犬鳴山からお菊山
三峰山、城ヶ峰、殿尾山、お菊山
6人

カシミール1/50000
09:05〜17:55 8時間55分
約17km
紀泉高原の中でも訪れる方が少ない三峰山と城ヶ峰、城ヶ峰からは近畿自然歩道と成った鎌ノ刃尾根、ササ峠、殿尾山、お菊山とロング縦走を楽しんだ。
岩出市の道の駅さくらの里に一台をデポして犬鳴山入り口の駐車場まで車移動で歩き始める
犬鳴山入り口の駐車場には公衆トイレも有り条件は良いが、目的の生草林道までの約一キロの車道歩きは通行量が多く注意が要る
生草林道入り口
今回歩くまで生草林道は近畿自然歩道に成っているとは知らなかった。
近畿自然歩道通りに三峰山に行くにはチト距離が有り、ジャ経験のあるビシャコ谷から登ろうとコレマタ最短で斜面を登った
  
最初は舗装があるが未舗装と成り、各所に谷名や場所名が書かれ整備がある
   
近畿自然歩道どおりに三峰山に行くには、随分と尾根を廻るが、私達は林道終点からビシャコ谷に入る
おおたわの谷石表の正面が木製堰堤で林道の終点だ
その下の木橋を渡って、整備階段跡の右岸に入る

カメラを忘れ、携帯の電池も容量が少なく写真撮影を極力控え、登山軌跡を取得に回した

最初は階段など整備が有るが、壊れてなくなったり整備跡が出たりと、ほとんど登られていないようなルートだ
写真は無いので、厳しさは伝わらないが、35度以上の斜面を標高差50mを登れば早いと
ビシャコ谷の谷で三峰山尾根まで行けばよいものを、ちょいと取り付いたが

チョット力量に差が出て、スイスイと登る人と、ロープ補助の差があった
急げば廻れ、マタマタやってしまったショウタンだが、全員が面白かったと絶賛コースだ。
50mを登れば、写真のように快適コースで、里山の景色は良い
  
もちろん見晴らしなどは無いが、三等三角点、土丸が鎮座する
点の記は 等級種別 三等三角点 点名 土丸 北緯34°19′46″.4419 東経135°21′54″.8851、標高576.20
選点 大阪府泉佐野市土丸ツキノコ1669〜1670 和歌山県那賀郡打田町大字神通字西浦203番地の一
点石が大阪和歌山の境界のようだ
選点 明治34年6月4日
すこし急がなければまたまたヘッデンだろうと、城ヶ峰に向かうがだんだんと台風影響の倒木が増えだす
  
このルートをシマヤンと倒木整備をした時の記念品が城ヶ峰に残っていた
読図はメンバーにまかせて、コース取りのみで先頭を歩いたが、一番体力が無いのは私だ。余裕が無い
ボンデン山分岐はマークも多いが、見落としやすいかもしれない

鎌ノ刃尾根まで倒木が多く、踏み跡は尾根を外した所もあるが
マークが多い。
鎌ノ刃尾根の見晴らし場所で昼食を楽しむが時間余裕が無い
  
このコースでは、鎌ノ刃尾根が一番の見所だろうが、マッタケ禁止の看板が目立つ
  
ササ峠までは下りこみだが、ササ峠から下った分だけ登り返す フー

ササ峠から倒木処理は成され歩きよくルンルンだが、小さなアップダウンは多い
場所特定は多くの道標でわかりよいだろう

 
殿尾山は入り口に案内が有り山頂は見晴らしも無く山名板も無い
 コバのミツバツツジと書かれた案内が一枚あった。

展望台などが作られ、大阪湾が綺麗だ
  
何時もの事だが、後少しが疲れだすが、靴紐を閉めすぎて足が靴擦れだ
それでも紐を直さず、男だ男だと我慢するバカタレがヨタヨタと歩く
三角点お菊松を尋ねるが見晴らしは無い
少し南下の鉄塔が見晴らしがいいのだろう
 
三等三角点 お菊松
北緯 34°20′16″.9699東経135°19′14″.8356 標高354.34 選点明治36年4月26日
所在地大阪府泉南市新家5033の2 
縦走路に下りお菊山を目指す
  
どの分岐も案内が確実で道もはっきりと有り、現場で道標を見落とさない限り目的地には行けるだろう
分岐があまりにも多く記憶できなかった
お菊松が有ったと言う於菊山、地理院はお菊松と記す
ハイカーはお菊山と記すが、山頂にスイセンが植えられているようだが、ここは公園?
 泉南市観光協会は
非業の死を遂げた豊臣秀次の娘お菊は、家臣の手によって逃れ、現在の阪南市に住む豪族の娘として育てられます。成人して紀州の代官と結婚したお菊は、大坂夏の陣で豊臣方についた夫のために密使を引き受け、大坂城までの道中、男装しようと髪を切り落としそれを松の木の根元に埋めたとされています。その松があった場所に、現在では石碑が建っています。と有る
夕日が美しく輝きだした
林道に下る手前に四等三角点、於菊山がある
四等三角点名 於菊山 標高285.9
 
林道に下り
  
最初は舗装路だがダートに成り、堀河ダム堰堤を渡る頃は薄暗かったが、道の駅さくらの里につく頃はドップリと暗くなっていた。
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