大峰奥駈道
二蔵小屋から大天井岳、山上ヶ岳
下山はレンゲ坂
マッチャンと
2009/09/20
コースタイム
二蔵小屋6:30-大天井岳7:30-五番関8:30-洞辻茶屋10:30〜10:50大峰山寺12:08〜13:25レンゲ辻13:48
レンゲ辻登山口14:45-大峰大橋駐車場15:10
大峰縦走の朝は早いが、ショウタン、マッチャンはユックリユックリ、
最後に50kgボッカの青年がやはり朝からご飯を炊いている。ショウタンはパンとコンビニオムスビ、賞味期限は切れてはいるが気にしない気にしない。
ショウタンは紅茶党だ、それを知ってマッチャンは少し甘い目の紅茶を入れて下さる
嬉しいね
で、まったりと、6時30分に大天井ヶ岳に向かう

 

小屋前の道を登るが水場や巻道に入らないように、大天井ヶ岳の登り口は踏み跡が薄い
今日の大天井ヶ岳までのコースは冬にカアチャンと登った記憶が鮮明にある。
何せ、急登で大汗を流した事を思い出す
道はダンダンと険しくなり、今ひとつなのは登山道横にモノレールが走っていることだ
  
途中の見晴台で先発者が景色を楽しんでいた。吉野の尾根や四寸岩山が美しい
小さな岩場を登り、汗が顔から落ち出す頃に山頂が見えた。久々の山頂は少し木が多くなったようだ
山頂でマッチャンと記念撮影だがこの山は見晴しはそんなに良くはない
   
気になったのは山頂の桧に落雷の跡が、雷は桧が好きなようだ。大峰では桧に落ちていることが多い
少し休憩して、五番関に下山する。天気は最高だ、どなたかが小さな見晴台を作っていた。
これから行く大峰の山頂がよく見える
 
後少しで五番関、マッチャンの奥駈道が繋がる瞬間だ、少し遅れて五番関に下りた。
マッチャンは感慨深そうに五番関を眺めている。何やら嬉しくマッチャンと抱擁した。嬉しいね
五番関から古道を登った。古道の方が登山気分が出る。鍋カツギ行者堂手前で出合うが、最近この道の利用者も多いようだ

  
旧道は五番関のお堂裏手から右に入る
 
かって知った奥駈道、見事なブナ林に見とれ、大所山や、勝負塚山の分岐を見て洞辻茶屋に向かう
   
洞辻茶屋で休息するが、女人禁制を良しとは考えないショウタン目ざとくビキニのポスターと役行者が並んだのを見つけ、
無無無 にゃっと笑う
マッチャンにビールをご馳走してもらい、ゆで卵を頂いて、鐘掛け岩に向かうが、ここの行場は巻登った
  

  
西の覗き行場では、子供がつり下げられていた。親に孝行するか ハイハイ、と子供が必死で答えていた

  
山頂まで一登り、いつもより参詣者は多い、私も線香を供え山の無事を感謝した
三角点を踏み、お花畑で久々のラーメン定食、最高の見晴しと最高の仲間、気分の悪いはずはない
笹原に寝ころぶと、虫がヤキモチを焼いたのか、アノ、カメムシが私に屁をへりかけた。オー臭い

  
下山はレンゲ辻からレンゲ坂を下る
いつも出会う人などいないが、ちらほらと人が目立つ、
  
レンゲ坂は足下が今ひとつ、若いマッチャンはスピードがある。マッチャン待ってと汗を流すが、ここをマッチャンと下るのは二回目だとすっかり忘れ、あー年だなー
    
林道に無事下山、先行者が林道に座り込み、初めてだったのだろうか、お互いを褒め合っていた
大峰大橋まで林道歩き、ショウタンの頭に描く尾根登りをマッチャンに話、ここなら登れるだろうと自信を付けた

大峰大橋から五番関トンネルを越えて吉野に、21日は行仙宿に清掃と水運び、丸太揚げに、砂揚げにと向かうマッチャンに見送られ、帰路についた
最高の天気と、最高の仲間、そして魅力多い大峰山脈は私に多くの宝を持たしてくれる
又、本宮からの奥駈けにも挑戦したい物だ

 
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