からの見晴しはバッチリだ |
小屋横の踏み跡道を硯水湿原に登るが、踏み跡は濃いが、薊の針がチクチクと痛いほどはえ込んでいた |
硯水湿原は、弘法伝説の謂れがあり、生石の集落には弘法伝説が多い ここの水は美味しい |
一等三角点生石山が有る生石ヶ峰山頂に出て、山の家でビールで昼食だ ここの常連さんに山情報を仕入れて次回のコースを検討する |
下山は名寄松方面から下るが、中田地区にウラジロカシとモチノキの古木の森がある ここを探索してみようとコースに組んだ |
下の車道を有田川町別荘スカイラブに向い歩き、西峰分岐のガードレール端から踏み跡に下る 杉林の中に小道がありルンルン 途中の分岐は難しいが下写真を参考にして下さい 進と林道に出て、立派な地蔵様で名寄松と中田の森に分岐するが、林道を下る 分岐、ここを左に 地蔵分岐↓ |
下ると、果樹園内を通るが、途中に森内に入る舗装路が隠れている 入るとすぐ下に祠がある 中田の西峰家防風林に学術的価値が高いと書かれた、ウラジロカシ 300年とモチノキ250年があり、西峰家の防風林として伐採がなかったために、この木が残ったとか 森内を散策すると巨木が多く、朽ちかけていたが、立派な祠もあった |
四等点中田にコンパスを合わせ森内をウロウロ、取り水パイプの小道から四等点中田に向かうが、ブッシュ 四等点中田は、果樹園角にあり、ここから尾根を下るが、これは失敗、廃農園内を通るが、通れた物ではない 水路などが出て、少しこれに従うが、よほどブッシュ慣れしていないと、通れる物じゃない 素直に農道から、車道に出よう |
とにかく民家横に出て、車道を小川の宮まで歩くが、少しでも近道と下ったが、地図読みの甘さから、民家に入ってしまって、時間ロス、まあ、道だらけのコノ付近、どこを下っても、同じだろう |
小川の宮のお店で、コーラで休憩、店の奥様と長話、賑やかだったころを懐かしみ、昔話に話が弾んだ 戻る |
ショウタンの山歩録地図について 「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図 画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平23業使、第2号)」 |