大峰山、山上ヶ岳、一等三角点大峰山上
2011/09/13
単独

大峰大橋08:20-レンゲ辻登山口08:45-レンゲ辻10:25-大峰山11:20-山上寺11:25〜11:40
鐘掛岩12:10-堂辻茶屋12:32〜12:50-大峰大橋P14:02
総時間 5時間42分
台風12号は紀伊半島の山や谷を壊し、山や村に大被害を起こした
被災された方や、亡くなられた方にお悔やみやお見舞いを申し上げたい
そんな中、天川村のホームページに、大峰山と稲村ヶ岳が登山可能と出た
大峰山系の秀峰、山上ヶ岳にレンゲ辻から登り、大峰山上権現に災害の早期復旧を願った
  
清浄大橋、(大峰大橋)から堂辻茶屋の参道は被害がないとHPに出ていた
気になるのは、レンゲ辻からの登山道、山抜けや道の流失で、通行が出来ないかもと、フル装備でレンゲ辻から、大峰山に向かった
  
レンゲ坂の登山道は一時期整備されたが、その後は荒れ放題、台風や大雨で年々痛みが目立つ
今回こそ、大崩落が有るのではと、心配しながら登ったが、枯れ沢に水が出たのか、その付近で道がガレ、登山道を埋めたり流したりしているが、道標や鎖は無事だ
少しは荒れてはいるが、徐々に踏まれ、道が固まって行くだろう
  
レンゲ辻の結界門から、山頂までは、木が2〜3本倒れていたが、登山道を塞いでいない
いつものように、見晴しの良い小道に、小さな秋を感じることが出来た
  
  
左手に日本岩を見て、山頂周回路に出る
湧き出岩の山頂横には、一等三角点、大峰山上が鎮座する
  
選点は、明治20年9月と一等三角点としては新しい方だ
現在の点石は、昭和60年9月に埋標修覆された物だ
方向は真北に向けられている。磁北と少しずれている
北緯34°15′08″.6056 東経135°56′27″.8083 標高1719.34
所在地は奈良県吉野郡天川村大字洞川字神童子
所有者は洞川財産区の私有地だ 
  
大峰山寺で災害の早期復旧と、怪我人の平癒や、行方不明者の無事を願った
下山は、稲村経由や五番関下山を考えたが、何やら体調がかんばしくない
そのまま、大関橋駐車場に下山した
  
登山道は、ほとんど痛みが無い、
鐘掛岩は登りオンリーになっているが、だれも登ってこない、鐘掛岩を巻き降り、洞辻茶屋で昼ご飯だ
日曜日なら出店にビールが売られているが 残念 店が閉まっている
 
 

お助け水で、水をグイと呑み、大関橋に向かったが、追い抜かれることはあっても、抜くことはない
普通に歩いているのだが、歩きが遅いのだろう
1時間32分で登った、あの若カリシ頃の体力はもうどこかに消えている
終盤に近づきつつある我が人生、後一がんばり、大峰の山々を楽しみたい者だ
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ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」