生石山周回

生石山、名寄松登山道コース
2012/08/20
ショウタン

登山口国土地理院地図をリンクします


コースタイム
小川の宮10:10-名寄松11:20-三角点彦ヶ瀬11:55-地蔵12:15-山の家13:20
登り総時間
3時間10分休息無しタイムです
一等三角点、生石山のある生石ヶ峰は
生石山、生石高原、生石ヶ峰と呼ばれ方は色々だが、地元では生石山が通称だ
山頂にある、一等三角点の点名は、生石山でこれが通称になったのだろうが、国土地理院は生石ヶ峰としている
山頂から北側の斜面を生石高原として書かれているが、尾根中央にある笠石を中心に生石高原として慕われている
和歌山県北部では、和歌山の名峰として慕われているが、車で山頂下まで行く事が出来、登山として麓から登る方は少ない。山頂は、低山ではまれに見る見晴しで、北は紀泉山脈から淡路島、神戸に明石、東は、大峰の山々に高野の峰、金剛山の峰、南は白馬山脈方面、西は、四国と大パノラマ、一度は登る事をお奨めしたい
そんな生石山に登るコースは、中央を直登するコースと旧札立峠を越える古道コースが主だったが、最近、名寄松コースが道標を設置して、新しいコースとして整備された。
そのコースを完全に麓から登った事が無い、道標の設置場所と、コースの状況等知りたくて、秋が始まりかけたこの時期に登ってみた。
生石山は、野上電鉄の廃線前は交通の便も良く、当時は登山口の有る小川の宮は良く登山者がいた物だ
最近は、公共交通の便は不便で、マイカー登山か、タクシー利用が主だ。
コノ、小川の宮の難点は、駐車スペースが無かった事で、より登山者の訪れを少なくしていたようだが、最近20台程度駐車できる駐車場が出来た。この山を愛するNPO法人の努力と聞く、
  
                                                   ○1の道標

駐車場に車を止め、南に100mで道が分岐する。左手は車道で右手が小川の宮登山口に行く
その先直ぐに八幡神社があり、小川の宮バス停前の川を渡ると、公衆トイレがあり、橋横に名寄松コースの一番目の道標がある
  
                                                  Aの道標↑
トイレ横の車道を小川沿いに歩くと、左手に生石山の電波塔が見え出す。里の雰囲気はよい
二つ目の道標がT字交差に立つ、左に戻る感じで山裾を歩くと、三枚目の登山道標が出る
  
B枚目の道標↑                                  C枚目の道標↑    
三枚目の道標が山裾に有り、取付き道を登ると植林内に綺麗な古道が表れる。
途中から自然林が美しい尾根下をルンルンと登る。風がないが涼しく感じ、里山独特の蜘蛛の巣などは少ない
登って行くと、コンクリ舗装の林道に出る。此処に4枚目の道標がある
  
↑舗装路出口の標識下山の目標に良いだろう                     墓地↑

コンクリ舗装の道を進むと大きな墓地があり、どうやらこの道は墓参道として整備したようだが、墓の数からして大きな集落があった事が伺える。

  
墓地の外れから道は古道に成り、ヤヤ道が荒れた感じだが歩くに問題はない
このコースは、ソウ多く歩かれていないためだろう。このページに出会った方は是非歩いてみて下さい
歩いていくと今度はアスファルト舗装の林道に出る。この林道が、名寄松の林道で、私もこの林道の終点から何度も生石山に登った。今回は道標に従って古道を忠実に歩いた

注 下山時はコノ、アスファルト道から古道に入る目印が無い、注意が要るだろう
  
D枚目の道標
山裾に5枚目の道標が出る。舗装路をそのまま登っても名寄松登山口に出るが、やはり基本は古道だろう
直ぐに畑跡下を通るが、この付近は登山者はほとんど登っていないようだ。
道が分岐するが、勝手道標があるし、間違っても出口に大差はないだろう。
6枚目の道標がある林道に飛び出す。登り口の林道の続きだ
  
5枚目道標付近から、勝手な加筆が目立ち出すが、マア分かりよいかも知れない
6枚目の道標の名寄松の位置は、国土地理院とずれている。名寄松峠の場所は加筆の位置だ

名寄松の位置を越えピンクの波線道を登った
名寄松は現、有田川町彦ヶ瀬と小川の宮をむすんだ峠のようで、古木の松が倒れている
  林道終点
彦ヶ瀬方面に下りP422を巻いて名寄松林道終点登山口に出た
  
Eの道標↑
林道終点からは、テープが賑やかだが、道が分岐する部分がある。測量テープも賑やかでルートは慎重に読もう
四等三角点、635.4mの点名、彦ヶ瀬横の峠まで一汗流すが、道はよい
林道終点からは、有田川町と紀美野町の境界尾根だ。測量杭が有る
 四等三角点彦ヶ瀬に立ち寄った

四等点の峠からは自然林で、踏み後程度の小道だ。松林が美しい所もある
  
松林の中に道標が出るF↑

ロープなどが張られた傾斜を下りきると、エプロンが可愛い地蔵が出る
此処は、四つ辻で、道は林道になる。この分岐も西は瀬井に行く古道分岐だ
林道を進と
  
                        ↑次の道標Gが出る        此処を入る↑

8の道標から再び植林内の小道に入るが、此処は踏み後が濃く、9番目の道標が出る
  
                      Hの道標                 ○注の分岐
踏み後道を進むと植林内の林道に出て上に向かう。
この分岐に道標が欲しい所だ。下山コースに使うと見過ごす可能性が高い
故に テープが賑やかで勝手道標があった
そのまま登り続けると車道に出る。有田川町に下る分岐峠の直ぐ横だ
フェンスの隙間からススキの高原に入る
  
                                         Iの道標↑
  
高原は花が咲き、ススキは風に揺れ、此処まで見えなかった景色は、この景色を見るための目隠しだろう
見晴しは最高だ
笠石から山の家に下り、プシュッと泡立てながらのお昼はもう最高だ
 
山の家からの景色と山の家内部
生石山、山の家から、旧札立峠経由小川の宮下山にリンク

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