本堂、五名生石神社から中峰経由生石山、下山は福生山を廻る 2011/08/26 単独 |
登り 3時間26分 下山 2時間20分 |
今回登ったコースは一般的ではないが、その昔はこの中峰コースが、西側から生石山に登る唯一の道だったと言う 先ず、五名生石神社(ごみようおいしじんじや)に尾根先の波線道から行こうと、尾根先を這い登ると、直ぐに小道が出るが、これ又直ぐに無くなった 余りに、歩きにくいので、小さな谷川を超えて、五名生石神社に向かうと、神社には立派な車道がついていた 結果、ここまでは、この車道を利用するのがベターで、尾根先に拘ることはなかった マピオンには、この道が載っている。リンクしておきます |
尾根先からの取り付きは失敗だった 尾根先↓ 小さな谷川↓ 神社への道↓ |
五名生石神社は、生石山東端の生石神社(しょうせきじんじゃ)と関係があるというが、詳しいことは知らない こんなページがあったのでリンクしておきます とにかくこの山中に立派なお社が有り、ウラジロガシや夫婦杉は古さを感じる 今日は、真面目に柏手を打ち、山行の無事を祈った |
尾根先には鳥居前の林道を北に向かい、尾根を少し回り込んだ所に、小道跡がハッキリとある 只ひたすら上に向かうだけの小道で、面白さは少ないが、これぞ古道という感じ 植林内は倒木はないが、自然林内は松の木が倒れている所が数カ所有るが、通行には問題はない 面白いキノコ↓ |
地形から、この付近の上に(左手)三角点が有るだろうと、見上げると二体の石仏が祀られていた その少し上に、少し痛みの激しい三角点中峰が有る 苔生し訪れる人は少ないのだろう。 等級種別 三等三角点 点名 中峰 北緯 34°05′47″.2285 東経135°18′17″.6954 標高 674.24 所在地 和歌山県有田郡金屋町大字中峰字胡麻537番地47 選点、明治36年6月2日 |
直ぐに車道を横切り尾根筋を歩くが、直ぐ隣は車道だが、自然林は美しい |
四等三角点、峯にコンパスを当て峯を探るが、道横に有り、鉄板で保護されていた その横に、立派な祠が有る。聞ば弘法大師に関係があるとか この家の前に出て道横を探った 四等点 峯、北緯34°06′09″.9608 東経135°18′47″.0690 標高782.49 選点 平成16年6月16日 所在地 和歌山県有田郡金屋町大字中字峯951−760 |
元の尾根道に引き返し、尾根中央を進が、地図電波塔に出る付近は、猛烈ブッシュ 拘らなければ、この付近から車道に出よう 電波塔下は石積みがある↑ |
参ったブッシュ、電波塔取り付き道を有田川町分岐道に下り、生石高原西端から生石山山頂に向かう 点名 生石山 標高 870.00 所在地 和歌山県有田郡清水町大字楠本字神出1266番10(現、有田川町) 選点 明治18年10月 測量 平成16年10月5日 生石ヶ峰、山頂、一等三角点、生石山が有る山頂の見晴しは最高だ 何度ものぼり、いつ見てもこのパノラマは素晴らしい 今回、このパノラマを、カシミールのカシバードを立ち上げて、山座同定をしてみた 主立った山だが、興味のある方はここをクリックしてください ←写真をクリック 少し重いです |
生石山の家で、マタマタビール、1時間50分のロング休憩だ |
下山は、新しく三角点が出来た福生山の山頂を確定した 三角点は山頂下、20mに有り、山頂にないのが少し残念だ 車道から、往路方面に向い、有田川町との分岐道横の、ガードレール横から、古道にはいるが、NPOの手で今日道標が揚げられたとか、これでコノ名寄松コースは歩く方も増えるかも知れない このコースの途中の分岐には道標が無かった 下る場合は少しややこしいだろうが、テープを見分けるより手がないだろう |
再び林道に出ると、ここにも道標が新設されていたが、私の向かう福生山には目印はない 境界杭が打たれている。ここから、地図にコンパスを当て、進しか手がないだろうが、尾根は歩きよい 何やら道標らしい物が出たが肝心な所が消え解らない 小さな尾根だ、コンパスは慎重に取った 一ヶ所、この上かなと思った所が違った ?? こんなピークが地図にはないが?? 帰ってよくよく見ると、等高線が膨らみ、隠しピークであることが解った 地図はよく見る物だ 下山はこのピーク北東側から谷に下る 思ったより四等三角点福生山は簡単に見つかった 山頂から20mばかし尾根を下った所にあった 四等三角点福生山 標高583.63 所在地 和歌山県有田郡有田川町大字瀬井字福生山9番 選点 平成20年8月29日 福生山は三角点より20m上だ、標高は600m少しだろう |
復路は、尾根を捲いた 地図の谷を下ったが、谷は水が流れガレていたが、少し山肌を歩くと、直ぐに水路があり、水路道を下ると、車道に出る ここからは、地図を参考にしてください 車道下りはイヤな物だが、現在地を推測しながら歩くのは楽しい 県道との出合いで、作業中の地元の方に、山名や、尾根の歴史、神社について等を訪ねた マタマタ行きたい尾根が、この真西に(西ヶ峰)がそびえ、この付近の散策に楽しみが増えた 参考地図 |
なおお気づきの方もあろうが、四等三角点生石ヶ原を探索しなかった 薄の生い茂った点付近は、薄を踏みつけなければ探せない コノ、生石高原の薄を踏みつけてまで、点を探す意味はないだろう 以前、野焼き後に、熱で傷んだ三角点を特定したこともある |
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ショウタンの山歩録地図について 「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図 画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平23業使、第2号)」 |